たかが受験です!みなさん落ち着いて100%の力を出し切ってくださいね!

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教室長ブログ

センター試験、いよいよ明日になりました。

今週末は大寒波が来るとのことで、午後から雪が降るとの予想です。公共交通機関・車での移動、いずれにしても余裕を持って行動してくださいね・・・と毎年の月並みなコメントで申し訳ございません。

さてタイトルの通りなのですが、全国的に緊張のあまり本来の力を出し切れずにセンター試験を終えてしまう生徒がいます。

しかしたかだかセンター試験だと思ってください。みなさんの人生がここで決まるわけではありません。人生のスタート地点に立つ前段階ですし、別に命が取られるわけではありません。

昨年ですが、西尾高校の文系学年1位の女の子がいました。もちろん第一志望は名古屋大学です。ですがセンター試験本番で700点くらいしか取れませんでした。彼女は意気消沈して志望を地方の国立大学に変えると言っていました。というのも、彼女はマークの判定は非常に優秀だったのですが、記述の判定がC~E判定だったのです。

無責任かもしれませんが私は『え?受ければいいじゃない。前期まであと一か月以上あるよ?死ぬわけじゃないんだし。』と言いました。

そして、『その代わり二次対策は毎日10時間以上やってね。』とも付け足しておきました。

結果として彼女は名古屋大学の経済学部に合格しました。

そしてこんな生徒もいました。

同じく西尾高校の理系トップ。第一志望はこれも同じく名古屋大学の医学部。センター試験は大成功して830点以上を取ったのですが、肝心の前期試験で体調を崩し不合格。本人の頭の中には名古屋大学しかなかったのですが、そこから気持ちを切り替えて中期日程で地方の国立大学の医学部医学科に見事合格しました(私は特に言葉はかけませんでした。本人の決断です)。

先日夏休みで彼女が帰省した時に挨拶に来てくれたのですが、本人は今の学生生活に大満足していました。北陸地方の大学なのですが、『田舎の生活が私に合っていたみたいで毎日がとても楽しいです!』と言っていました。

生徒諸君、心配しないでください。明日のセンター試験は、みなさんの長い人生のスタート地点に立つか立たないか、くらいのものです。別に失敗したところで死にはしません。大学に行けば分かりますが、浪人した学生も留年した学生も、中退していく学生もたくさんいます。

だから手を抜いていい、と言っているわけではありません。ただ、本番はもっともっと先にあるのです。今まで頑張ってきた諸君なら、明日の結果如何で人生が左右されることはありません。失敗したとしても、いい方向に進んでいきます。

だからどうかリラックスして、今まで頑張ってきたもの全てを出し切ってきてくださいね!

全ての受験生がベストを尽くせるよう祈っています。

 

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・・・とここからは雑談になってしまうのですが、私は最近学校通いを始めました。英語教育に関わる学校で、ネイティブスピーカーの指導をみっちり

朝から夕方まで受けています。

 

先日のブログで少し触れましたが、今後の日本の英語教育は劇的に変わっていきます。今までの受験英語一辺倒では絶対に対応できなくなります。

ちなみに私ですが、受験英語は大好きなのですが、話すとなるとほとんど何も出てこない状態でしたが・・・、今は何とか日常会話くらいは問題なくできるようになりました。当たり前ですが、ネイティブスピーカーはまったくこちらに合わせません(良い意味で)。3秒以内に何かしらの反応をしなければ、どんどん置いていかれてしまいます。

そんなわけで、今はいわゆる『生きた英語』を学んでいるわけですが、私は何も受験英語の全てが悪いと言っているわけではありません。

全てはバランスだと思っています。

確かに日常会話だけなら、文法をそれほど重視しなくてもよいかもしれません。海外にいきなり飛び込んでいってもある程度は話せるようになると思います。

しかし巷で言われてるような『聞くだけで英語がペラペラに!』『三か月で英語を完全にマスター!』などということは絶対に起こりません。

文部科学省が目指しているのは『英語でディベートができるレベルの若者を育成していく』レベルなようですが、そのレベルに達するには当然それ相応の努力と苦しみを伴います。

 

そんなわけで、今は一日英語を8時間、数学を2時間毎日みっちり勉強しています。

とはいっても別に自慢しているわけではありません。なぜだか分かりませんが、この年になると学ぶことが本当に楽しいと感じる毎日です(中高生の頃のの自分からは想像もつきませんが・・・)。

 

そして何よりも、この学んだ経験を生徒たちに返していきたいと思っています。

この辺の話はまたいつかできればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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