英単語をどうやって覚えていくか??
これは受験生の永遠のテーマですね・・・。
でも心配しないでください。
みなさんの先輩方も・・・それこそお父さんお母さんも通ってきた道です。
あなただけではありませんよ!
これについては正解はありませんし、今ではインターネットで何でも調べられます。
その中から自分に一番合ったやり方を見つけてください。
ひたすら音読する、
長文で出てきた単語をその都度その都度覚える、
単語帳をひたすら周回する、
とにかく書いて覚える、
とにかく音読する・・・
この中にあなたに合ったやり方があるかもしれないですし、あるいは全部やらないといけないかもしれませんし、もしかしたら他のやり方があるのかもしれません。
ちなみに私個人ですが、私は英単語を覚えるのがあまり得意ではないので、ここに挙げた全てを毎日実践しています。
普段はTOEICやTOEFLの英単語帳を使っていますが、受験シーズンの6月からは以下の4点に切り替えます。
左から『ターゲット1900』『ターゲット1000』『速読英単語(必修編)』『リンガメタリカ(難関大対策)』です。
え!4冊も!!と思われたかもしれませんが、毎日少しずつやっていくので1日の所要時間は1時間前後です(私は毎年やっているので慣れてしまったというのもありますが・・・)。
ちなみにノルマは
ターゲット1900⇒30単語
ターゲット1000⇒10単語
速読英単語とリンガメタリカは1長文ずつ(所要時間は合わせて5分くらい)
これを絶対に毎日やる!と決めています。
さてせっかくなのでもう少し具体的なやり方を紹介してみようと思います。
ターゲットなどはシンプルな単語帳なので、これを機械的に暗記してもあまり有効とは言えません。
例えばターゲットの1ページ目。
【involve】という単語があり、意味は『を関与させる』と載っています。
『関与する』、ではなく『関与させる』というのがポイントですね。
細かい説明は省くとして、つまりこの【involve】という単語は、interest bore excite surprise のような、感情系の『~させる』という他動詞であることが分かります。
ちなみにこの説明はターゲットでは割愛されています。
みなさんもご存知のinterestという動詞は『興味を持つ』ではなく『興味を持たせる』という意味なので、
『私は野球に興味があります。』を英文にすると、【I am interested in baseball.】と受動態の形になります。
×I interest in baseball. ではないということですね。
いや・・・そんなの当たり前やん・・・と思うかもしれませんが、これが馴染みのない【involve】や【apply】になると話が変わってきます。
この2単語も【interest】と同様に、受動態の形になって初めて【Sが~する】という意味になるのです。
写真では見づらいので、このターゲットに載っている例文を紹介します。
Some parents are actively involved in their children’s education.
(子どもの教育に積極的にかかわる親もいる。)
親(主語)⇒関わる(動詞)⇒子どもの教育に(目的語)
何名かの生徒はこの例文をシンプルに受動態だと考え、(ある親は子どもの教育から積極的にかかわられている)と訳してしまいました。
当然のことながらそうなるとまったく違う意味になってしまいます。
これはターゲットに限らず、みなさんお手元の単語帳は単語の意味だけではなく、掲載されている例文にも目を通し、正しく訳ができるかまでを確認してください。
そしてその例文の中で発見した分からない単語も、その場で必ず調べる習慣をつけていきましょう。
私の場合ですが、日本語訳を見ながら英文をノートに書き、それを英検1級講師の都築先生に添削してもらったりしています。
…左上の『3日さぼったので本日90単語』が痛々しいですね・・・。
当然のことながら、できなかった分は必ずやらなければなりません。
そしてついでに、授業で使えそうな文法事項は付箋でチェックしておきます。
これは約束しますが、ここまでやればほうっておいても絶対に覚えますよ!
そしてここまで深堀りできるのも、夏前の今くらいしかないんだと認識しておいてください。
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