生徒と先生の相性(保護者様へ)

先日ご入会いただきましたご家庭のお母様と話していた時、ふっと昔のことを思い出しました。

 

 

『どんな先生なんでしょうか?』

 

 

これは本当に大切なことなので、(当塾に通っていない生徒の保護者様も含めて)改めて意識していただけたらなと思います。

 

結構昔のことです。

まだ山口が西尾にいなかった頃の話になります(だから本当にかなり昔の話になります)。

その塾は東大や京大、筑波大学や早慶出身の社会人講師がいるような学習塾でした。

予備校ではなく、普通の学習塾だったので、もちろんそんな高学歴社会人講師ばかりではなく、学生の講師も多数在籍していました。

 

 

その中で中学生の成績を一番上げていたのは・・・

実は中堅どころの私立大学に通っている、女性の現役大学生講師でした。

しかも彼女は数学が大のニガテだったのです。

 

 

さて、誤解のないようにお伝えしておきますが、東大・京大・筑波大学、早慶上智出身の社会人講師は極めて優秀でした。

例えば医学部医学科であったり、彼らと同じような東大・京大・早慶上智を目指しているような受験生には、彼らのような高学歴社会人講師の教務力が絶対に必要でした。

 

 

ただ、中学生の指導となると、彼女には誰も勝てなかったのです。

その学生講師に話を聞いてみたところ、

『私は自分を中学生と同じ目線まで下すことができるんです。それは東大卒の社会人講師にも負けません。それに数学がニガテだからこそ、ニガテな思考でどうやって正解に辿り着くかを一緒に考えて教えることができているんだと思います。』

 

なるほど・・・。

確かに東大卒の社会人講師は、中学生には指導しづらいと言っていました。

『難解な問題ならいくらでもWELCOMEなんですけどね・・・。中学生にはどんな指導をやって、どんな宿題を出せば良いのか正直分からないんです。』

ただ、この先生は東大京大の二次の問題だろうが、医学部医学科の問題だろうが、全て涼しい顔で解説していましたが。

 

 

さて山口は、社会人講師の良しあし、学生講師の良しあしを言いたいわけではありません。

当たり前の話ですが、生徒と先生には相性がある、ということです。

 

高学歴の社会人講師でも、中学生の指導となればその学力が逆に足かせとなる可能性もありますし、『旧帝大や早慶上智を目指しているんです!』という受験生を、学生講師が担当することは相当厳しいでしょう。

集団塾や映像授業では、先生の相性などはこちらから選びようがありませんが、当塾に限らず個別指導の塾では、『生徒と先生の相性』は重要な選択の基準となります。

 

ですので、当塾に限らずですが、個別指導塾にお子さまを預けている保護者様は、必ず塾の様子や先生がどんな先生なのかをしっかりと聞いてあげてください。

帰りのお車の中で、雑談程度でいいです。

『今日の授業どうだった?』

『先生ってどんな先生なの?お母さんにも教えて?』

くらいで結構です。

 

・・・とかくいう山口も、たま~に『山口先生はちょっと・・・』と言われてしまうことがあります。

山口はこんな感じで暑苦しいので(若干熱血寄りです)、おしとやかな感じの女の子を担当するとたま~に『先生を代えてください。』と言われることもあります。

 

でもこれ・・・大切なことですよね?

生徒が100人いたら、同じ生徒は1人としていないように、先生だってもちろん同じです。

うちのような完全1対1の塾では、生徒と先生の相性は何よりも大切です。

(なんかあの先生、ちょっと合わないんだよな・・・)と思いながら受ける授業よりも、(この先生についていきたい!)と思える先生の授業を受けた方がいいことは、考えるまでもないことです。

 

でもお子様の方からそれを発信してくれることはあまりありません。

ですからお父様やお母様から、塾の様子や先生のことを聞いてあげてくださいね。

 

 

 

さて、9月に入りましたがまだまだ暑いですね・・・。

 

 

今日午前中、元気にジョギングしてきました。

西尾市内の中高生諸君は、体育祭や学際の準備などで大変だと思いますが、体調を崩さないように気を付けてくださいね!

何よりも健康第一ですよ!

 

本日も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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