1対1と1対3の違いは??
こんにちは!
本日は西高祭公開日、山口もチラッとだけ顔を出しましたが・・・生徒たちのエネルギーに圧倒されました。
これだけのものを高校生の力だけで作り上げるということに、単純に感動してしまいました。
みなさんおつかれさまです。
さて、先日ご入会いただきましたお母様より、ご質問をいただいたのでお答えさせていただきます。
『1対1と1対3では何が違うのか?』
実はこの質問、本当によく頂戴しますので、実はこのブログで取り上げるのも3回目だったりします。
しかしいかんせん、山口がブログを更新するペースが多すぎるので、過去のものはすっかり埋もれてしまっております・・・。ですので、定期的にご紹介させていただけたらと思います。
ですので、『前にも見たよ!』という方はこのまま閉じていただいて構いません。
それでは本題に入ります。
先に申し上げておきますが、1対1と1対3はまったく別物であるということです。
そしてそれぞれに一長一短がありますので、どちらかが優れていて、どちらかが劣っているというものではありません(もしも完全な優劣が存在するのであれば、世の中の学習塾は1対1、もしくは1対3のみになっていることでしょう)。
まず1対1ですが、言うまでもありませんが生徒1人対して、先生が1名ついて指導します。
完全1対1ですので、生徒一人1人の弱点に合わせて、その子のためだけのカリキュラムを組んで指導していくことができます。
例えば数学がニガテな生徒がいたとします。
数学がニガテと一言で言っても、何がどうニガテなのかは人それぞれですよね?
その子が中学3年生だとして、これから学校や集団塾では二次方程式の利用問題の授業が始まり、中間テストが終われば二次関数の利用、相似な図形と進んでいくわけですが、そもそも一次方程式の利用問題や、一次関数の利用が理解できていなければ、これから受ける授業は何も理解できないまま進んでいくことになります。
そういった場合に、その子のためだけに弱点を遡って指導をすることができるのか1対1の大きなメリットです。
またその逆も言えます。
例えば当塾では、医学部医学科や、早慶上智や旧帝大を目指している塾生がいますが、彼らは逆に学校の授業よりも遥かに先のことをやっています(一番進んでいる塾生で、中学2年生と3年生の生徒がセンター試験の課題に取り組んでいます)。
これも1対1でしかできないことです。
デメリットはというと、やはり一番はお月謝です。
例えば1時間、1人の先生がつきっきりで1人の生徒を指導するとします。
当たり前の話ですが、1対3であれば、同じ1時間という指導報酬を3人の生徒さんの指導料で分けることになりますので、必然的に1対1の方が割高になってしまうのは否めません。
そしてもう1つは生徒と先生の相性です。
60分120分と、先生がつきっきりでつくことを想像してください。
もし自分にとって(この先生とは何か合わないな・・・)と感じた時、高い学習効果が得られるでしょうか?
恐らく得られないでしょう。
この2点を解消するために、当塾ではまず広告費を全てカットしております。
このブログを読まれているみなさんで、当塾のチラシを見たことがあるという方は恐らく1名もいないはずです。
なぜなら宣伝広告を一切やっていないからです。
いや・・・実際のところちょっとだけやったことがあるのですが、まったくそこからはお問合せがなく、ほとんどが口コミや紹介でお電話いただいていたので、早々にやめてしまったのです。
効果がないものにお金をかけるのであれば、お月謝を下げたほうがいいですからね。
プラス当塾では、自習室を毎日完全開放、質問も100%社会人講師が対応できるようにしていますので、毎日塾に通えるような環境を整えております。
そしてもう1点の生徒と先生の相性ですね。
これについても定期的に三者面談を実施しております。
それにより学習の進み具合の確認だけでなく、ご家庭でしか分からない塾や先生に対する感想などをしっかりとヒアリングしております。
1対1のメリットデメリットはこういったところでしょうか?
さて、ちょっと長くなってしまいましたので、続きはまた次回ご紹介させていただきます。