英語の点数が20点以下だった山口が100点を取れるようになった方法(中学編)
怪しい!
のっけから怪しさ満点ですね(笑)
そう・・・書店にあるいかがわしい『聞くだけでネイティブ並みの・・・』とか『TOEIC200点未満から3か月で950点・・・』とか『10時間で高校英語を全てやり直す・・・』みたいな怪しさですね。
でも本当です。
そして約束しますが、必ず誰でもできますし、やれば絶対に効果が出ます。
ただしこれも約束しておきます。
当たり前ですが、やらなきゃ効果なんて一切出ません。
そしてそれをやるのはあなた。
学校の先生でも、塾の先生でも、お友達でもない。
あなたです。
さて、それでは本題に入ります。
最近から山口のブログを読み始めたみなさんは分からないかもしれませんが、山口は中学校3年生になるまで内申点20未満、全ての教科が20点を下回っていました(もちろん100点満点で)。
本当に下から数えた方が早い・・・というか実際にビリを取ったこともあります。
とにかく頭の中は『ゲーム』と『野球』と『遊ぶこと』。
誰に何と言われようと、勉強のやる気なんて一切起きませんでした。
そんな山口をやる気にさせたのが、ある日出会った尊敬する教師・・・、とか言いたいところなのですが実はそんなことはなく、母親が言った『次のテストで10番以内に入ったらプレイステーション買ってあげるから。』でした。
子供なんてそんなものです(笑)
とはいえ、学年でビリの子が10番以内(山口の中学校は、学年250人くらいでしたので、こちらだと西尾、一色、吉良、平坂中くらいですね)なんて入れるわけがない。
特にニガテの英語!
三単現も分からないのに、現在完了形なんて理解できるはずがない!
そこで山口が編み出した秘策が・・・カンニングでした。
いや!ちゃんと最後まで読んでくださいね!
ちゃんと良いところに着地しますので!
一口にカンニングと言っても、机に教科書の内容全てを書き込むわけにもいきませんよね?
そんなのすぐにばれてしまう。
そこで山口が編み出した必勝法が、『とにかく例文を暗記する!』でした。
やり方はこうです。
(1)まず、テストで出るぞ~と言われていた範囲の英文を書き出す。
(2)文法は一切無視!とにかく100回声に出す!(所要時間3分)
(3)その文章の単語の頭文字だけを書き出す。
※ちなみにカンニングで使うのは一番下の『Hyesal?』です。
このフレーズだけを机に書き込もうと考えていました(実際には書き込む必要はありませんでした)。
(4)まったく同じ文章を、動詞や目的語を自分なりに変えて書いてみる。
ちなみにみなさんやってみてください。
1フレーズこれをやるのに10分もかかりません。
しかも文法一切無視!
【現在完了形には①継続 ②経験 ③結果・完了 の三つの意味があって、have +動詞の過去分詞で表すことができる。②の経験・結果は『~したことがある』という意味になり、haveと主語を入れ替えると『~したことがありますか?』という疑問の意味になる】
うん!
分からなければ理解する必要も覚える必要もありません!
もちろん理解することがベストですし、そのために学校や塾の授業があるわけです。
でも当時の山口は、学校の授業を聞いてても、参考書を何度読んでもさっぱり理解できませんでした。
だったら覚えてしまえばいい。
そんな感じで、プレイステーションが欲しいあまりに、効率のよいカンニングの方法を追求していたら、いつの間にか教科書に載っている短い英文は、ひとつ残らず全部覚えてしまっていました。
・・・という話をすると、中学生くらいの男の子は『え~、それは山口先生が元々記憶力よかったんでしょ??』とか、『おれ、部活で忙しいしそんな時間ないもん。』などと返ってきますが、だまらっしゃい!
おまんは『マツハヤ 江迎店』の元店長さんですか?(ググらないでね!)
【お客様の声カード】
お客様の声 『生鮮食品がいつも期限切れギリギリのものが置いていて、野菜なども変色しているものがそのまま置いてあります。何とかなりませんか?』
元店長 『申し訳ございません。スタッフも全力で対応しているのですが、なかなか業務が重なってしまった時は対応が難しいこともあるようです。』
山口は小学生ながらに思ったものです。
(あれ??店長さん謝ってはいるけど、どういう風によくしていこうとしているのか答えてないぞ??)
そう、実際にやってみてください。
上の例文で取り上げた【Have you ever seen a lion?】を1分間で何回言えるか。
ちなみに山口は大人げなく、今本気でやったら55回言えました。
まあ少なくても30回は言えるでしょう。
そうすると100回声に出すのも、3分もあればできてしまうわけです。
ということは、同じことを20個の例文でやろうとしても、1時間くらいでできますよね?
まあもちろん途中で休憩などは挟むでしょうが、何が言いたいのかというと、
①文法なんか分からなくても例文は覚えることはできるし、
②かかる時間もたかが知れている
ということです。
厳しい言い方をすれば、『この程度のことはやりなさい』ということ。
誓ってもいいですが、中学生で英語がニガテだと言っている諸君、これくらいのこともやってないでしょ?
だまされたと思って、今日一日だけでいいから、たった一つの文章でいいから『100回声に出して、もう無理だと思うまでノートに書く』をやってみてください。
絶対に覚えられます。
その覚えたフレーズが2つ…3つと増えていくことで、あなたの力になるのです。
そして必ず英語の成績は格段に上がることを約束します。
ただね・・・。
もちろん楽ではない。
楽ではないけど『努力さえできれば誰でもできること』でもあります。
かくして山口は、そんなことを延々と繰り返していたら、全ての文章を覚えてしまい、結局英語でカンニングすることはありませんでした。
そして念願のプレイステーションゲット。
さあ中間テストでつまづいたみんなも大丈夫!
期末テストまであと1か月以上あるよ!
英語がまったく分からない・・・点数が取れないと悩んでいる諸君、結果は必ず約束するので毎日2時間、全力でやってみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。