山口のやる気を削いだ母の言葉 ベスト3を発表します

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教室長ブログ

Rくん 『先生、昨日ブログ読んだんだけど、おれも英検2級とらなかんや~?』

 

ん・・・?

いや、全然そんなことないよ!

 

昨日、中学2年生が英検2級に合格したという話をしましたが、人それぞれ。

そりゃあみんながみんな合格したほうがいいのかもしれませんが、そもそも英検2級は高校生2年生くらいの英語力が必要となります。

とてもじゃないですが、帰国子女でもない限り、本来中学生が取れるようなものではありません。

彼の場合は非常に高い目標がありますので、それに向けて自主的に努力を重ねてきて、自主的に受験したのです。

 

目標は人それぞれ。

自分のペースで、自分の基準に責任を持って頑張ってくださいね。

 

 

・・・そもそもそんなこと言ったら、山口なんて中学3年生に英検4級を受験して、しかも不合格でしたからね・・・(ここだけの話)。

そんな自分が今では、関関同立やG・MARCHの英語を教えていたりするのですから、人生って本当に分からないな~と思います。

 

 

 

 

さて!

それでは本日の本題に入りますね。

 

もうズバリタイトルの通り、全国のお母様方に読んでいただきたい、『子どものやる気を一気になくさせる』そんな言葉を紹介します。

いや~山口も子どものやる気をいかにして出させるか?みたいな本を何十冊と読みました。

 

 

今でもデスクの引き出しには、こんな感じで厳選された書籍が並んでいます。

 

でもまあ山口実体験してますし、それを話した方が分かりやすいかなと思います。

 

 

それでは早速発表しますね!

 

3位 『あんたのためば思うてゆうとるとよ?大人になったら後悔するとやけんね。』

《訳》『あなたのためを思って言ってるのよ?大人になったら後悔するからね。』

 

2位 『あんたさっきからゲームばっかりしよるけど、いつになったら勉強するとね?』

山口 『今からしようって思っとったと!』

《訳》『あなたさっきからゲームばっかりやってるけど、いつになったら勉強するの?』

山口 『今からやろうと思ってたんだよ!』

 

1位 『あんたのそがん成績じゃ、行ける高校や大学はどこもなかけんね!』

《訳》『あなたのそんな成績では、行ける高校や大学はどこもないからね!』

 

 

 

う~ん・・・いや!これ全部1位ですわ!

今となっては父や母には感謝の気持ちしかありませんが、子どもの頃というのはそんなことまったく分かりません。

以前お話しましたが、いつかの面談で、『ぼくは将来国土交通省に入りたいと思っているので、そこに強いパイプを持っている京都大学へ行きたいと考えています。』と言った岡崎高校生がいましたが、彼のような例は稀です。

 

経験していない社会のことなど分かるわけがないので、ほとんどの中高生にとっては将来の就職の話などはまったくもってピンとこないのです。

したがって学習の動機になどなるはずがない。

 

 

もちろん、上で紹介した母の言葉は普通に考えて正論ですし、将来の目標をはっきりと持って、そのために頑張っている中高生はもちろん素晴らしいのです。

 

 

だけどやっぱり子どもですから。

 

 

 

これも少し前に話しましたが、山口が本気で勉強を頑張ろうと思ったのは、『学年で10番に入ったらプレイステーション買ってあげる。』でしたし、もっと言えばその時のテストですらカンニングしてます。

 

内申点20で5教科の合計点が100点くらいの山口が、1回のテストで学年10番以内の成績なんて取れるわけがない。

 

ただ、本当に学年10番以内に入ってしまい、その時の個票を母が嬉しそうに額に入れて飾ったとき、(おれはなんてバカなことをしてしまったんだ・・・)と、言いようもない罪悪感にかられたのです。

 

 

本当の本当の意味で、勉強を頑張ろうと思ったきっかけはこれでした。

 

 

そこから1日10時間の勉強を自主的にできるようになったのです。

 

 

 

子どものやる気のきっかけなんて、何か分かりません。

 

 

一人1人、全員が違うのです。

 

 

 

今まで『勉強勉強』

『将来のため将来のため』

『Aくんは○○高校を受けるのにあなたときたら・・・』

と言い続けてきたお母さん、ちょっとだけ考えてみてもいいかもしれません(もちろん、ご家庭の教育方針というものがありますので、山口がそれを押し付けることはしません)

 

 

でもね・・・、褒められず、できていないところばかりを言われ続けられて、自己肯定ができなくなってしまった子たちを何人も見てきました。

彼ら、彼女たちはみんな一生懸命なんです。

好きで悪い点を取っているわけではない。

彼らは(○○高校に行かないと、ぼくは価値がない人間なんだ)と心の底で思っています。

そしてお父さんお母さんの期待に応えたいと一生懸命なんです。

 

 

お父さんお母さんの期待に応えないと、自分は価値がないんだ

 

 

そう考えるようになると、途中でどれだけ努力しても結果が出ないと意味がないと考えるようになります。

 

 

もちろん結果は大切です。

 

 

でもその大切な結果を出すために、その過程にある努力することの大切さを根気よく伝えてあげないと、子どものやる気なんてどんどんなくなるばかりです。

 

 

・・・と偉そうなことを言ってしまいましたが、飽くまでも山口の実体験なので、少しでもご参考になれば幸いです。

そんなわけで次回は、『山口のやる気を削いだ教師の言葉』をご紹介させていただきます

 

 

 

 

そんな担任制指導のFIXですが、現塾生の冬期講習が決まってきましたので、いくつかのコースは埋まってしまいました。

 

中学生全般は受験生を含めましてまだまだ空きがあります。

 

締め切ってしまったのは『国公立大学受験理系科目』『早慶上智英語』『大学受験古文漢文』です。

これらについては現講師のスケジュールが全て埋まってしまいましたので、今年度はご対応できません。

 

英語担当の都築先生の枠も『残りあと1枠』となっております。

 

最後にキャンペーンの内容ですが、

1.完全1対1のマンツーマン指導 無料2コマ付与

2.中学高校1、2年生は加えて自習室を2週間無料体験(もちろん質問対応もご対応いたします)

3.入会金、教務費無料

 

となっております。

お問合せフォームからでも構いませんので、お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

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