燃え尽きました・・・
こんばんは!
明日からは(正確には今日から)当塾はお盆休みに入ります。
休み前の夏期講習の授業が終わり、資料を整理していたのですが・・・今年は帰省できなさそうです。
そうなんです。
手前みそながら当塾の授業、準備から授業、授業終わりの資料整理まで、とにかく一回の授業にかける時間も労力も桁違いなのです。
1時間の授業に対して1時間準備することはザラだったりします。
そんなわけで、当塾に一番通ってくれている塾生、彼1人だけでこれだけの量の情報がたまっております。
・授業のカリキュラム
・その日指導した内容
・指導した結果、発生した確認事項
・志望校に対してどんな学習が必要なのか
等々、その生徒のためだけの必要な情報を、毎回毎回資料として残していくのです。
『今日は一次方程式、やったから、次回は利用問題やるよ~。』的な杓子定規なカリキュラムに則った授業は一切やりません。
・・・というわけで、塾生達の夏休みの授業や夏期講座の資料整理のため、規制は年末に持ち越しです。
でもまあありがたいですし、とても嬉しいです。
塾生達の成長を感じられるこの瞬間が、一番疲れを忘れる嬉しい時間です。
そんなわけで、数時間前に終わったお盆休み前の最後の授業ですが、西尾東高校の3年生の女の子の授業でした。
先月入会してくれた塾生で、実は前職の塾でも通ってくれていた生徒なのです。
本来であればご入会をお断りさせていただくところなのですが、その生徒も前職の塾をやめて2年以上経っているとのことで、入塾していただきました。
なんというか・・・うまく言えないのですが、身の引き締まる思いです。
前の塾ではなく、当塾を選んでくれた、単純にそのことを嬉しく思いますし、絶対に第一志望に合格させてあげたい(させてあげるという言い方には語弊がありますが)と思います。
もちろん、全員に対して同じくらいの熱量で思っていますからね!
そこは誤解なきよう!!
ただ毎回思うのです。
この子にしてもかなり真面目な性格で、理解力もあるのに、成績がそこに伴っていないのです。
どこの高校の先生も、『うちがしっかりと授業をやりますから、塾なんかに通わせなくていいですよ!』みたいなことを言うわけですが、正直(よく言うよ・・・)と思うことが多いのです。
生徒がやる気がないなら話は別です。
でも生徒の側がやる気もあって、毎日勉強を頑張っているのに成績が伴っていないのだとすれば、それは教える側の責任でしょうと思うのです。
もちろん、山口が高校の先生だったとしても、同じことを言うと思います。
まさか、『集団授業ではフォローできないこともありますので、その点については塾などで何とかしてください。』なんて言えませんからね・・・。
でもその辺私立の中学校や高校は逆にフレキシブルで、『君たち塾に行ってるよね??』のスタンスでどんどん前倒し気味に授業を進めていきます。
その良しあしは、学ぶ側が選択することですので、どちらが正しくて、どちらかが間違っている、なんてことはありませんが、ただ指導させてもらう側としては、無責任に『塾なんか行かなくても成績は上がりますから!』なんて言ってはいけないと思うのです。
ちなみに山口が高校の先生だったら、集会や放課では『塾なんか行かなくていいぞ!』と言いつつ、個別に生徒を呼び出して、『○○は数学や国語は間に合うけど、英語だけは厳しいから塾に行きなさい。』とこっそり伝えます(笑)
それはさておき、その塾生の授業ですが、残りの期間がを考えてかなり厳しめのカリキュラムを組んで指導させていただいていますが、元々頑張れる子なので、どんどん吸収してくれています。
もちろん、理解するだけでなく、それをアウトプットできるだけの演習をこなし、単語やイディオムを覚えていって初めて得点につながっていくので、すぐに結果に出るわけではありませんが、山口個人としてはかなりの手ごたえを感じています。
まあでも毎回同じことを言いますが、結果が出るのは全て生徒が頑張っているからですね。
正直完全1対1なので、理解はできないはずがないのです。
1対1で分かりにくいのであれば、もはやその授業は受ける必要がありません。
でもその理解したものを明日、1週間後、1か月後、1年後、受験本番までしっかりと覚えておき、結果を出すためには、本人の努力なくしてはできないことなのです。
分かりやすい授業をする、ニガテなところはしっかりと把握しておき、定期的に確認をする、何度も何度も計画を修正する、・・・これらはもちろん教える側が当たり前にやるべきことですが、肝心の塾生がそれに真剣に応えてくれないと、どうしたって結果は出ないのです。
これはどこの塾でも同じことですよね。
塾に通っていることに満足せず、また惰性にならないよう、しっかりと自分の意志で学習する姿勢を作ってくださいね!
それにしても改めて当塾を選んでくれて、本当にありがとうございます。
何とお友達も連れて来てくれました。
おかげさまで、都築先生と山口の夏期講習枠は完全に埋まりました。
う~ん・・・正直なところ、できなくはないのですが、都築先生は家庭教師の方もありますし、山口は山口で質問対応の枠も確保しておきたいので、一旦締め切りです!