英単語学習法(絶対に覚えられますよ)
こんにちは!
(自称)単語王です!
この教室には残念ながら英検1級の都築先生がいるので、ナンバーワンというわけではありませんが、手前味噌ながら山口、結構単語強いです(自分で言うな!って感じですが・・・)。
今日はそんな山口の、英単語必勝法を紹介させていただきたいのですが、最初にお伝えしておきますが、単語の勉強法なんて千差万別です。
このブログでちょいちょい登場する元東大生の針本君、『書くスピードが自分の思考するスピードに追い付いてくれないから、文字を書いていると頭痛がしてくるんだよね・・・。』って言ってました。
う~んなんかかっこいい・・・。
そんな天才タイプはもちろん泥臭く書いたりする必要はありません。
ただし針本君は小3の頃から欠かさず、毎日3時間以上勉強していたとは言っていましたが・・・。
さて、英語は正しく学習すれば、必ず結果が出る教科です。
数学、物理化学と異なり、本当にやりさえすれば上がるのです。
ただし正しい学習法で学べばという条件付きですが・・・(そして巷で蔓延している間違った学習法で勉強してしまうと、その矯正にも長い時間と労力がかかってしまいます)。
話を本題に戻しましょう。
今日は山口の英単語の学習法を紹介させていただくわけですが、最初にお伝えしておきます。
山口、極めて記憶力が悪いです。
もう中年ですからね。
そりゃあシナプス全開の中高生のみなさんに比べたら、何かを学習するのにかかる時間も労力も2倍3倍かかります。
(あれ・・・?つい5秒前に『○○の動画観よう!』と思ってたのに思い出せない・・・)なんてことはザラですよ!
ただ、それでも大学受験程度の単語は全部暗記していますし、今は英検1級単語を学習しております。
まあ山口の場合、ありがたいことに受験生のみなさんに指導をさせていただいている身なので、当たり前といえば当たり前なのですが・・・。
話がそれましたがそれでは本題に!
本題に入る前にもう一度念押しです。
単語の暗記法なんて人それぞれです。
正解なんてありません。
このブログを書く前に、試しにネットで『英単語 暗記』で検索をかけたら、まあ出るわ出るわ、たくさんの学習法が出てきました。
中には、『時間をかけてはいけない!』『書いて覚えるのは無駄!』なんてものもありましたね。
さて、これは今山口の手元にあるパス単英検1級(旺文社)のテキストです。
しつこいですが、書かずに覚えられる人は書く必要なんてありません。
でも自分が英単語がニガテだという自覚があるのであれば、『声に出す』『何回も書いてみる』『家の至る所に自分のニガテな単語を貼る』など、やり方を変えてほしいと思います。
さて、最初にお伝えしておきますが、山口の英単語にかける一日の学習量は『1日2時間 40単語プラス長文多読』と決まっております。
ちょっと分かりにくい表現ですが、英単語のみで2時間かけています。
長文精読や文法、自分の英検1級対策はそれとは別です。
使用している単語帳やテキストは以下の通りになります。
山口の場合ですが、『単語帳を眺める』だけでは全く記憶に残らないので、基本は
①『書く(最低4回ずつ)』
②『音読する(1単語につき100回)』最後に
③『長文多読でストーリーに合わせて覚えていく。これも音読』
で塾生のみなさんはご存知だと思いますが山口、写真で紹介したテキストは毎日全て使用します。
とにかく最低でも『1日に40単語』と決めている分は必ず書きます。
こちらは大学受験用のターゲット1900
こちらは英検1級用のパス単
とにかく四の五の言わずに書きます。
正直に言うとこの書くという工程・・・、山口にとっても一番効率が悪いです。
ただこの書くという行為によって、自分の得意な単語、不得意な単語が確認できますし、何よりも大きな効用は『達成感』ですね(笑)
(うおー!自分今日もこんなに頑張ったぞ!)と思えるんです。
これ、めちゃくちゃ大切ですよ??
ちなみにですが、一日に書く分量はこれだけなのですが、昨日時間を測ってみたら・・・この2冊分で30分でした。
なんかめっちゃ書いてるように見えますが、『せいぜい30分』です。
次。
次は音読ですね。
書いても書いても覚えられない単語ってのが必ず出てきます。
その単語は必ず青ペンと赤ペンでチェックをしておいて、100回音読します。
毎回この話をするとみなさん、『え!100回も!?』という反応をするのですが、正直大して時間かかりません。
試しに今から昨日なかなか覚えられなかった英検1級単語、『iridescent 玉虫色の、きらきら光る』を100回音読してみます。
2分48秒でした。
①の書くという工程で覚えられなかった単語が10個出てきたとしても、この100回音読でかかる時間はなんと30分未満です。
やってみれば分かります。
時間なんてそんなにかかりません。
さて、ここまででかかった時間が1時間程度。
ラストは実際に長文の中で記憶を確実なものにしていきます。
英単語はものすごく細かいニュアンスが問われます。
実際のところ単語が力を発揮するのは長文読解ですので、長文の中で瞬時に意味を引っ張れなければ意味がありません。
先ほどの単語、『iridescent 玉虫色の、きらきら光る』が『dog 犬』レベルで頭に出てこないといけないのです。
山口担当の塾生のみなさんはご存知の通り、山口の単語チェックは全て『3秒ルール』となっています。
3秒で引っ張り出せない単語は学習不十分です。
センター試験以上の長文は、日本語を読むよりも速く英語が読めるようにならなくてはなりません。
早慶上智レベルはもちろん、関関同立、G・MARCH、国公立二次レベルでも、英単語でつっかえている暇などないのです。
ですので単語学習は、必ず長文読解と紐づけてやってほしいです。
ちなみにこれだけを毎日続ければ、こうなります。
これは『ターゲット1900』のアプリなのですが、手前味噌ですが山口、ラストのセクション19までオール満点です(・・・最初にお伝えした通り、指導させていただいている身なので自慢するようなことではないのですが・・・)。
え?
大変??
英単語だけにそんなに時間かけられない??
でも考えてみてください。
英単語なんて『誰でも』『いつでも』勉強できるんです。
英文精読、文法、数学ⅠA・ⅡB・Ⅲ、物理化学・・・これらに比べたら圧倒的に楽なはずです。
楽な上にコスパ最強です。
何せセンター試験でも英語の配点は250点の圧縮200点、そのうち長文の比率は半分以上なのです。
逆にやらない理由があれば教えていただきたい。
文系生徒は言わずもがな、理系の生徒でも英語がニガテなら、まずは何はともあれ英単語をやるべきです。
それにね・・・やってみれば分かりますが、山口と同じことをやってもせいぜい『2時間』ですよ??
そしてこの『2時間』という時間、高校1・2年生の頃にやるか、3年生の頃にやるかで大きく負担が変わってきます。
今高校1・2年生のみなさん、正直精神的に割とゆとりあるでしょう??
今単語に2時間費やしても、そんなに精神的に追い詰めらることはないはずです。
しかしこれが3年生となると話は別です。
数学もやらなければならない、日本史や地理だってやらなければならない、理系の生徒なら物理化学だってやらなきゃいけない、センター試験のことを考えると、古文・漢文だってやらなきゃいけない・・・。
英単語やイディオムは、可能な限り早期の段階で終わらせるのがベストです。
で、『英単語がなかなか覚えられないんです・・・』という高校生には毎年必ずいますが、厳しいことを言えば全然学習の中身も量も足りていないのがほとんどです。
ほとんどというかそれしかありません。
何度も言いますが、『ただ眺めるだけ』で覚えられるんなら全然それでいいんです。
ただそれだけじゃダメなら『音読』も加えた方がいいのかもしれないし、それでもダメなら『書く』ことも加える必要があるのかもしれません。
こればかりは人それぞれなのです。
ただ分かっているのは、英語をどこまで突き詰めたかで、みなさんの志望校が決まるということです。
It is a known fact that how developed, or , not , one’s English-lunguage ability is can greatly impact a person’s chance of success in school entrance exams.
『英語力がどれほど発達しているか、または発達していないかが、その人が学校の入学試験で合格する可能性に大きく影響しうるということは、よく知られた事実だ。』
最後に。
英語は間違った学習法で学ぶと、修正するのにものすごい時間と労力がかかります。
中学の時は英語が得意だったのに、進学校に入った途端にその得意だった英語がまるっきり分からなくなる・・・という話を聞いたことがありませんか??
当塾では早期の段階で、間違った学習法である『返り読み』を修正、正しい学習法で確実に英語の成績を伸ばします。
そんなわけで、本当にいい感じで塾生が少しずつ増えています。
私たちにとってはこの『少しずつ』が本当にありがたいです。
正直CMを打っているような大手学習塾のように、いっぺんに大人数の申し込みがあっても対応できないのです・・・。
当塾は『完全1対1』なので、指導できる塾生に限りがあります。
今預からせていただいている塾生のみなさんに、150%の指導ができるよう、本当に少しずつ少しずつ増えてくれたらと思います。
さてセンター試験まであと4か月、公立高校入試までは半年を切りました。
悔いのないよう、今日も一日頑張りましょう!