成績優秀者はっぴ・・・!

カテゴリー :

中学生のみなさんへ

しまったー!

 

成績優秀者をブログでご紹介させていただこうと思っていたら、本人に確認取るの忘れてた!

ということで、改めて明日、本人のご了承をいただくまで、写真は掲載いたしません。

 

こちらの生徒は普段は学生講師の板倉先生が担当しております。

中学2年生の男の子ですね。

で、前回のテストで大幅に成績が上がったので、さすがに今回は下がってしまうかもしれない・・・なんて思っていたのです。

ですから、『もうここまでくると、1人抜くだけでも大変なんだよ。上位陣はみんな第一志望のために毎日必死で勉強してるからね。前のテストでRくんに抜かれたお友達も「悔しい!」と思って前以上に勉強してくるんだよ。今回の経験を糧にして・・・。』みたいなことを話そうと思っていたら、なんと上げてきたんで本当にびっくりですね!

おめでとう!

 

ただ正直に言いますと、山口が夏期講習で担当させていただいた英語は若干下がりました。

しかしまったく心配しておりません。

 

ケアレスミスで数点落としただけですから。

 

本来であればこのケアレスミスこそ、山口は油断大敵でしっかりと詰めるところではあるのですが、『どうして間違えたか今説明できる??』と聞いたところ、その場で全部、自分の言葉でしっかりと説明できたので、まったく問題無しです。

 

 

そんな彼の冬期講習、昨日は2回目だったのですが・・・。

今は何と『知覚動詞と使役動詞』『5文型とM句』をやっております。

 

くどいようですが、中学2年生ですし、私立ではなく、公立の中学校に通っている男の子です。

本当は昨日の授業では、夏に一回だけやった『現在完了形』の復習をやる予定だったのですが、最初の確認で全て覚えていることが分かったので、先に進めてしまいました。

 

大分先の話にはなってしまいますが、山口の予定ではこの冬期講習で、『時制の一致』『分詞と分詞構文』『仮定法過去完了』まで終わらせてしまおうと目論んでいます。

英検は中学校で2級、高1~2年生で準1級まで取ってしまい、高校2年生の夏からはもう英語はやらなくていい状態を作ってしまい、楽な高校生活が送れるようにしてしまおう、なんて考えております。

 

ちなみにそんな彼ですが、めちゃくちゃハードな運動部に所属しています。

 

これはもちろん、本人が意欲的に学習に取り組んでいるからです。

そしてこういったカリキュラムは、他塾では組めません。

 

このカリキュラムは高校受験突破を目的としておらず、高校は当たり前に第一志望に合格するとして、その先の大学受験までを見据えて計画を立てているのです。

 

高校受験突破を第一条件としている集団形式の塾では絶対にできないことなのです。

 

これは批判をしているわけではなく、そもそもの目的が違うというだけの話です。

もちろん、目の前の高校受験は何よりも最優先される大切なものですから。

 

 

しかしながら、みなさんの周りでこんな話を聞きませんか??

 

『中学の時は学年でも上位だったのに、○○高校に入学してからは一気についていけなくなってしまった・・・。』

 

それで結局本人が行きたくない大学に入学することになってしまったら・・・、最初っから推薦に強い私立の高校に行ってた方がよかった、なんてこともあり得る話なんです。

 

そうなると本末転倒ですよね。

 

愛知県は公立王国。

全国的に見ても、これだけ偏差値の高い公立高校がひしめき合うエリアは他にありません。

 

でも、高校合格をゴールにしてはいけないのです。

高校に入ってから、余裕を持って授業についていけるような状況を作っておかなければならないのです。

 

今担当させていただいている進学校に通っている塾生を見ていてつくづく思います。

もう刈谷高校のテストなんて、初見では厳しいような問題を作っていますし、『ついてこれない子はそれで結構。塾や予備校に通ってカバーしてくださいね。』なんて心の声が聞こえてきそうです(※本当にそんなことを言っていたわけではありません。飽くまでも山口の想像ですので悪しからず)。

 

まあそんなわけで、今回ちょこっとだけ紹介させていただいたRくん、山口は高校受験の心配はしておりません。

それよりも(気の早い話ですが)彼が興味を持ってくれそうな大学の話をして、そのために今、そしてこの先何が必要なのかを話していけたらと思っています。

 

しかし留学経験もない中学2年生が、1時間で『5文型とM句』を完全にマスターしてしまうとは・・・。

山口は中学2年生の頃は、『be動詞と一般動詞の違い』も理解できていなかったので、本当に驚くばかりです。

 

でもつくづく思いますが、こうして本当はものすごい可能性を秘めているのに、それに気づかないまま公立中学校のカリキュラムに合わせてしまったがために、その大きな可能性を眠らせてしまったままの中学生がたくさんいます。

 

公立中学校や、それに合わせた学習塾が悪いと言っているわけではありません。

 

ただ、公立中学校と、それに合わせた学習塾というのは、ターゲットとしている層が上位層でも下位層でもなく、中間層に照準を合わせているので、致し方ない話なのです。

 

中学2年生に集団授業でいきなり、『今日は仮定法やるぞー!』なんて言って高校生の内容を指導しても、おそらく英語が得意な2,3名しか理解できないです。

40人いたら、少なくとも総数の70%である28人が理解できるような授業を、教える側はやらなければなりません。

 

中学生のみなさんとお父様お母様、もしかしたら本当はものすごい可能性を秘めているのに、眠らせたままにしているかもしれませんよ??

 

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Monthly Archives

月別記事