英検対策

ここ最近ブログをお休みしていましたが、山口のブログが滞っているときは、書きたいことがないときではありません。

 

その真逆で、書きたいことが山積しているときです!

今回の語学旅行のこともですし、何といっても現高校3年生の受験についても書きたいですし・・・でもここはあえて、最近よく質問を受ける『英検』についてお話しようかと思います。

 

 

現高校2年生からスタートする『英語の4技能導入』の影響からか、本当によく英検についてのご質問をいただきます。

 

結論から申し上げますと、高校生であれば2級は頑張れば誰でも取れますし、当塾では中学生でも取っている子が何名かいます。

ただ、大学受験レベルで活かそうとするならば、やはり準一級はほしいところです。

 

 

厳しい言い方をすれば、一定の努力をすれば取れる2級では、英語力の差別化がはかれないため、大学側も『準一級以上』でないと評価してくれません。

 

ではこの『英検準一級』なのですが・・・。

正直よほどのことがないとお勧めしません。

 

当塾でも山口がGOサインを出しているのは数名だけです。

なぜかというと、あまりに難しい上に受験とはかぶらないものも多いため、学校課題や受験レベルのものは余裕でこなしていて、なおかつ意欲的な姿勢を持った高校生でない限り、やってもあまり意味がないのです。

 

よく言われている、『英検準一級か、TOEICの790点以上がセンター試験の満点扱い』という基準ですが、はっきり言ってセンター試験で満点を取る方が圧倒的に簡単です。

 

英検準一級の第一問で出題される25問の単語の問題にしても、難易度があまりにも高すぎるため(その上受験ではまったく出てこないような単語のオンパレードです)、とんでもない時間と労力を割くことになります。

 

ちなみにこんな問題です。

The president warned the neighboring country that troops crossing the border was a (         ) of their peace treaty , demanding that they withdraw immediately.

1 disclosure    2 compartment     3 breach     4 stature

 

 

・・・・。

こんなのが25問続いて、合格のボーダーラインが18問と言われています。

ちなみにこの4択の単語ですが、今手元のターゲットで検索した結果、1の『disclosure』だけが1708番目に載っていて、残念ながらあとはまったく載っていませんでした。

 

つまりです。

ターゲットやシス単くらいの単語は全て余裕で覚えきって、プラス英検準一級の単語も1000単語以上覚えるくらいの学習量が必要となるため、正直高校生が準一級に挑戦するのはコストパフォーマンスが低いのです。

 

 

でも正直言って、できれば挑戦してほしいのが本音です。

 

去年は西高生で準一級どころか一級取ってしまった生徒がいましたし、本人のやる気次第だと思います。

 

そうなんです。

4技能に重きを置いている英検ですら、センター試験以上の単語の暗記を求めてくるんです。

ですから厳しいことを言えば、受験生諸君はターゲットやシス単の単語くらいは余裕でこなしてほしいです

 

ちなみに山口が英検準一級のGOサインを出している塾生の一人は、隙間時間を利用して単語の勉強をしているようです。

 

 

 

 

当ブログでも何度も登場している、先日東大A判定を叩き出した高校2年生ですね。

ちなみに彼は理系です。

基本山口は理系の生徒には英検準一級はお勧めしません。

物理、化学、数Ⅲ、社会プラス1教科など、やることがあまりにも多すぎるからです。

正直英検準一級などやっている暇はないのですが、彼の場合はほっといても隙間時間を自分で作って勉強しているので、『理系科目に絞った方がいいよ』などという野暮なことはいいません。

 

事実結果をすでに出していますから。

 

そして全ての受験生に知ってほしいのは、成績がいいライバル達は、みな生まれながらにして頭がいいわけではありません。

やっぱりめちゃくちゃ努力してるんです。

月並みですが、努力しているから結果が出てるんです。

 

当塾の成績優秀者たちは、全員性格も進路も夢もみなそれぞれに違いますが、共通しているのはみな一様にものすごい努力をしているんです。

 

ちなみに今年慶應に合格した塾生は、常に左手に単語帳を持っていました。

教室に入る時も帰宅する時も。

 

きっと車の中でも家の中でも、四六時中単語の勉強をしていたんだと思います。

 

受験生諸君。

ライバルたちはそんな連中ばかりです。

 

だとすれば、最低限彼らと同じくらい努力することがスタートラインだと思いませんか??

今みなさんがどれくらい勉強しているのかはさておき、もし結果が伴っていないのであればその理由のほとんどは『ただの努力不足』だと思ってください。

 

・肌身離さず単語帳を持ち歩いている

・電車などでの移動中もや、放課の時間も勉強している

・休みの日は10時間机に向っている

 

・・・そのくらいやってて結果が伴わないのであれば、山口誠心誠意謝りますが、多分そんなことはないでしょう??

 

もちろん、部活も趣味も、やりたいことはやっていいんです。

だけどやるべきことはきちんとやらないとね!

 

本当に君が行きたい大学や高校があるのであれば、スマホの一つや二つくらい解約するくらいの気合を見せてほしいですね!

 

 

そういえば忘れていました、さっきの英検準一級の問題の答えです。

 

The president warned the neighboring country that troops crossing the border was a (         ) of their peace treaty , demanding that they withdraw immediately.

 

大統領は近隣諸国に、軍隊が国境線を越えるのは平和協定の(    )だと警告し、即座に撤退するよう要求した。

1 disclosure    2 compartment     3 breach     4 stature

1=公表 2=区画 3=違反、不履行 4=名声

 

意味が通るのは3の違反のみですね。

 

 

さて最後に、語学研修のときに泊まった時のホテルからの写真。

 

 

こちらは地元のカレッジ。

 

英語を頑張りたい、英語を仕事にしたいと思っている中高生諸君、ぜひ一度海外へ行ってみてくださいね!

海外の大学に興味がある中高生諸君は、ぜひ都築先生に相談してみてください。

 

さて、嬉しいことに社会人講師T先生の枠が若干あきそうです。

慶應受験対策で燃え尽きたとのことで、しばらくお休みしていたのですが、この度やっと復活となりました!

授業準備に毎回数時間かけてたもんな・・・。

 

とにかく頼もしい限りです!

枠は残りわずかとなってきましたが、無料の体験授業は募集中です。

 

ご心配なさらなくても、勧誘などは一切いたしませんので、お気軽にご連絡くださいね!(予定が詰まっておりますので、約一週間ほどのお時間をいただく場合がありますので、その点ご容赦ください)

 

それでは週末も頑張りましょう!

 

 

 

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