誰でも英語の成績が100%上がる学習法(本当に今日のブログは読んでいただきたいです)
やりさえすれば、誰でも100%結果が出ます。
ただ、求められるのは信じる心と根性だけです。
こんにちは!
今日の内容については、おそらくこれまでにも5回は書いてきた内容なので、読んだことがある方はそのまま無視してください。
今後も何度も何度も書くことになると思います。
この方法は、現実に英語で0点を2回取ってしまった山口が、1年後には満点しか取らなくなったという究極の必勝法です。
ただ求められるのは根性のみ。
当時その必勝法を教えてくれたのは、後に東大に現役合格することになる友人の針本君でした。
本当に誰でもできます。
ただ、これだけ『誰でもできる』と言っているのに、なぜだが実践する人は少ないですね。
まあやるのもやらないのも自由です。
これは飽くまでも数ある学習法の中のひとつですからね。
ただ、この学習法にテクニカルな手法も、知識も全く必要ありません。
本当に求められるのは根性のみ、そして誰にでもできるということを改めて念押ししておきます。
では早速紹介します。
『英語の文章を80回読む』
ただそれだけです。
もちろん、中学校くらいの内容で構いませんし、高校の内容だとしても、可能な限り短めの文章をたくさん掲載しているテキストの方が望ましいです。
さも山口が編み出したかのように紹介していますが、もちろんこの学習を提唱されているのは、英語の権威と呼ばれる諸先生方です。
一番下の文章を読んでみましょう。
『さあ、70回繰り返してみましょう。』と書いてありますね。
こちらには『各文を精神統一して80回読むこと。』と書いてあります。
後半には『黙読では効果が出ない』とも書かれています。
そして最後、こちらは同時通訳の神様と呼ばれている國弘正雄先生ですね。
なんと國弘先生は、『500回音読しなさい』と言っています。
・・・500回。
ちなみに山口はそこまでの根性はありませんので、80回止まりですね(笑)。
この学習法の優れているところは、『いつでも、だれにでもできる』ということ。
中学校1年生でもできます。
テクニカルな『分詞構文』だの『強調構文』『比較や倒置』などに苦しむ必要もありません。
必要なのは根性だけです。
ちなみにこの『音読』は山口も未だに毎日続けさせていただいていて、一番効力を発揮している学習法だと自信を持って言えます。
やり方はこれだけ。
1.ボールペンを8本手に持つ
2.教室内を歩き回りながら、一つの文を10回読んだらボールペンを1本ずつ置いていく。手元のボールペンがなくなったら次の文章に移る。
3.同じことを8個の文章でやりきったら終了。
これを教室を開けたときか、教室を閉める前のどちらかにやってます。
注意点は、文章に目を通すのは最初の10回だけ。
これを目で追いかけながら80回読み上げても何の効果もありません。
最初の10回は目で追いながら、次の70回は何も見ずに声に出し続けてください。
さて、とは言うものの、やはり今の大学受験では精読が必要なことは事実です。
偏差値60を超えるような大学では、やはり当塾で指導をさせていただいている文法を中心とした精読ももちろんマストなのですが・・・。
最優先されるのは今回ご紹介させていただいた『短い文章の音読』です。
繰り返しになりますが、理由はシンプルで『いつでもだれにでもできるから』です。
例えば次の文章を読んでみてください。
『・・・。以上により、動詞表現を中心にして比較対象が表現されている場合は、おおよそ、代動詞や助動詞を含めて動詞の時制に注意して、文意をとっていけばよく、そのほとんどが「時」の位相での比較になるが、それ以外に重要なのは・・・。』
・・・。
難しくないですか??
ちなみにこれは山口が愛用している参考書の『比較』という単元の解説の一部なのですが、ほとんどのみなさんがよく分からなかったのではないかと思います・
これは早慶クラスの英文の解説になりますので、常時『英語の偏差値が70超えてます』くらいの学力でないと、イマイチぴんとこないはずです。
ね??
もちろん、これは難関大を希望する中高生諸君は、いつかは乗り越えなければいけない壁ですが、少なくとも『短い文章を80回音読する』のは誰でもできると思いませんか??
事実、英語が0点だった山口が、1年で常に100点を取れるようになったのだから間違いないです。
こういう話をすると必ずやる前から『でも受験ではもっと難しい知識も必要ですよね?』とか『80回も音読していたら、ものすごく時間がかかりますよね?』なんて言われることがあるのですが・・・。
四の五の言わず、まずは一回やってみんかい!と言いたいですね。
例えば、『受験ではより難しい知識が必要となる』については、それはまあ確かにそうなのですが、厳しいことを言うと、何もやっていない生徒に限ってそういうことを言います。
例えば、『受験では必ず分詞構文や仮定法が出ますよね?』と聞かれれば、『確かに』と答えるのですが、そもそも『助動詞の過去表現』を完璧に理解していない状態で、『分詞構文』や『仮定法』なんて絶対に理解できません。
『比較』や『強調構文』にしても、『接続詞』であったり『SVOCとM句』を理解していないと、逆立ちしても得点力や読解にはつながりません。
その基礎となる土台を、『シンプルな音読』が埋めてくれるのです。
まあそれはもちろん、英語に限らずどの教科でも同じですよね?
だけど英語はとりわけ基礎が大切なのです。
そしてもう一つ、『80回も読んでいたら時間がかかってしまう』ですが、一度だけでいいのでひとつの文章を時間を測りながら80回音読してみてください。
早けりゃ3分、割と長めの文章でも絶対に10分もかかりません。
国立二次や早慶クラスの英作文を考えても、例えば長くて難しい文章を1日1個、お風呂に入りながら覚えても、1年で365個の文章が覚えられるわけです。
でも実際のところ、中学校の教科書の例文であったり、高校生ならフォレストやブレイクスルーの短めの例文で充分な効果を発揮してくれます。
・・・とまあ、この塾が始まって以来、割としつこく何度も言っているのですが、イマイチ浸透していかないんですよねコレが・・・。
でもコレ、英語に限った話ではありませんよ??
数年前の話になりますが、『古文の助動詞「り」と「なり」の識別を教えてください!』と質問に来てくれた生徒がいました。
その生徒は関関同立を志望していて、古文は必須教科、過去問を解いていて助動詞の識別にぶつかったようなのですが、そもそもそれ以前に、助動詞をまったく覚えていなかったのです。
うろ覚えで『る、らるが受け身』『き、けりが過去』くらいの知識はあったのですが、当然それくらいの知識では、助動詞の識別はできません。
最低限、28個の助動詞を接続も含めてすべて覚え、最終的に意味と活用を丸暗記することが必須になるのですが、先日も申し上げました通り、それ自体には時間はかかりません。
本気で声に出して1時間集中してやれば、少なくとも助動詞そのものと接続は覚えられます。
厳しいことを言えば、一つ一つの助動詞を覚えていないのに、識別なんて絶対にできないのです。
小学生にプラスチックのバットを持たせて、大谷翔平選手の速球を打ち返させるようなものです。
ただし、正しい基礎努力を積み重ねれば、ほとんど大概のことはできるはずなんです。
さて、いつも通り話が脱線してまいりましたので、この辺で終了させていただきますが、英語力を本気で上げようとするのならば『一つの文章を80回読む』、ぜひ実践してみてください!
一年継続すれば、予想をはるかに超える効果を得られることをお約束いたします。