お月謝について

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雑談

先日、『早稲田か慶應に行きたいです!』という中学生の男の子の面談を実施させていただきました。

 

いいですね~、早稲田慶應、その他難関大大歓迎です!

 

で、お父様お母様は別の塾にも行ってカリキュラムや月謝のことを聞いたらしいのですが、そのお月謝なんと・・・当塾の5倍!(詳細は書きません)。

 

ちなみに当塾がweb上でお月謝を明記していないのは、完全1対1のマンツーマンなので、成績や目指す学校との兼ね合いで大きく変動するからです。

 

とは申しましても当塾の塾生の保護者様はみなさまご存知の通り、基本的に山口はミニマム提案、『授業は週1でよいので毎日教室に来てください』ということがほとんどです。

 

ただし、例えばの話、高校3年生でそれまでの学習習慣がまったくなく、『絶対に早稲田に行きたいんです!』と言われたならば、最低でも週4指導の提案をすると思います。

 

英語週3で古文と漢文を1コマ、これは絶対に譲れません。

 

そうなると当たり前ですが、お月謝はミニマム提案の4倍近くとなります。

 

ただ、そんな特殊な例を除けば、ほぼ『週1か週2』の提案しかしません。

 

 

でもだからといって、その高額の月謝を提案する学習塾を悪く言いたいわけではないのです。

 

それでもご家庭が納得して、払う対価に対して見合う指導が得られると思ったのであればそれでいいと思うんです。

 

しかしここで考えてみてください。

 

この時期になると『夏期講習○○コマ無料!』とか『入会諸経費全額無料!』などのキャンペーンを展開する塾が一気に増えるわけですが、本当にただのものが存在するのかということです。

 

もちろん、そのサービスそのものは無料なのでしょう。

 

ただし大手の学習塾はほとんどの場合、テレビや新聞などで宣伝していますし(数千万円から数億円と言われています)、なによりも設備費であったり多くの社員を抱えている場合がほとんどです。

 

当然そのお月謝はご家庭が負担しているのです。

 

新規のご家庭が無料で1か月分、2か月分の体験授業を受けることができている影では、現役の受講者がその分を負担していますし、入会したあとはもちろんみなさんがその金額を負担していくことになります。

 

まあただ・・・それ自体は普通のことですよね??

 

日本全国にある学習塾は大なり小なり広告宣伝や人件費、その他のランニングコストを払いながら運営していくので、そのこと自体はおかしなことでもなんでもありません。

 

あとはそのお月謝に、保護者様が腑に落ちるか落ちないか、ただそれだけです。

 

 

そういえば余談ですが、前塾でお仕事をさせていただいていたときに、『山口さん、今CMでこの夏の入会者は夏期講習30%オフってやってたけど、うちも一旦退会して再入会したら同じサービス受けれるの!?』と笑いながら言ってきたお母様がいらっしゃいました。

 

確かにそうですよね(笑)

 

もちろん会社的には『新規入会者が対象』としているので、現会員は対象外となっていましたが、つまりはそういうことです。

 

塾の利益というものは当然ご家庭が負担していて、そのお月謝の額は会社の規模感に比例しているといっても過言ではありません。

 

会社の規模が大きければ大きいほど、展開しているCMが大きければ大きいほど、お月謝は高くなるのです。

 

当塾の講師の何名かは、元々大手予備校や学習塾からヘッドハンティングして集まってきた方たちなのですが、お月謝が大手より低めなのは、ただ単純に大手と比べて規模が小さいからです。

 

それでも、当塾が対応できないのは『中学受験のみ』です。

他は中高一貫難関私立だろうが、早慶上智だろうが帝大だろうが医学部だろうが、100%の指導を提供いたします。

 

ただそれを決めるのは私たちではなく、主役である本人や、もちろんお月謝を負担される保護者様なので、体験授業を受けてみて判断していただけたらと存じます。

 

そんなわけで、4か月振りに早稲田慶應志願者の入塾が決定しました。

 

本当に楽しみです。

 

ちなみに(早稲田慶應ってよく言ってるけど、そんなに難しいの??)と疑問に思われた方は、精文館で赤本や青本、黄本などを手に取って眺めてみてください。

 

そこには異次元の世界が広がっています・・・。

 

残念ながら、一般入試で受験するならば、中学校や高校の対策だけではかなり厳しいというのが現実です。

 

 

 

・・・て今日は誰も自習に来んやないかーい!

 

まさかと思うけど・・・まさかと思うけど『西尾祭り』なんかに行ってないよね??

 

いや、非受験生は百歩譲って行ってもいいよ??

 

でも受験生に、祭りも体育祭の応援もへったくれもないでしょ??

 

 

まあ本人が後悔しないなら、祭りに行こうが体育祭の応援に完全燃焼しようが構わないけどね・・・。

 

君たちの青春は確かに一回限りだけれども、それは受験も同じだからね!

どちらを選んでも後悔しないようにね!

 

 

 

 

 

 

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