子どもの可能性を奪うのも大人

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雑談

今日ふらふらとネットの記事を見ていたらこんなものがありました。

 

『ベルギーで神童と呼ばれた9歳の男の子が、12月にオランダの大学で電子工学の学士課程を修了する。』

 

ちなみに医学士の課程も目指しているとのこと(もし興味がございましたら検索してみてください)。

 

 

す・・・すごいですね!

普段から前倒し指導だの、大抵のことは努力で補えるを連呼している山口も、さすがにこれは別次元だと分かります。

でもこれ・・・、公立の小学校・中学校・高校に通い、決まったカリキュラムに沿って勉強していく日本では、絶対に不可能だったでしょうね。

 

そもそも海外のように飛び級というものが存在しませんので。

 

最初にお断りしておきますが、山口はそれを否定するつもりは全然ありません。

そもそも自分がそのレールにがっつりはまっていた人間ですので・・・。

 

日本ではどうしたって集団授業の選択肢しかありませんし、例えば中学受験の例をとっても、『子どものうちからそんなことをさせるなんて・・・。』といった印象を持たれる方もまだまだ多いかと存じます。

 

でもですね、結論から申し上げますと本当にもったいないです。

 

 

教育という業界に入って、本当にたくさんの原石に出会いましたし、埋もれてしまっているお子さんもまだまだいるのだと確信しています。

 

 

最近の当塾での実例をご紹介いたします。

先日のブログでもご紹介させていただきましたが、英語がニガテだという理由夏に入塾された中学3年生の女の子です。

 

1学期の中間テストで38番⇒期末テストで34番⇒そして今回の中間テストで2番と見事に右肩上がりで成績が上がりました。

 

ちなみに今は何をやっているのかというと、関関同立の入試問題に取り組んでいます。

3ヵ月前までは普通に公立の中学校のカリキュラムで勉強していたんですね。

 

小中学生や高校生の能力というのは、大人の私たちでは信じられないくらいの可能性を持っていることが多いです

というより、例外なくほぼ全員がその可能性を持っています。

 

 

なのにその可能性を、数多の経験を積んで必要のない定規を作ってしまった大人たちが、その可能性を奪ってしまっているのです。

 

こちらの塾生の女の子が高校合格後も続けるかどうかは分かりませんが、もし続けられるのであれば高校1年生でセンター試験(その時は名前が変わっていますが、多分内容はそんなに変わっていません)で9割は取れるくらいに、2年生に進んでからはG・TEC対策、もしくは英検準1級くらいまで指導を進めさせていただければと考えています。

 

受験において最も時間がかかり、最も大きなウェイトを占める英語をマスターすれば、受験が成功する可能性は飛躍的に高まります。

 

これはほんの一例で、当塾では中学校で数学や英語で高校の単元を学習している塾生もいますし、今の高校1・2年生なんかは旧帝大や早慶上智や医学部医学科などの最難関の問題に挑戦している塾生も多数います(本当にその進度も、取り組んでいる内容も全員異なります)。

 

でもこういったことは決して無謀な挑戦ではなく、充分にできる見込みがあることなのです

 

しかしながら、そういった無限の可能性も、年齢を重ねれば重ねるほどしぼんでいきます。

例えばの話、中学1年生の子が『東大に行きたいんだ!』と言っても、それを無謀だと思う人はいないでしょう。

受験までは6年という時間があるのですから。

 

ただし偏差値が50を切っている高校3年生がそれを言っても、ほとんどの人が『無謀だ』と考えるでしょう。

事実無謀なのです。

 

センター試験まで残り56日で、二次試験はその約40日後。

 

どう考えても成功する見込みはありません。

 

ただし河合塾あたりで3浪くらいする覚悟(それも毎日身を粉にして勉強することが条件です)があるのであれば、あるいは可能性があるのかもしれません。

 

若い力には無限の可能性があります。

でも子どもたちには経験がないので、自分の力でそれに気付くことはまずないのです。

 

私たち大人がその無限の可能性に気づき、信じ、そしてサポートしてあげる必要があります。

 

でもそれも闇雲に取り組んでも効果的ではありません。

その計画と実行はぜひ当塾にお任せください。

お子さま一人1人に合わせたカリキュラムを作成し、受験までの期間をしっかりと逆算して、懇切丁寧に全力で指導させていただきます。

 

さて、若い力若い力と申し上げましたが、本当のところ勉学に年齢は関係ありません。

中高生の場合はよほどの例外がない限り、限られた時間で受験というゴールを目指していかなければならないので、どうしても切羽詰まった物言いにはなってしまいますが、大人の場合はそんなことはありません。

 

ちなみに個人的にですが、山口は今毎日の英語の勉強に加えて、宇宙とジャズギターについて学習しております。

まあ半分以上は趣味みたいなものですね。

 

でもこの歳になって、改めて勉強することの楽しさに気づかされるばかりです。

そもそも指導させていただく側が、学ぶことを楽しいと思っていないと、お子様には何も伝わらないですからね。

 

もちろん何かを学び修めようとすると、それなりの苦るしみはついてきますが、達成したときには有り余る喜びが返ってきます。

その喜びを塾生のみなさんに伝えられる塾であり続けたいと願ってやみません。

 

さて、先日もお伝えしました通り、英語と数学のコマに若干の空きができました。

本当に無限の可能性にまだまだ会いたいですね!

 

そして最近入塾した塾生のみなさんも、少しずつでいいので教室に通う回数を増やしていきましょう。

最近は言っていませんでしたが、当塾は通い放題で質問し放題の塾、どんどん教室にきて学習時間を増やしていきましょう!

 

 

 

 

 

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