成績優秀者発表!(西尾高校2年生)と重要伝達事項です(塾生と保護者様のみなさんへ)

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雑談

まず先に重要伝達事項からお話させていただきます(いつも文章が冗長になってしまいますので、まずは箇条書きで)

(1)昼開校と伝達しておりましたが、通常通りの平日16時~22時、土曜祝日13時~22時に戻します

(2)現在のところは変わらず、社会人講師のみ授業を実施、学生講師の指導は一時停止させていただきます

(3)今回のコロナウィルス蔓延により、塾生のみなさんにご迷惑をおかけしましたので、山口か都築先生による英語(もしくは現代文、古文も可)の指導を無料で実施させていただきます(一部の塾生は実施させていただきました)

以上3点となります。

(1)についてですが、できるだけ教室内に多くの人間が集まらないように配慮するための措置でしたが、授業を社会人のみに限定し、自習を自粛していただいたことで大分改善されましたので、通常の開校時間に戻します。

(3)についてですが、できるだけ早期に実施させていただきますが、4月5月までお待たせしてしまう可能性がありますことを予めご了承いただけると幸甚に存じます。

全国的には授業を再開した自治体もあるようですが、いかんせん愛知県の状況は正直芳しくありません。

しかしながら、ここ三河地方の高校でも、部活だけは再開した学校もあるようですので、様子を見て学生講師の授業の再開や、自習室の利用を検討しております。

どうしても命に関わる問題で、欧州における爆発的な蔓延を鑑みると、なかなか(まあ大丈夫だろう)で決断できないような状況ではあります。

決定次第幣ブログでご報告、またお電話にてご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。

【成績優秀者発表。西尾高校2年生の女の子】

というわけで暗いニュースばかりが続いておりますが、明るいニュースもお伝えさせていただきます。

偏差値74…。

実に素晴らしい成績なのですが、実は彼女、これでも少し落ちてしまっています。

見ての通り、国語と英語に比べて数学がこの成績の中では芳しくないのですが、これも充分に対策が取れるので問題ありません。

これまではしっかりと数学の基礎を固めてきたので、4月以降は黒野先生による名大二次まで見据えた学習計画を進めていきます。

最も時間がかかる教科である英語でこれだけ取れていますし、最もあてにできないと言われている国語でこれだけの結果を出しているのでこの2教科は現状維持、あとは数学にしっかりと注力して偏差値を60くらいまで伸ばしてくれたなら、よほどのことが無い限り第一志望は安泰です(…なんて無責任なことを言ってはいけないのかもしれませんが)。

ちなみに余談ですが、彼女実は英単語をそんなに覚えているわけではありません(笑)。

『いつも英単語英単語言ってるじゃん!』と思われるかもしれませんが、彼女は国語力が本当にとんでもないんです。

例えば”condemn”という単語を見て、その場の文脈から『当てはめる』という訳が出てきたり(ちなみにターゲットには『非難する』としか載っていません)、”undeline”という単語をみて『強調する』という訳出ができたり(ちなみにターゲットにはそもそも掲載されておりません)、とにかく文脈から類推する力が尋常じゃないのです。

たま~に…、本当にごくたまにこういう受験生が現れるのですが、みなさんは決して真似をしないように!

単語は片っ端から覚えるというのが最も効率よく、コスパのいい学習法なんです。

それに彼女の場合、英単語を普通に覚えてしまったら、おそらく偏差値は80くらいまで上がります。

人それぞれではありますが、やはり英単語は丸ごと暗記するのがセオリーですし、結局のところ一番の近道です。

英単語あっての精読、精読あっての速読多読であることを肝に銘じておかなければなりません。

【刈谷高校2年生の女の子、英検準1級合格!】

え~と…ご本人からの強い申し出で『スコアは見えないように!』とのことでしたので、付箋だらけになってしまいました(笑)。

それにしても高校生で英検準1級とは…。

帰国子女は割と取ってる高校生を見かけますが、非帰国子女ではあまり見かけませんね。

帰国子女はリスニングと面接で稼げるのですが、どうしても私たち生粋の日本人は一次でスコアを稼がなければなりません。

特に大問1の英単語の4択問題は大きな障壁で、大学受験英語の比ではありませんので、多くの高校生はここで挫折しますし、それ自体は普通のことです。

誤解を恐れずに言えば、ただ受験のことだけを考えるのであれば英検準1級の英単語など勉強する必要はありません。

この決断に正解などありませんが、やはりここで自分を鼓舞して英検準1級に挑戦することは、個人的には価値あることだと思っています。

でもしつこいようですが、何も英検準1級に挑戦しなかったらダメだとかそういうことではないので!

新高校3年生や理系の生徒にとっては、プラスどころか大きな足かせになりかねないので逆にお勧めしません。

でももし現高校1年生や2年生は、挑戦する価値が大いにあると思います。

楽な道ではありませんが、ぜひぜひ挑戦してみてください!

さて、そんな彼女に山口が英語で指導することなんてそうないのですが、主に国立二次の英文和訳の精読をメインに授業をやらせていただいております。

正直、英語の感覚でこれだけ読める高校生に、『精読して正しい日本語を書きなさい!』というのは英語的にはマイナスだなとは感じますが、それが受験なので仕方ないですね。

それに英語で書かれている文章を、正しい日本語に置き換えるという作業は、高い文法力と思考力が必要となりますので、英語という点ではさておき、受験で求められる力としては非常に有意義なものであると個人的には感じています。

『英語を職業にしたい!』と考えている中高生は多いと思いますが、そもそも英語だけ話せても『じゃあどんな仕事をするの??』という疑問が湧いてきます。

西尾高校や刈谷高校の様子を聞いていると、そもそも現時点で結構英語に精通している高校生は少なくなく、英語を使う仕事といってもその先のプラスアルファまで考える必要があります。

本当の英語のコミュニケーションのことだけを考えるならば、多くの国立大学が設けている英文和訳問題は、あるいは非効率的なのかもしれませんが、みなさんの思考力や文章を構成する力を養うという点では非常に有益なものだと思われます。

長くなりましたが、今回も多数の成績優秀者が出ております!

もちろん、その反面下がってしまった塾生もいますが、私たちはまったく心配しておりません。

うちの塾生達は目の前の結果に一喜一憂することはないと確信していますし、下がったなら下がったで何をすべきかきちんと理解しているからです。

今回の模試で成績が上がった塾生も下がった塾生も、これまでと変わらずに愚直に、でも確実に少しずつ少しずつ目標達成に近づいて行ってくださいね!

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