4月9日、開校のご連絡です
この春休み期間中に、医学部志望の塾生が教室を訪れてくれまして、またまたものすごい結果を叩き出してくれたのでご報告したかったのですが、今日は早速授業と面談が詰まっておりまして、その余裕がないので、今日は簡潔にご報告だけさせていただきます。
この数日間でもコロナウィルス関連で色々な動きがありましたが、とりあえず塾はいつも通り開校いたしました。
残念ながら愛知県は感染者数も非常に多く、予断を許さない状況が続いているため、今後は国や自治体の動向によっては以前のように休校などの処置を取らざるを得なくなる可能性があります。
今のところは
(1)教室内のクリンリネスの徹底
(2)全員マスク着用
(3)教室は常時全換気
(4)隣同士には座らないようにする
(5)逐一アルコール消毒
などを励行しておりますが、人命に関わることですので(これだけやっているから大丈夫でしょ)などという安易な行動は慎み、常に万全を期すよう心掛けていきます。
もしもしばらく授業をお休みしたい塾生、保護者様がいらっしゃいましたら遠慮なくご連絡くださいませ。
休校した指導につきましては、もちろん夏休みなどの長期休みに振替指導いたします。
さて、冒頭申し上げました通り、実は4日ほど前に医学部志望の塾生と少しだけお話したのですが、こんなことを言っておりました。
『もういっそのこと高校の授業は全部休みにしてほしい。』と。
つまり彼は、学校の集団授業よりも自分で自学自習した方が良いと考えているということになります。
断っておきますが、学校の集団授業を否定しているわけではありません。
彼の場合は総合偏差値が70を超えていて、理系科目にいたっては80前後の数字を叩き出しているので、偏差値60前後に焦点を合わせた学校の授業は非効率的なんですね。
乱暴な言い方をすれば、高校生であるにも関わらず、中学校の授業を受けているような状態です。
それなら授業は受けずに、医学部に必要な学習をした方がよいということになります。
これは逆の場合も同じことが言えます。
偏差値が50を切っている中高生が、偏差値60に合わせた集団授業を受けても何一つ理解できません。
これも乱暴な例え方をするならば、中学生なのに大学受験レベルの授業を受けているようなものです。
理解できるわけがありません。
なんだなんだ?集団授業の悪口か??と思われるかもしれませんがそうではなく、集団授業そのものは素晴らしいもので偏差値、すなわち該当生徒の学習の理解度や進捗状況が、先生の授業の内容と完全にかみ合っているならば、これほど効果的な学習はないと思います。
冒頭の塾生にとっては、もう学校の授業の内容では持て余してしまうので、それなら自分で勉強した方が時間帯効果も費用対効果も高いと考えていたのでしょう。
つまり、学校に通えなくなるというのは、もちろん中高生のみなさんにとっては大きな痛手ではありますが、考え方によっては好機とも捉えられます。
英単語やイディオムの暗記、文法の確認など一人でもできることはいくらでもあります。
数学にしても予習は厳しいとしても、新研究やチャートなど、一度自分が通った道を確認することくらいはできるはずです。
国語にしたって古文や漢文の単語・句法・文法などの暗記と確認はできるでしょうし、現代文が苦手であれば、社説などの難しめの文章を読むことだってできるはずです。
学校の授業が止まってしまう今こそ、実は受験に最も大切な基礎をじっくりと固めることができるチャンスなのです。
色々とネガティブな感情は出てくるかもしれませんが、こんな時だからこそ、できることを頑張りましょう!


写真は特に意味はありません。
去年山口が地元に帰省した時のものです。
塾生諸君の癒しになってくれたら嬉しいです。