英語学習について(注意!※授業がないことが悪影響を及ぼし、いつも以上の駄文になっております)
今日も今日とて西尾市内を散策しながら英語を勉強していたのですが・・・。

気づいたら雲行きが・・・

・・・というわけで慌てて教室に戻りました。
近所の100均で新しい秘密兵器もついでにゲット!

チェックカウンターです!
これで音読特訓の効率化がさらにアップです。
ちなみに山口、英語学習に関しましては國弘正雄先生、市橋敬三先生、植田一三先生などの御書籍を愛読しておりまして、圧倒的に音読派です。
山口が参考にさせていただいている先生方の特徴として、『英文法(受験英語)は重要』『学習時間はかけられるだけかける(ちなみにみなさん毎日10時間以上英語の学習を継続しているそうです)』『とにかくひたすら音読』というところが共通しています。
まあただ・・・現実問題としまして『毎日英語を10時間勉強する』というのは非現実的ですよね。
ちなみに難関大に合格するための英語に必要な学習時間というのは、大体2000時間ほどと言われています。
これならまったく現実的ですよね。
高校に入学してから大学入学共通テストまで約1,030日ほど。
2,000時間を1,030で割ると、意外にも英語に割くべき学習時間は『1日2時間弱』でいいということになります。
例えば理系に進む予定の高校生であれば、もちろんもっとこの時間を減らして理系科目に充当すればいいわけです。
高校1年生から計画的に学習していたなら、『英語に2,000時間』『5教科4,000時間』という数字も言うほど大変な数字ではありません。
これが高校2年生からスタートすると、英語に割かなければならない一日の学習時間は『3時間』、高校3年生になってからだと何と『6時間以上』となります。
しかも、1年・2年と学習習慣がついている受験生の1時間と、それまでにサボってしまった受験生の1時間が同じなわけがありません。
言うまでもなく前者が圧倒的に有利なのです。
厳しいことを言えば、高校3年生になるまで勉強をサボってきた受験生が、『○○大学には行きたくないんです!』とか『○○大学に絶対に行きたいんです!』なんて言っても、それはやっぱりムシのいい話で、本気でそう思っているのであればスマホも友達付き合いも、好きなテレビ番組も全て断ち切って勉強するくらいの気概が必要なのではないかと個人的に思います。
なぜだか受験だと大分ハードルが下がってしまうようなのですが、野球の練習をしなかった高校生が甲子園に行ける可能性、バレー未経験の高校生が春高バレーに出場できる可能性、走る練習もしたことがないようなランナーがマラソンを完走して、なおかつ好タイムを出す可能性は極めてゼロに近く、それは受験でもまったく同じなのです。
勉強をしなかった受験生が、簡単にE判定をA判定にしたり、付け焼刃の努力で偏差値がいきなり5も10も上がるなんてことはないのです。
もしそんな手品みたいな学習法があるのであれば、私はこれまで2年3年と長期的な努力を積み上げてきた塾生と、当塾を信頼して大切なご子息を預けてくれた保護者様たちに合わす顔がありません。
毎度毎度同じようなことを言っておりますが、学習は長期的な計画と忍耐の上に成り立っており、その土台がないのであれば、これはもう無茶をするしかありません。
例えば本気で全てをかなぐり捨てて、お風呂やトイレ、学校の放課の時間や通学下校の時間も全て勉強に充てたなら、『一日10時間以上の学習』は可能です。
受験まで残り『266日』ですから、合計『2,660時間』は学習できます。
学習に対する創意工夫や要領はもちろん当たり前で、とにかく地道な努力を積み上げてください。
【英語の効率の良い学習法】
なぜだか『英語』となると学習のハードルが一気に下がってしまうようなのですが、ここから先は英語ではなく、みなさんにとって全く馴染みのない『アラビア語』だと思ってください。
目の前にアメリカ人がいて、例えばYouTubeであったり経済であったり、昨今猛威を振るっているコロナウィルス関連の話題を自由に英語で意思疎通できないなら、それはもうアラビア語と同じです。
そうなると・・・巷の書店であったり、ネット広告などで目にする『聞き流すだけで英語がペラペラに!』だの『留学経験のない私がたったの3ヵ月で英語がペラペラに!』などということが現実に起こるでしょうか??
アラビア語のダイアローグをひたすら聞いてて『あれ?いつの間にかアラビア語が分かるようになったぞ!』なんてことは起こりませんし、もちろん日本語圏で生活しながら、たったの3ヵ月でアラビア語が話せるようになるわけがない(そんなものがあったら巷にこれだけの学習塾や英会話教室はありませんし、精文館書店の参考書コーナーにあれだけの英語関連の本が並ぶこともないでしょう)。
それを踏まえていただいた上で、月並みですが
(1)文法をしっかりと理解する(英語と日本語はまったく構造が違うということを踏まえ)
(2)理解をした上で、英会話・堅い文章両方を何度も覚えるくらい音読する(※文法的に理解できていないものは音読しても、ただの丸暗記になってしまうので、文法的に理解できる範囲にとどめた方がよいと個人的には思います)
(3)学習の優先順位を、読む⇒書く⇒話す⇒聞くとしっかりと理解し、受験に必要なものをバランスよく学習していく(意外に感じるかもしれませんが、4技能で最も学習者にとって負荷が高いのは『聞く』です。
箇条書きにするといたってシンプルではありますが、英語学習には指導者(管理者と言ってよいかもしれません)がいた方がいいです。
とくに土台となる(1)英文法の理解に関しては、当たり前の話ですが、文法も100%理解した指導者がつきっきりで指導することが望ましいです。
これは自身を『指導する側』に置き換えてみると分かりやすいです。
例えばの話、それこそみなさんがサウジアラビアに移動したとして、アラビア語の文法や語法をまったく分からない状態で、現地の人に日本語を教えることは可能でしょうか??
そりゃあ『こんにちは。』『ありがとうございます。』『これは机です。』くらいのものは教えられるかもしれませんが、『昨今猛威を振るっているコロナウィルスについて、各国それぞれの対応は異なり、その結果引き起こされた被害も一様ではない。』なんて文章を理解してもらえる可能性は、恐らくゼロに近い・・・というよりゼロです。
何が言いたいのかというと、ネイティブスピーカーに発音であったり、簡単な挨拶を学ぶことはできても、文法を土台として、自由に英語で思考し、自由に英語で自分の意志を伝えることなどできないということです(日本語がペラペラなネイティブスピーカーは除きます)。
『日本人はこれだけ英語を勉強しているのに、国際社会では英語力が非常に低い!』なんて言われていますが、受験英語というものは英語を学習する上で絶対に必要なファクターです。
個人的にはただ単に、『質と量』が足りていないだけです。
言語は文字通り『語を言う』ことが肝要なのであり、文法だけを理解しても、その先のアウトプットまで進めていかなければ、それこそ『受験のための受験英語』ができるようになって終わってしまいます(※山口個人としては、将来的に英語を使わなければ、たとえ受験英語だけだとしても、充分に意義のあるものだと思っていますが・・・)。
そんなわけで、毎回毎回幣ブログでは、『一日○○時間勉強!』『分からない単語や例文は80回音読!』なんて言っていますが、それは自分が理解できる範囲のものや、単語・イディオムなどの単純暗記に限った話です。
例えば闇雲に、”We can easily see that this is likely to be true if we compare a successful professional man of forty-five , thoroughly interested in his work , and desirous of the well-being of his family , with the boy of five or six , most of whose wishes , however natural and innocent in thmselves , are liable to cause inconvinience and annoyance to his elders , and most of whose duties , imposed on him from without , seem at best necesstated only by the pointlress pedantry of adults and often in addition cruelly at variance with his own natural interests and deires .(J.C.Flugel:Man,Morals and Societyより抜粋)
・・・なんて文章を必死に覚えたとてしても、効果は期待できないどころか、時間の無駄ともいえるでしょう。
その学習管理については全て私たちに一任してください。
どんなカリキュラムを立てるのか?理解の進捗具合をどう調整するのか?毎日の課題や半年後、一年後まで見越した長期的な学習はどのように進めていくのか?
それらは全て私たちが担当します。
みなさんはただただ、一生懸命努力してください。
当塾ではこれまでに、名古屋大学や早稲田大学、医学部などの難関大の合格者を出してきましたし、今現在通塾している中高生でも、偏差値70前後の塾生が多数籍を置いてくれていますが、全員に共通しているのは、『ただただ信じて、努力を積み上げてくれた』これに尽きます。
タイトルでも申し上げましたが、昨今の受験は文理問わず、全て『英語ができるか否か』にかかっています。
どういうわけだか『英語ができる!』だけで、相当優遇されますし、大学によっては、英検準1級や1級を持っているだけで、200点ものウェイトを占める英語が満点扱いになるところすらあります。
英語に力を入れている大学と、しっかりと枠を持っている高校ならば、指定校推薦をもらえることもあるでしょう。
もう一度言います。
英語ができるか否かがみなさんの受験を左右します。
受験の結果を左右するということは、その後の人生を左右すると言っても過言ではありません。
そして受験英語を攻略するには、最低でも2,000時間は必要なのです。
その対策は早いに越したことはありません。
当塾ならば、公立に通う中学生が、高等英語を全て終わらせることも不可能ではありません(これまでにもいましたし、今現在もそういった塾生がいます)。
ここ西尾市内には、有名無名問わずたくさんの学習塾や進学塾が軒を連ねていますが、その選択肢に当塾も加えていただけたら、これに勝る幸せはありません。
【追記】・・・とは言いましたが、塾生・非塾生問わず、非常に難しい時期にあります。
今日のニュースでは、休校措置が5月末までに延長されたとのことですし、中高生のみなさんはもちろん、保護者様におかれましても気が気でないような状態が続くことになります。
どうぞご遠慮なくご相談ください(山口個人はこうして教室で暇な時間を過ごしておりますので・・・)
もちろん、理系科目のご相談もウェルカムです。
それにしても早く元気な塾生諸君に会いたい!
いや~、本当にコロナウィルスってやつは迷惑千万ではあるのですが、こうなることで改めて、私たち指導させていただく側は、塾生諸君と保護者様に生かされているのだと実感します。
授業がないので、いつも冗長な山口の駄文がさらに3倍増しで乱筆乱文となってしまいました。
明日はもっとコンパクトな文章を心がけます!