どれだけきれいごとを言っても、10年後20年後のことを考えると、学歴は絶対にあった方がいいです!(※個人的には、英語ができると食いっぱぐれることはないと思っています)

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雑談

今日西尾駅の前を通ったら…(具体的には申し上げませんが)某高校の集団がタバコを吸いながらたむろしておりました。

う~ん…うちの塾には絶対に来ないでくださいね…(本当に申し訳ないけど)。

その後に所用で市役所に行ってみたら、中にいたのはほとんど外国人でした。

この光景、10年前、20年前には見られなかった光景です。

山口は別に懐古主義というわけではありませんし、『昔は良かった』などというつもりもありません。

昔は昔で悪しき習慣はあったのですから。

そのことはひとまず置いといて、中高生諸君は自分自身の10年後や20年後のことを考えなければなりません。

みなさんもご存知の通り、今は超少子高齢化が進んでおります。

山口の世代も相当ですが、みなさんの時代はこのまま行けば最悪と言ってもいいくらいの未来が待ち受けています。

分かりやすいところで年金ですね。

実はみなさんのお父さんやお母さん、山口などが現在支払っている年金は、今の高齢者の分に該当します。

自分たちの分を貯金しているわけではありません。

その上で今これだけ苦しいと言われています。

つまり、少子高齢化が進めば進むほど、お金を必要とするご老人がどんどん増えて、それを支払う若者の数はどんどん減るので、若者の負担は増える一方ということです。

しかも先ほど申し上げた通り、これ、みなさんが払うことになる年金は貯金というわけではないので、最悪の場合、みなさんは払うだけ払っていざ自分たちの番が回ってきたときには、ほとんど返ってこない可能性だってあります。

だから国は今、年金受給年齢を一生懸命引き上げようとしているんですね。

これは健康保険などにも同じことが言えて、実はその昔、医療費は1割負担で良かったのです。

簡単に言えば、国にお金があったからですね。

でもご存知の通り、今は医療費は3割負担ですし(単純に3倍になったということです)、日本という国が今のまま変わらなければ、みなさんの負担は増えることはあっても、減ることはないでしょう。

そして急激に増えた外国人・・・、についてのお話ですが、これは賛否あるでしょうし、山口の個人的な見解は控えさせていただきます。

ただ、増えたのは欧米人ではないということ、これは頭の片隅に置いていただいて損はありません。

これまでに述べた内容は、にわか論者の山口の意見を参考にするよりも、ネットで『日本 20年後』などで検索してもらった方が話が早いです。

これからの日本がどうなるのか?

そして主役であるみなさんが幸せな暮らしを送れるのかどうかがよくわかると思います。

もちろん、清貧を慈しむことも豊かな人生と言えるのでしょうが、個人的にはやはり豊かな生活を送れること、豊かな生活を送るためにはお金を稼ぐことだと思っています。

そのためには手っ取り早く、学歴があった方がいいです。

そりゃあないよりはあった方がいいです。

以前にも当ブログで書かせていただきましたが、もちろん学歴がなくても立派に社会貢献し、財を築き上げた人もたくさんいます。

世界のトヨタの副社長さんは、大学どころか高校も出ていなくて、現場の叩き上げだけで今の地位をつかみ取っています。

でもそれ…東大に入るのよりもはるかに難しいことです。

その辺の是非はさておき、これもネットで検索していただいた方が遥かに早いですし分かりやすいです。

『学歴 生涯年収』などで検索してみてください。

しかしながら、中学高校時代の山口のように、『学歴が社会に出て何の役に立つんだ!社会や古文なんてどこで使うんだよ!』などと思っている中高生諸君もいるでしょう。

しかしそれは屁理屈というものです。

そんなこと言ったら、ほとんどの企業では、英語も数学も使いません。

大企業が求める人材というのは、勉強という本来やりたくもない困難に対して、自分の目標のために頑張ることができる人間なのです。

もっと言えば、勉強に主体的に取り組める人材がベストでしょうね。

とにかく、目の前の困難に対してブーブー文句を言う人間に、仕事を任せたいと思うでしょうか?

そしてそのみなさんの小中高合わせて12年間の努力を、手っ取り早く一瞬で判断できるのが『学歴』なのです。

『学歴偏重はよくない!』『偏差値で子どもを区別するのはよくない!』、まあそれはそれとして正論だとは思いますが、じゃあ本当に目標のために一生懸命頑張った子どもたちは、どうやって評価してもらえばいいのでしょうか?

本当に申し訳ないのですが、先ほど西尾駅前で見かけたタバコを吸ってたむろしているような高校生のグループと、当塾の塾生が同じように評価されたらたまったもんじゃありません。

そりゃあ中高生の頃に、好き放題遊べるなら、そっちの方が楽しいですよ。

でもそれを我慢して、一生懸命に頑張った者が、10年後20年後に社会から評価されて、それに見合った収入を得るべきだと思っています。

・・・。

なんか山口がいやなこと言ってる!と誤解を受けそうですが、よ~く考えてください!

あなたが会社の社長だとして、目の前に『中学高校時代は一生懸命勉強いて、○○大学に合格しました!』と言ってるA君と、『勉強だるかったんで、全然やんなかったんすー。』のB君、どちらを採用しますか?

そりゃあA君でしょう!

それをすぐに判断できるツールが学歴なんです!

たかだか1時間にも満たない面接を3回4回やったところで、みなさんの12年間を正確に評価することは難しいですからね…。

そんなわけで、絶対に学歴はあったがいいです。

あと褒められたものではありませんが…、学歴と資格さえあれば、人生何度でもリカバリーできます。

山口の場合ですが、割と好き放題好きなことをやって若い頃を過ごしましたが(まあ音楽なんですが)、いざ腰を据えて社会に出て行こうとしたとき、学歴というものには本当に助けられました。

多分学歴がなかったら…、いや、職業に貴賤はないとは言いますが、やりたくもない仕事をやることになっていたと思います。

今は本当に充実しておりまして、心からやりたい仕事に全力で打ち込めているのは、学歴と資格(自分の場合は英検準1級とTOEIC900点なのですが)があったればこそです。

だからみなさんも、自分がいつか躓いてしまった時の備えとしてでもいいので、今のうちに勉強しておいて、ある程度の学歴をゲットしてほしいと願います。

仕事と収入というのは非情なもので、誰にでもできる仕事では、それなりの収入しか期待できません。

みなさんがアルバイトなどをするようになれば分かりますが、『時給○○円!』と表記されていたら、それ以上になることはまずありません。

雇う側からすれば、給料を上げる必要性がないのです。

その給料に文句があるのであれば、『じゃあその給料で働いてくれる人を雇うので、あなたはやめていただいて結構です』となるわけですね。

そして今後は、その枠は外国人で埋まっていきます。

きれいごとではなく、みなさんは生き延びていくために、少しでも自分の武器を身に付けておく必要があります。

・・・と、およそ塾のブログらしからぬ内容でしたが、今日はこの辺で!

明日からは真面目に受験や勉強についてお話します!

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