英語を使った職業に就きたいみなさんへ
先ほどのブログを書いている最中に、もう一人高校3年生の塾生が結果報告に来てくれたのですが…。
こちらは予定通りと言いますか、そのまま第一志望に挑戦できる結果でした。
もちろん、まだ全員の結果を聞いたわけではありませんが、もしかしたら自分の思っているよりもかなり低い結果が出てしまった塾生もいるかもしれません。
それは一発限りのテストですので、本人のそれまでの努力を考えると納得できないような結果が出てしまうことは充分にあり得るのです。
でも大丈夫です。
今年の高校3年生は大丈夫。
もし不本意な結果に終わったとしても、君たちなら捲土重来のチャンスはいくらでもあります。
例えば志望校を変更したとしても、本気でこの3年間頑張ったみなさんなら、第一志望で学ぶはずだった内容と同じことを学べるはずです。
いざとなれば転部や転学、相当頑張らないと厳しいですが、大学編入の道だってあります。
名大の工学部に進んで、メガバンクに就職した学生だっています。
要はみなさんのやる気次第。
いずれにしましても、残りの約一か月、悔いのないように全力で頑張ってくださいね!
【英語を仕事にしたいと願っているみなさんへ】
ブログを書いている山口がバリバリの文系ですので、心なしか英語を頑張りたいという塾生が多い気がします。
そして昔も今も、『英語を仕事にしたい!』という中高生は一定数います。
ただしくれぐれも念を押しておきますが、『英語を仕事にすること』と『英語で本当にやりたいこと』はまったく別のお話なのです。
常々申し上げておりますが、『英語ができればくいっぱぐれることはない』これは間違いないです。
間違いなく、一生仕事に困ることはないでしょう。
ただ、それがみなさんの本当のやりたいことなのかどうかは別問題です。
乱暴なことを言えば、英語が話せるバイリンガルなんて、このご時世では腐るほどいます。
要は、『英語というものを使って、みなさんが何をやりたいのか?』です。
英語プラスアルファ、別の何かを見つける必要があります。
そうじゃなければ、『英語×0=0』なのです。
例えばの話、ある貿易会社の電話窓口になろうと思えば、それはそれほど難しいことではありません。
ちなみに余談ですが、山口は某楽器屋さんの海外取引の電話窓口の内定をいただいたことがあります。
びっくりするくらいお給料が安かったのでお断りいたしましたが…。
でもここでみなさんに考えてほしいのです。
そのお仕事は、海外の楽器メーカーと輸入代理店の仲介を英語でやるというものでしたが、厳しい話、それは英語さえ話すことができれば、誰でもできる内容で、いくらでも替えがききます。
給料が高くなるはずがありません。
誰でもできるのですから。
もちろん、社会に出ていないみなさんは、ほとんどが『世の中にどんな仕事があるのか?』なんて知りようもないと思います。
ただ、生半可な気持ちで、何となく『英語を使って仕事がしたい』くらいでいたら、おそらく自分が思い描いていたような仕事に就くことは難しいと思います。
まして、『単語やイディオムは覚えたくないけど英語の成績を上げたい』などは論外です。
そう考えると、もしかすると『文学部英米学科』や『国際関係の学部』『グローバル系の学部』以外にも、大きなチャンスはあるのかもしれません。
確かに社会に出ていないのだから、どんな仕事があるのかはパッとは分からないでしょう。
パッと思いつくのは、通訳や秘書、翻訳などのお仕事ですが、もしかしたら思いもよらないような未来があるのかもしれません。
ただ、月並みですがそれは頑張ることが大前提。
先にも述べましたが、英語を話せるバイリンガルなんてそこら中にいます。
だから、本気で英語を仕事にしようとするのであれば、腹をくくってください。
確かに英語はくいっぱぐれません。
選ばなければいくらでも仕事はありますし、こんなに強力な資格は他にないです。
でもみなさんの40年ほども続く仕事人生、せっかくだからみなさんが本当にやりがいがあると感じるお仕事をやりたくないですか?
だから勉強なんてものは当たり前に頑張ってください。
そんなのは大前提です。
英語という言語は、世界中で最も話されている言語で、これをマスターすることにより、本当に多くの人のいろんな考え方を知ることができます。
ぜひ英語をマスターして、みなさんの人生を実りある豊かなものにしようじゃありませんか!
それに俗っぽい話になりますが、英語ができれば受験は超有利!
それだけでもみなさんが頑張る価値は大いにありますよ!