次期高校3年生は第一志望を決めてください!

今日は高校3年生の指導準備がありますので、手短に申し上げます。

これから次期高校3年生と次期中学3年生の面談が進んでいきますが、中学生はさておき、現高校2年生は第一志望が決まっていないと相当まずいです。

再三申し上げておりますが、国立二次や難関私立の問題は、大学入学共通テストと比べて難易度が桁違いです。

大学入学共通テストが平均的にすべての受験生が得点できるような問題であるとするならば、国立二次の問題は完全に減点方式で、簡単に言えば『ふるいにかけるため』のテストです。

とにかく、ピンと来ないのであれば、今すぐ精文館書店さんで赤本にざっとでもいいので目を通してください(立ち読みはお勧めできませんので、できれば第一志望の大学の赤本はご購入願います)。

とてもじゃないですが、1年では間に合わないようなものがほとんどです。

そして厳しいことを言えば、難関国公立や難関私立を志望している受験生は、2年も3年も前から対策を取っています。

関東圏の私立中学に通っているお子様などは、3年4年、場合によっては小学校の頃からすでに第一志望を決めて頑張っていたりします。

それが良いか悪いかの話は問題ではありません。

(子供が何も分からない頃から勉強漬けにしなくても…。)という意見も当然あるでしょうが、それが正しいかどうかは全く関係なく、ただただ、難関校を志望しているライバル達には、そういう子たちもいるという事実がある、本当にただそれだけです。

中学受験を乗り越えて、御三家に入って、またそこで厳しい競争を戦ってきた受験生は、シンプルに手ごわいのです。

とてもじゃありませんが、何も知らずに高校2年生、3年生が戦うには、あまりにも厳しいのです。

だからせめて、第一志望くらいは固めて、残りの1年(正確には1年を切っていて残り348日です)くらいは、彼らが積み上げてきた分を追いつくくらいの学習をこれから積み上げていかなければなりません。

中学生はまだいいです。

公立高校を受験する分には、岡崎高校を受験しようが、偏差値40くらいの高校を受験しようが、みなさんが入試本番で挑戦する問題は全く同じです。

いわゆる『公立高校入試対策』をすればよいのです(もちろん、だからと言って手を抜いていいわけではありませんが)。

何にしても、受験の対策は早いに越したことはありません。

もちろん、お子様の自主性や主体性を促す必要はありますが、それにしたって、まだ社会に出ていないお子様は、そんな事情を知る術がありません。

ですから、ある程度は周囲の大人が先回りして、そんな世界があることや、そのために何が必要なのかは伝えていく必要があります。

その上で当事者である中学生高校生が選択すればよいと思います。

というわけで、今日は本当に時間がありませんのでこの辺で。

最後に気になったネットニュースのリンクを張り付けたかったのですが、もし気になりましたら『中学受験シーズン本格化 コロナ禍 私立志向』などで検索してみてください。

個人的には、公立でも私立でもどちらでもいいと思っています。

どちらにもメリットデメリットがありますから(※ただ、当塾はどちら寄りなのかと言われたら、完全に『私立寄り』の塾です。)

しかしながら、中学校の頃から高校の勉強をしているような連中は、やはりとてつもなく強力なのです(余談ですが、灘中学などは中学校の定期試験で東大の問題が出たりするのだそうです。ちなみに数学です)。

偏差値を40から50にするのはそう難しくはないでしょう。

しかし50から55にするのはなかなか大変ですし、60となるとかなり厳しいです。

そして65よりも上の連中というのはほぼ固定されています。

ここに食い込むことは相当な努力を積み上げる必要があります。

だから当塾では、『誰でも簡単に成績を上げることができます!』などといった、中高生や保護者様にとって耳障りの言い甘言蜜語を並び立てる気は毛頭ありません。

しかしながら、本当にやる気があるのであれば、必ず最高の結果が出ることをお約束いたします。

そんなわけで高校2年生のみなさん、とにかく今、今すぐに志望校を決めてください!

というわけで、2月は現高校2年生の面談が進んでいきますが、とにかく第一志望ありきでお話が進んでいくものと思っていてください。

というわけで、受験生に向けたのか、保護者様に向けたのか、なんだかよくわからない文章になってしまいまして申し訳ございませんが、今日はこの辺で!