新たに2名様のご入塾が決定、さらに4組様の面談を組ませていただきました。

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雑談

この時期に多数のお問合せ、本当にありがとうございます。

いつもあのようなブログを書いているからなのか、普通の塾であれば夏にお問い合わせが殺到するのかと思われますが(これまで私が関わってきた塾はそうでした)、この時期にお問い合わせがいただけると、私どもも余裕を持って学習計画が立てられるので、本当にありがたいです。

ちなみに、当塾が早期に受験生の入塾を締め切る理由ですが、一つには常々お伝えしている、『半年では大学受験は間に合わない』というものですが、もう一つ、ただただ単純に、現塾生の指導スケジュールでほとんど埋まってしまうので、新規の高校生を受け入れるだけの余裕がないのです。

こちらは山口の8月のスケジュール

こちらは9月

もちろん、無理をすれば新規でご入塾していただくことも可能ですが、そうなると当然、一番大切な『現塾生』の指導クオリティが下がってしまうのです。

集団授業であれば、5人が10人になろうが、50人が100人になろうが、指導クオリティに影響が出ることはありませんが、当塾のような完全マンツーマンのスタイルだと、人数が1人増えただけでも大きな影響が出てしまいます。

もちろん、利益を追求するならどんどんご入塾してもらうこともできますし、講師もどんどんネットなんかで募集をかけて、規模を大きくすることは可能です。

でもそれは絶対にいたしません。

人数が増えれば指導のクオリティも下がりますし、ネットなどで集まった講師のクオリティには不安が残るからです(もちろん、ネットでものすごい先生にヒットする可能性もあるのですが、相対的に確率は低いです)。

というわけで、今年もおそらく早期に募集は締め切らせていただく予定です。

いや~でもこの8月9月のスケジュール、本当にありがたいですね!

この中の半分以上は、もうすでに偏差値が60や70に達していて、『もう英語の指導は必要ないと思いますよ。』とお声がけさせていただいた塾生の保護者様もいらっしゃるのですが、それでも必要としていただけることが本当にありがたいです。

おかげさまで本当に私自身も大きく成長させていただきましたし、何よりも体重が8キロも減りました!(すでに6キロリバウンドしましたが…)。

というわけで、今のところは今年の受験生の指導が一通り落ち着きましたので、お気軽にお問合せください!

当塾は無理な勧誘、体験後の電話連絡など一切いたしません!

【英検準1級は取った方がいいのか?】

最近よくいただく質問で、『英検準1級は取った方がいいのか?』というものがありますが、結論から言えば、『文系は取った方がよくて、理系は取る必要はありません』ということになります。

まず理系の諸君、理系のみなさんは英検準1級に時間を割くほどの余力がありません。

数Ⅲに加えて物理、化学もやらなければならないため、正直英語に割ける時間は頑張って1,500時間程度、1,500時間では大学受験レベルの英語がギリギリのラインです。

とてもじゃありませんが、英検準1級に割ける時間はないのだとご理解ください(逆に言えば、理系のみなさんは寸暇を惜しんで勉強しなければならないということです)。

そして文系ですが、ネットなどで『大学受験 英検』などで検索すると、英検という資格を持っているだけで、大変優遇されることが分かると思います。

英検2級でも英語の得点の80%相当の評価をしてくれる学校もありますし、英検準1級となると『みなし満点』です。

つまり、英検準1級を取ってしまうことにより、逆に英語に割く時間を大幅に減らすことができるということです(国立の場合は二次試験があるのでそうもいきませんが…)。

これだけでも英検準1級の恩恵がいかに大きいかが分かります。

次に、4技能のどれに力を入れていくかです。

これはもう圧倒的に大問1の単語・イディオム問題と長文問題、いわゆる『リーディング』と呼ばれるものです。

逆にとてつもなく難しいのは『リスニング』です。

ライティングや面接などよりも、圧倒的にリスニングが難しいです。

作戦としては、単語や長文問題で9割近く稼いで、ライティングは6割から7割くらい、リスニングは合格点に達するだけ取れればOKくらいの気持ちで臨んだ方がいいです。

簡潔に申し上げると、暗記などコスパがいいもので得点を稼ぎ、時間対効果が低いリスニングは、できる範囲でと考えていただけたらと思います(リスニングは4技能の中で最も負荷がかかるものとご理解いただけたらと存じます)。

そしてここからが本番です。

ここでまた岐路に立つことになるのですが、一言でいうと、『単語とリーディングはコスパが高い!』とは言ったもの、単語のレベルはけた違いです。

正直、大学受験は比較にならないほどの語彙力が求められます。

以下は実際に英検準1級の単語問題出題された単語になります。

vandalize…芸術作品などを故意に破壊する

consolidate…~を強固にする

rule out…~を除外する

cumulative…累積的な

craves…~を渇望する

stale…(パンなどが)パサパサになった

・・・とまあ挙げていくとキリがないのですが、この辺の英単語、ターゲットやLEAP、シス単などの基本レベルの単語帳はもちろん、鉄壁などの難関大専門単語帳にも載っておりません。

そうなると当然、『ターゲットやLEAPレベルの単語帳は、当然終わらせておくことが前提』となります。

厳しいことを言えば、ターゲットなどの暗記で愚痴をこぼしてしまうのならば、英検準1級には挑戦するべきではありません。

じゃあ、果たして『大学受験でも出てこないような単語を覚える時間は無駄にならないのか?』という疑問が出てくるかもしれませんが、結論から言えば『無駄になることなんて何一つない』ということです。

英検準1級合格を目指すような勉強をしていれば、おそらく大学受験で苦戦するようなことはなくなるでしょう。

それに何と言っても、『同じ英語』なんです。

『フランス語やスワヒリ語、アラビア語やロシア語の難単語を覚えましょう!』などと言っているわけではありません。

『英単語を覚えましょう!』と言っているのです。

しつこいようですが、理系の諸君には大きな負担となるのでお勧めはしませんが、文系の諸君には損をすることなど何一つありません。

ただ、中途半端な気持ちでは厳しいです。

先ほども申し上げた通り、ターゲットレベルで(もうこんなの覚えられないよ・・・)などと弱音や愚痴を吐いてしまうなら、間違いなく英検準1級の単語などは覚えられません。

しかしですよ?

これも何度も同じことを言っていますが、『単語を覚えられない』と言っている高校生に、じゃあ放課の時間もご飯食べてるときも、お風呂に入っているときも寝る直前も単語チェックしているのか尋ねると、決まって『そこまではやってません・・・。』と返ってくるのです。

厳しいこと言いますね。

そこまでやってから『単語が覚えられない』と弱音を吐いてください。

やってないことができるわけないでしょう?

そして、難関大に合格する受験生や英検1級準1級を取るような連中は、実際にそこまでやっています。

要は最終的に、本当に英検準1級を取りたいという強い意志があるのかどうかということになります。

これも断言しますが、本当に君に『英検準1級を取りたい!』という意志があれば、絶対に取れます。

もちろん、時間はかかるかもしれませんし、一度や二度は不合格になるかもしれません。

でも必ず取れます。

言語ですから。

暗記すればいいだけですから。

ただ、誰にでもできることだけど、貫き通すことは誰にでもできるわけではないということです。

もし貫き通す強い意志があるのであれば、いつでもご相談ください。

絶対に合格しましょう!

あ、こちらは避妊手術後でぼーっとしている、うちの愛猫『ぽぽりー』です。

なんか嫌なブログばかり書いてて『なんだ!山口って嫌なやつ!』と思われないようにアピールしています。

うっ・・・うっ・・・かわいそうに・・・。

看護婦さんに『重っ・・・!本当に生後9か月ですか!?』と言われた上に、手術後も『ぽぽりーちゃん内臓脂肪もすごかったですよ!』なんて言われて・・・。

女の子なのに。

というわけで、しばらくはダイエットフードを食べてもらうことになります。

おまんはえぇのう、受験なんてものがなくて・・・。

でもね、受験勉強頑張って頑張って、念願の『一番行きたい大学』に通えるようになったときの喜びは、本当に何にも代えがたいものです。

山口は第二志望の大学でもめちゃくちゃ嬉しかったですからね!

これが第一志望だったらどれほどの感動だったのだろうか・・・と今でも思うのですが、そればっかりは今となっては知る由もありませんし、今こうしてみなさんとお会いできているので、あの時第一志望に落ちたのは運命であり、本当に良かったなと思っています。

そんなわけで、これから体験授業ですので、本日はこの辺で・・・。

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