5文型はこんなに大切!

これ、数年前に私山口が編み出した5文型チェッカーです。

①My father made the desk study.

これを高校生のみなさんはどう訳すでしょうか?

この文章、最も多い誤答が、『父は勉強用の机を作った。』なのですがこれは”大不正解”です(by back number)。

もしそうなら、”My father made the desk to study.”と不定詞の形容詞用法で”the desk”が修飾されるはず。

この①の文章は、誰が何と言おうとも『父はその机に勉強をさせた。』この訳以外には断じてありえません。

自分が作った文章なので当たり前なのですが。

『机という無生物に勉強をさせるなんてありえない!』という勝手な先入観から、これまた勝手な日本語の感覚で『父は勉強用の机を作った。』と捻じ曲げてしまうのです(とはいえ、気持ちは分かります。ただ逆に、『机に勉強をさせた。』という日本語を見て、勝手に『机を作った。』と解釈しないはず。それくらい大切な話なのです)。

もう一度確認しますが、My father=S , made=V , the desk=O , study=Cなので、この”made”は使役であることを訳に反映させなければなりません。

これがもう少し複雑になって、”My father made the desk (which was) animated by Harry Potter study.”となっていても、SVCO 倒置が起こって、”My father made study the desk animated by Harry Potter.”になっていても、正しく『父は、ハリーポッターに命を吹き込まれた机に勉強をさせた。』と正しく訳さなくてはなりません。

というわけで、受験生のみなさんは『make have let (仲間外れの)get』を見かけたら、とりあえずSVOCを疑うこと!

実際の入試では当然難しい方がでるわけですから、とりあえず難しい方を疑ってください。

もし違ったら、『SVOCの疑いが晴れるだけ。』

それだけのことです。

”作った”と訳して終了です。

なんで”get”が仲間外れなのかというと、”get系の使役”は無限にあるので、まあこれは別物として考えてほしいかなと思います。

最近ブログが長すぎるので、今日はこの辺で!

PS.本日体験授業のお電話を頂戴したのですが、『まだ募集していますでしょうか?』とのことだったのですが…。

も、もちろんです!

なんかあの通販みたいに、『先着限定30名様!』とか『番組終了30分以内にご連絡いただいた場合のみ・・・』みたいに、やらしい感じに見えていたのでしょうか??

もちろん絶賛大募集!…と思ったのですが、高校生の枠は割とパンパンでした。

もちろん今日ご連絡いただいたご家庭分は、間違いなく確保いたします。

お問合せいただき、本当にありがとうございました。