高校3年生の最初の模試が終わりましたね!

嬉しい…。

みんな質問に来てくれてありがとう!

しかし当初から予想していた通り、みなさんボコボコにやられてしまったようで…。

でもこれはいいんです。

毎年恒例といいますか、3年生が受ける洗礼みたいなものでして、この模試はボコボコでいいんです。

現役生が、去年バリバリ頑張った受験生(つまり浪人生や多浪生)に勝てるわけがなく、また、3年生の模試はこれまでとは異なり、実力を測る模試から『難易度が本番の2割増し』にジョブチェンジしますので、確実にすべての数字が下がります。

そして、(うっゎ…自分やらなかんこと山ほどあるじゃん!)と自覚してもらって、今からの『257日』戦っていく姿勢を作っていくのです。

いつも通り、自分の専門が英語なので、英語にフォーカスしていきますが、まずこれを前提にしてほしいです。

①時間切れは仕方ない

②(東海地区ならば)名工大と豊橋技術科学大学志望の受験生以外は、リスニングにそんなにおびえる必要はない

まず①。

肌感覚ですが、主観としては、今のみなさんは”100分くらいかけて問題を解く”くらいの意識でいいです。

逆に言えば、時間を意識するあまり、速く雑に読んで、結局ボロボロだったというのが最悪です。

そして模試の直しですが、これは『100%になるまで、何時間でも時間をかける』つもりでいてください。

当然、満点の受験生は直しなんてやる必要はありませんが、リーディングで50点を切っていたら、おそらくは直しに10時間はかかるはずです。

100%というのは、自分が分からない単語やイディオムは全て抜き出して、完全に丸暗記、解説や和訳を読んでもピンと来ない表現は、チェックをしておいて(暇そうにしている)山口に質問、ここまでやってください。

ちなみに参考までに『テスト直しはここまでやってほしい!』というモデルケースをご紹介しておきます。

高校3年生ならご存じだと思います。

今回の模試ですね。

もちろん質問もいくつかいただき、解消しております。

余談ですが、自分は授業ではテスト直しはしません。

なぜなら『お金がもったいないから』です。

授業は飽くまでも授業であって、テスト直しであったり、分からないところの確認を質問で解消できるならば(質問はし放題が当塾のモットーですので)、絶対にそっちの方がいいですよね。

初見の問題も、解説がまったくないようなものも全然ウェルカムです!

『早慶の問題解いてみたんですけど分かりません!』みたいなのももちろ大歓迎!

もう自分なんかは嬉しいばっかりです。

だからどんどん質問に来てくださいね!

話を戻しますが、誤解を恐れずに言えば、模試の結果であったり偏差値というものは、現時点ではそんなに気にしなくていいです。

もちろん、まるっきり気にせず、(山口が気にしなくていいって言ってたからどうでもいいや!)

では困りますが、模試というものは『現時点で足りていないものが何かを炙り出すもの』『そしてそれをしっかりと埋めていくために必要なもの』です。

ですので、模試そのものもそうですが、テスト直しについても時間は気にせず(ダラダラやってもいいというわけではありませんよ!)、『100%やりこむ!』を目標にしてください。

そして②についてですが、これはもう理由が簡単です。

『リーディングとリスニングの比率が1:1なのはこの2校だけ』だからです。

あ、あと愛知県立大学の『外国語』も8:7ですので、こちらを志望している受験生もリスニング対策は必要ですね。

その他の大学は『3(150):1(50)』もしくは『4(160):1(40)』です。

これはもう独り言・・・飽くまでも独り言として聞いてほしいのですが、『自分が受験生ならばリスニング対策はほとんどやりません。』

もちろん、山口個人はリスニングの練習してますよ!

毎日2時間はリスニングの勉強をやっています(ほんとはもっと増やしたいのですが…)。

でも、自分が受験生だったら、『配点も低い上に一番成果が出ないリスニング』にそこまで時間も労力も割きたくないです。

そりゃあね、学校の授業とかでやってくださっている分は頑張りますよ?

けど自分ひとりの学習には絶対に割きたくないです。

そりゃあ確実に上がると分かっていて、なおかつ配点比率が150点、もしくは160点のリーディングを頑張るに決まっています!

ただ『英語で食っていきたいんです』『外語大に進みたいんです』というみなさんは、配点だのコスパだの考えずに、一心不乱にリスニングも勉強してくださね!

というわけで、まだまだ書きたいことはたくさんあったのですが、時間が無くなりましたので続くはまた今度…。

今日は塾生がたくさん来てくれて、本当に嬉しかったです。

明日もお待ちしてますよ!