・・・とかゆーとりますけどね!

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雑談

いや、もう連日『なんだよ!いやなことばかり言って!』と思われてしまいそうですが、本当正直なところ、私たちが一番簡単に儲けようするならば『いつでもWELCOMEです!』『勉強そんなに頑張らなくても成績上がりますよ!』『勉強は量より質なんです!』なんてことを言って、片っ端から入塾してもらうのがいいんです。

もちろん塾のルールもゆるゆるで。

そんなですね、もう自分も嫌ですよ?

居眠りしている塾生を注意して厳しくお説教をして、その上お母さんに電話して『○○君が寝てたんで、今日は帰っていただきますね。』なんて言いたかないですよ。

100%嫌われちゃうじゃないですか・・・。

それで生かさず殺さず通ってもらって、3年生の夏休み前に一気に面談を組んで、『このままじゃ第一志望厳しいです。夏期講習50コマやりましょう!みなさんやられてますよ~。』なんて言うのが一番楽にお金が稼げますよ。

でもそれは拝金主義の大手のやり口です。

もちろん、当塾だって慈善事業ではありませんので、利益は必要です。

ただし優先するものが、『当塾を選んでくれた塾生に、一番行きたい学校に行ってほしい!』が第一なんです。

それが利益につながってほしいと考えています。

塾生諸君に厳しく指導をさせていただくのにも理由があります。

それは山口自身がそうであったように、ただ単に『分からないから』なんです。

自分なんて、『まあ一応進学校に合格したわけだし、なんか3年生になったら成績が上がるもんなんでしょ?』なんて思って、高校2年生の夏までフルスロットルで遊んでしまった経験があるからなんです。

いや~もうアクセル全開でしたよ??

毎日毎日ブログで偉そうなことを言っていますが、何を隠そうこの自分自身が、みなさんよりもはるかに危機感が少なくて、はるかに遊んでいましたから。

当時はスマホこそありませんでしたが、スーパーファミコンや初代プレステがありましたからね(いつの時代も何かしらあるんです)。

もちろん、そのツケはしっかりと払うことになりました。

担任の先生には『おまえもう国公立は無理だぞ??』と高校2年生の夏に言われましたし(実際今考えても無理だったと思います)、英語なんて高校に合格した瞬間から何もやってませんでしたので、偏差値は30台、そこからは地獄の日々が待っていました。

それでも関関同立が限界だったんです。

同じ同志社でも、京都大学や大阪大学、名古屋大学などを狙っていて、滑り止めで同志社を受けた受験生と、もう本当にそこが限界で、何とかかんとか同志社を受験した受験生では中身が違います。

自分は後者でした。

今こうして最高に充実した人生を送らせていただいていますので、そのこと自体には何の後悔もありませんし、もう一度あの当時に戻っても、同じように関関同立を受けるだろうなとは思います。

でもやっぱり、貴重な高校1年生と2年生の春を頑張らなかったことには、ものすごく後悔しています。

ただただ、自分は無知でした。

『無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり』とは言いますが、もうそれで言うならば、自分の行動は罪でした。

しかしながら、そういったダメな経験ができたこと、そこから紛いなりにも這い上がれたことをみなさんにお伝えできることは、自分の一番のストロングポイントだと思っています。

中学校の英語のテストで0点を取るような自分でも、少なくとも英検準1級は取れたわけですし、みなさんにできないはずがありません。

こうしてこれまでも、偏差値が60、70を超えるような塾生を指導させていただいたので、どうすれば英語の成績が上がるのかをお伝えすることもできます(※もちろん、塾生のたゆまぬ努力が前提であることは言うまでもありません)。

そしてできればこのことを、少しでも多くの中高生のみなさんと共有したいと思っています。

第一志望合格はもちろん至上の喜びではありますが、できなかった英語ができるようになる、自分の学んだ知識で多くの外国人と自由にコミュニケーションが取れることは、また違った格別の喜びがあります。

コミュニケーションをとるというのは、お互いがお互いの言語レベルに忖度して、他愛のない日常会話を交わすことではなく(もちろんそれはそれで素晴らしいのですが)、自分が考えていることを自由に伝え、相手が考えていることも理解できることを意味しています。

ですので、英語がニガテだという中高生とこそお話ししたいですね!

ただ、普段文系科目の話ばかりしておりますが、当塾は実は『理系講師の方が多い』です。

そんなわけで、理系の体験授業もお待ちしております!

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