質問ができる子、挨拶ができる子は成績の伸びも良いです。
さて、これも常々申し上げていることなのですが、当塾は『いつでも自習室利用OK!』『東大だろうが医学部だろうが早慶だろうが、どんな質問でもお答えします!』が売りの塾ではあるのですが・・・、今年度はかなり塾生の質問の数も少なく、おかげさまで山口の体重も増える一方です。
去年の卒塾生の合格実績は、自分たちでいうのもなんですが『地域ナンバーワン』と自負しておりますが(相対的に、当塾の塾生の数は少ないので…。)、その実績を作ってくれた去年の3年生は、とにかく質問の質も量も桁違いでした。
よく自分でも思うのですが、(質問に来ないということは、100%で理解しているってことなの??)と思います。
当然そうではないですよね?
100%で理解しているのであれば、模試の結果は常にA判定でしょうし、そもそも塾に通う必要なんてありません。
みなさんは第一志望に向けて、不完全なところを改善するために塾に来ているのですから、主体的な質問がないというのはありえないのです。
これが右も左も分からない小学生ならまだしも、いよいよ受験を迎える中学3年生や高校生が、人に言われないと質問もできないというのでは困ります。
おもしろい記事があったので、ぜひぜひ参考にしてみてください。




ちょっとこの記事はあまりにも長かったので、気になるようでしたらこの先は検索してみてください!
ちなみに山口、ドラゴン桜の内容は”ほとんど信用しておりません。”
あのドラマ内で言われているように『東大の試験は簡単だ!』なんてことはありえませんし(むしろめちゃくちゃ難しいです)、たったの数か月で偏差値32から、共通テストの足切りを突破し、ほとんど記述の東大の二次試験を攻略できるわけがありません。
ただし、内容が誇張されているというだけで、真に迫るものも中にはあると思っています。
ここではその問題はさておき、『質問をする』ということはとても大切なんです。
山口が早々に入塾者を締めきってしまうのは、現塾生の質問対応に時間を割きたいからです。
そりゃあ利益最優先するならば、質問の時間もすべて新規の入塾性で埋めたほうがいいです。
でもそれだと、確実に現塾生への指導クオリティが下がってしまうので、あえて質問の時間を確保しているのです。
だから質問に来てください!
あまりにも少なすぎます。
別に山口の発言や、この記事を鵜呑みにする必要はありませんが、『質問をするのとしないのでは、どちらが学習面でメリットがあるのか?』くらいの判断はできるはずです。
一事が万事、そういうところが日々の学習に現れてきます。
みなさんの主体的な学習姿勢を希望します。
【挨拶ができる中高生は成績もいい】
さて、塾生諸君はご存知の通り、みなさんが教室に入ってくるとき、そして帰宅するときには、必ず『こんにちは~』『こんばんは~』『さようなら~』と声掛けをしておりますが…、必ず挨拶をする塾生と、それができない塾生に分かれます。
でですね、挨拶は学習というか、すべての基本です!
別に感謝を押し付けるつもりは毛頭ありませんが、塾にせよ学校にせよ、君たちの学びをサポートする場所なのです。
感謝するかどうかはさておき、挨拶くらいはした方がいいですね。
で、これについては躾の領域なので、山口や他の講師から指導することはありません。
自分で気が付くか、お父様お母様にご指導していただくしかありません。
ただ、信じるも信じない自由なのですが、『挨拶ができる子は相対的に成績がよい』、これは事実です。
いや、成績がどうのこうのというよりも、高校を出て、大学を卒業して社会に出て…、挨拶ができない社会人が重宝されるわけがありません。
挨拶というのはもう勉強以前の問題で、社会で共存していくために必要なモラルの話ですので、押し付けることはしませんが、自主的にした方がいいと思います。
これも先の『質問』の件に通じるのですが、挨拶についても『するかしないか』で言えばした方がいいに決まっています。
余談ですが、去年第一志望に合格した塾生(高校3年生)は、全員教室に入るときも退出するときも、必ず大きな声で挨拶をしていました。
さらに言えば、当塾では挨拶ができない講師を採用することはありません(というより、そもそも声をかけません)。
挨拶もしてくれない先生に、大切なお子さんを指導してほしいと思うお父様お母様はいませんからね。
いつかみなさんが社会に出ていくときに、同じくらいの能力と、同じくらいの志があるライバルがいたとして、挨拶ができるライバルと挨拶ができない君、どちらが重宝されるでしょうか??
答えは言うまでもありません。
ただし、信じるも信じないも君の自由です。
自分が正しいと思ったならば、信念を持って貫けばいいと思います。
ただ、個人的には、挨拶ができない人間は総じて損をするだろうとは思っています。
【愛される人間かそうではないか?】
野球にまったく興味がない人には分からないお話なのですが、今海を越えたメジャーリーグで、世界一と言っても差し支えないほどの活躍をしている野球選手がいます。
いや、世界一というか、野球の歴史上ナンバーワンと言ってもいいくらいですね。
それが大谷翔平選手です。
もう大谷選手のすごさを山口ごときが語るのもおこがましいので割愛しますが、大谷選手というのは人間性もものすごく素晴らしいんです。
プロ野球の世界に飛び込むときも、色んなお偉いさんから『プロ野球を舐めるな!』と厳しいお言葉をたくさん頂戴したのですが、彼はそのすべてに笑顔で対応していたのです。
そう、大谷選手って常に笑顔なんですよね。
だからどこに行ってもチームメイトはもちろん、相手チームからも愛されるのです。
それがそのまま野球につながっているみたいですね。
ちなみにこれは、大谷選手が『高校1年生』のときに立てた目標だそうです。


この目標の素晴らしいところは、『○○大学合格!』『英語と数学を頑張る!』みたいな曖昧なものではく、しっかりと『何をどうすればどうなるのか?』までしっかりと細かく考えて書かれているところですね。
でも今回言いたいところはそこではないです。
この9個のカテゴリーで左下と真下のゾーンを見てほしいのですが、ここ、野球とは全く関係ないですね。
『思いやり』『礼儀』『感謝』『あいさつ』『ゴミ拾い』『応援される人間になる』『審判さんへの態度』『道具を大切に使う』などなど・・・。
そう、お伝えしましたが、彼は日本でもアメリカでも、味方からも敵からも愛されるプレイヤーなのです。
一方、具体的名前は出しませんが、そんな彼とは対極の選手がいます。
ものすごく傲慢で後輩をいじめたりして、髪も金髪に染めて金のネックレスをして、スーパーのカートに座って後輩に押させたりしていた野球選手がいたのですが、彼は今干されてしまっています。
野球の実力は確かだったのですが、ここ最近成績が落ちだしてレギュラーから外れ、他球団からも『後輩に悪影響を及ぼす』という理由でどこからも声がかかならなくなってしまっています。
実力ももちろん大切ですが、人間性も同じくらい大切です。
もちろん、元々の性格もあったりして、なかなか挨拶ができない中高生もいるとは思うのですが、それはそれでどこかで克服しないと、いつか必ず損をしてしまうと思います。
だから小さなことからでもいいので、例えば教室に入るときと帰宅するとき、『お願いします』『さようなら』と声に出すだけでも頑張ってみてほしいなと思います。