またまた偏差値70オーバー出ました!(刈谷高校2年生の男の子)

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教室長ブログ

またまた出ました!

しかしまだ紙の結果は返ってきておりませんので、とりあえずふわっとした報告になります。

いや~今はもうスマホで結果がいち早く確認できて、保護者様も共有できるんですね。

先日の西高生の模試の結果もお父様からご報告いただきましたが、今回の塾生もお父さんから口頭で教えてもらったとのことでした。

君たちすごいね…。

いや、自分の塾の塾生を自画自賛するのもなんですが、本当にすごいな~と他人事のように思います。

なお、紙で結果が返ってきて、ご本人の許可をいただけたら、いつものように弊ブログでご紹介させていただきます。

【足掛け4年弱、長い時間をかけてしっかりと実を結んできました。】

さてこちらの塾生、刈谷高校合格体験談も含めて、これまでにも何度も何度もご紹介させていただいております。

最初の出会いは3年強前、まだ彼が中学1年生の頃でした。

元々はお隣の超大手学習塾に通っていたのですが、ある日ふと、お父様お母様がお迎えで並んでいたときに当塾の窓の明かりが気になってくれたとのことで、体験授業を受けてくれたのが最初のきっかけでした。

当時の当塾、塾生もまだ10人前後しかおらず閑散としており、とてもじゃないですが当塾を選ぶのは勇気が必要だったと思います。

そりゃあ名前が通っていて、たくさんの中高生で溢れかえっている塾の方が、見栄えはいいですよね。

そうして当塾を選んでいただき、順風満帆ではありませんでしたが無事に刈谷高校に合格することとなりました。

ただやっぱり刈谷高校のレベルはけた違いでした!

もちろん彼は中学校では、常に上位の5%に入っていましたが(3年生の秋口くらいに一度成績が下がってしまいましたが・・・)、そんな彼でも高校1年生4月に受ける実力テストではほぼビリの方でした。

と言いましても、刈谷高校は当然各中学校の上位5%が集まってくる高校ですので、当然その中でも優劣はついてしまいます。

それこそ、中学校の学年トップだったお子さんでも、ビリになってしまう可能性はあるのです。

ただし、ちょっと傲慢とも取れるかもしれませんが、山口は1年、遅くとも2年生の冬までには、彼の偏差値が70を超える確信がありました。

【とにかくどんどん前倒し指導を進める】

刈谷高校と言えば、授業の質もスピードもけた違いに高く早いことで知られていますが、山口は彼に対して、それよりもさらに高い負荷をかけ続けてきました。

高校1年生の夏休みまでに高校3年間分の文法をすべて終了、そこから高校2年生の春までに、難関国立大学の過去問に取り組み、2年生に上がってからは京都大学の過去問で指導をさせていただいています。

一見するとオーバーワークのように見えるかもしれませんが、これはオーバーワークではありません。

むしろ周りが遅すぎるのです。

極端な物言いになってしまいますが、東大や京大、早慶上智の合格を、関東や関西の有名私立が独占してしまっているのは、彼らは圧倒的に早く、ものすごく質の高い勉強を小学生の頃から続けているのです。

ちなみに余談ですが、東京では3人に1人が中学受験を体験します。

おそらくですが、東海地方ですと数十人に1人くらいではないでしょうか?

その是非はさておき、とにもかくにも、関東・関西エリアの小学生や中学生は、地方の生徒達よりも圧倒的に早く、難しいものに取り組んでいます。

もちろん、地方の公立中学校⇒公立高校というルートでも、超難関大学に合格する生徒はいますが、相対比較すれば圧倒的に関東・関西エリアの中高一貫校が強いのです。

そして平たく言ってしまえば、その関東・関西エリアの超難関中高一貫私立の指導を、そのまま彼にマンツーマン指導させていただいただけです。

ただ口や文章で言ってしまうのは簡単ですが、それを実際に実践するには、学習者の強い意志が必要になります。

何せ公立高校受験では、そこまで英単語を激詰めされることはなかったでしょうが、彼が高校に上がった最初の授業から、もう本当に鬼のように単語については厳しい叱咤激励を続けさせていただきました。

またいつかの機会にご紹介させていただきますが、彼の英単語帳『LEAP』は、まるで10年使い続けたかのようにボロボロです。

もちろん、『英単語にそこまでストイックに向き合う』という習慣はなかったので、最初の方はかなりきつそうでした。

何度繰り返しても覚えられない、当然英語の成績も思うように上がらない(とはいえ、偏差値60前半は維持していましたが…)、授業の内容は刈谷高校の授業よりもはるかにハイレベル、本当にきつい日々だったと思います。

でも、それを信じるかどうかです。

彼が信じてくれたのはもちろんですが、彼のお父様お母様も当塾の指導方針にご理解をしていただいたというのが大きいです。

私個人の主観になってしまいますが、お父様お母様が受験や教育について共有しているかどうかはものすごく大きいです。

これは『○○高校に行け!』とか『○○大学を目指せ!』などいう話ではなく、学ぶことの大切さ、受験に必要となるものをお父様、お母様も一生懸命共有していただけるかいなか?という話です。

『○○大学に行け!』は、ただただ大人の価値観を押し付けているだけですので。

そうではなく、お子さんの自主性や主体性の芽生えに期待し、彼らの邪魔にならないようにつかず離れずの距離を保ち、正しい道を進んでいけるようにあれこれ苦心していただきたいのです。

親が学ぶことや受験や学歴の大切さを認識していなければ、子どもがそのことについて考えることは絶対にありません。

暴走族の夫婦のお子さんが難関大に合格する可能性は極めて低いでしょうし、勉強に高い意識を持たれているお父さんお母さんのお子さんがヤクザになる可能性もまた低いでしょう。

それは遺伝とかそういう問題ではなく、ただただ環境の問題です。

ご両親がスマホばかり触っていたり、ゲームをやってたりしたなら、当然お子さんはゲームが大好きになるでしょう。

お子さんがスマホを触る原因は、99%が環境です。

指一本で膨大な音と情報を垂れ流してくれるスマートフォン、そりゃ触るに決まっています。

家の中、出かけた先、飲食店などで親がスマートフォンを触っていたら、100%子ども脳死状態でスマートフォンに夢中になります。

逆に言えば、お父様やお母様が勉強そのものや受験、学歴に関心を持っていれば、自然にお子さんもそのことを考えるようになります。

当塾の保護者様とお話させていただいていても本当によくわかるのですが、皆様本当によく調べられています。

正直一応受験のプロの端くれである山口も舌を巻いてしまうほどです。

もちろん、細かい計画や指導については、当塾に丸投げしていただいて構いません。

しかしながらお子さんの目線に立ったとき、お父様やお母様も一緒になって受験に取り組まれているか?はたまた『受験のことはよくわからないから・・・。』と放置されるか??どちらが受験の成功に近いのかは比べるまでもありません。

さて話を戻します。

そんなわけで、私たちは指導で高い負荷をかけることが往々にしてありますが、それは決してオーバーワークではありません。

まだ四則演算も覚束ない小学生に、東大の数学の問題を解かせるのは明らかなオーバーワークですが、きちんとした計画に基づくのであれば、それはオーバーワークではないのです。

そして山口の目から見ると、例外なくすべてのお子様に無限の可能性があるのに、何となくだらだらと貴重な中学生活、高校生活を過ごしてしまい、気づいたら高校3年生、もう残された時間もないから行きたくもない大学で妥協する、そんな受験生で溢れています。

だから心から、『話だけでも聞きに来てほしい!』そう願っております。

まあ聞くだけならタダですし、共感できなければその考えは捨ててしまえばいいだけの話ですので。

そんなわけで、引き続き『偏差値70超え』のご報告でした!

まだまだ彼の受験勉強はこれから『1年と5ヵ月』続いていくわけですが、折り返し地点としては最高の結果が出たのではないかと思います。

ただ、当然今回のテストで、これだけ偏差値が上がった高校生もいれば、下がってしまった生徒もいます。

これから先は、勉強に力を入れる生徒が増えることはあっても、サボる生徒の方が増える、などということは絶対にありません。

高校2年生のみなさん、ここから先は偏差値なんて、いくらでも簡単に下がります。

相当な努力を積み重ねないと、偏差値が上がることはそうそうありません。

また、40くらいの偏差値が50くらいまで上がることはあっても、55くらいから上になると、もうほとんどビタ止まりです。

なぜなら、成績上位陣は勉強の大変さ、成績を少しでも上げることの難しさを知っているからです。

彼らがより一層励むことはあっても、サボることなどあり得ません。

だから『まだ何とかなる』なんて思わないことです。

時間だけは『何ともならない』のですから。

そして今後の山口と彼の課題は、『志望校を上げること』ですかね!

いや、実のところ彼の現在の志望校が偏差値60くらいなので、もっともっと上を狙えるんですよね。

でもこの志望校、彼が一生懸命自分で調べて見つけた、彼が本当にやりたいことを学べる大学ですので、安易に口を挟めないんですよね。

刈高の担任の先生も『〇大を目指したらどうだ?』とおっしゃられているようで、いや、もう本当これは教師や塾講師の悲しい性なんですが、少しでも難関大を目指してほしいと願ってしまうものなんですよね…(苦笑)。

ですので、山口ももっともっと勉強をして、彼の学びたいことが学べる、より高いステージがないかを調べてみようと思います。

というわけで、いつも以上に支離滅裂な文章になってしまいましたが、本日はこの辺で…。

塾生のみなさん、また保護者様、当塾を選んでいただきまして、本当にありがとうございます。

大手学習塾がひしめき合う西尾市内で、塾ナビにも載っていない当塾を選ぶのは本当に勇気が必要だったと思います。

その意気には絶対にお応えします!

当塾塾生のみなさん、絶対に全員第一志望合格達成しましょう!

君たちはすごいです!

『スマホ、居眠り、私語一切禁止!』なんて厳しい環境を選んで、今日もこうして教室がいっぱいになるほど自習に来てくれている、もうそれだけで本当に尊敬します!

あとはせっかくだから他の誰にも負けないくらい勉強して、一番行きたい大学に行きましょう!

いや、もう本当に冗談抜きで、大学生活ってめちゃくちゃ楽しいですよ!

同じように頑張って、同じように夢を勝ち取った仲間たちと、最高のキャンパスライフを過ごしてくださいね!

【最後にもう一つ共有を】

今回ご紹介させていただきました塾生のお父様お母様、実は当塾に入る前は勉強のことで、結構お小言をこぼされていたということでした。

そこで『お父さんお母さんの「勉強しなさい!」はまったく効果がありませんので、控えていただいてもいいですか?』とお願いをしたところ、何とこちらのお父様とお母様、塾生ご本人に『今までガミガミ言ってしまってごめんなさい。これからは二度と言わないようにするから。』と謝られたのだそうです。

これはすごいですね。

お子さんに勉強のことであれこれ言いたくなるのはごくごく普通のことですし、ましてや自分のお子さんに、自分の非を認めて謝るなんてことはなかなかできることではないと思います。

ただそれだけに、この『ご両親が謝る』という事件は、彼にとっては大きなことだったでしょうし、彼の心にはより強く響いたのではないでしょうか?

きっとそういったご両親の接し方なども、今の彼の成績に反映されているような気がしてなりません。

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