西高3年生の女の子、5ヵ月で偏差値が16上がりました!(SS42⇒58)※この記事は2分で読めます(多分…。)

というわけで、また嬉しい報告ですね!

偏差値が42だった塾生の女の子、なんとたったの5ヵ月で偏差値が58まで上がりました!

とはいえ、まだ志望校の判定そのものは厳しいものが出ていますので、まだまだ油断はできません。

・・・。

正直この時期に、こんなに短期間でこんなに偏差値が上がることはめったにありません。

しつこくしつこく申し上げておりますが、学年が高校3年生に変ってからは、予備校生も加わり、さらに全員が死に物狂いで勉強をしまくるので、同じ質と量の勉強でギリギリステイ、普通は下がります。

そういった現実を知らないままに高校3年生になってしまい、大手学習塾の宣伝広告に煽られて、『今から頑張らなきゃ!』と思い立って塾を訪れると、とんでもない量と金額の講習を提案されるわけです。

『お母さん!高3生の夏は天王山です!ここで勝負をかけないと第一志望の合格はあり得ません!』なんて熱弁を振るわれて、通常の授業に加えて50万円も100万円もする講習を提案されるわけです。

あ、それは私が以前大手学習塾や予備校に勤務していたという現実を踏まえての情報で、何の根拠もなく出まかせを申し上げているわけではありません。

いたって普通のことなんです。

でもですね、しつこいようですがそれは塾には落ち度や責められるべき点などありません。

3年間かけてやらなければならなかった学習を、たったの半年程度で何とかしようというのですから、授業の数も3年分提案されているだけなんです。

遅くスタートしたからやるべき学習量が減るわけではなく、むしろ、勉強をサボってきたというディスアドバンテージを考えるならば、6倍以上かかってもおかしくないんです。

みんながコツコツと3年間(あるいは6年間)積み上げてきたものを、たったの半年で何とかしようというのですから。

本当にこれもしつこいようですが…。

お金の面もさることながら、一番きついのは生徒本人が受ける負担です。

先ほども申し上げました通り、残された時間が半年しかないからといって、求められる勉強の総量が変わるわけではありません。

一般私立なら2,000時間、難関私立なら3,500時間、難関国公立なら4,200時間以上の学習時間が必要となります。

ただしこれは一般論の話。

まったく基礎も土台もでき上っていなければ、もっともっとかかる可能性もあります。

結局のところ、スタートが遅かったとしても、必要となる授業もお金も結構なものになってしまい、受験生の負担だけは大きくかかってしまうという状況ができあがってしまいます。

少しでもいい大学を目指すのであれば、少しでも早い対策を取っていただけたらと願います。

【刈谷高校2年生、偏差値69でました!】

というわけで、やっと模試の結果が返ってきました!

こちらです!

第一志望の判定はB判定。

このまま順調に行けば、まず大丈夫かなと目論んでいます。

ちなみにですがこちらの彼、しっかりと体育会系の部活をこなしつつ、授業の数も週一のみです。

ただ、当塾に来てくれたのが中学校1年生の冬。

きっかけはおもしろいもので、某大手学習塾に通っていた頃、お父様お母様が送迎で並ばれていたときに、当塾をちらっと見かけてご連絡いただいたのでした。

いつもいつも思うのですが、大手学習塾の魅力を振り切って、当塾のような規模的にははるかに小さい個人塾を選ばれるのは、相当な勇気がいると思います。

でも、そんな思いをしてでも当塾を選んでくれた中高生のみなさんと保護者様のご期待に応えるため、私たちは全力を尽くしたいと考えています。

本当にシンプルですが。

そうして早いものであっという間に4年近い月日が流れたのですが、本人のたゆまぬ努力の甲斐もあって、極めて順調にここまで来たと思います。

なお余談ですが、さすがにこれくらいの成績なら、友達の中では一番良かったのではないのかな~と思い雑談がてら聞いてみたところ、『いえ、ぼくが一番順位は低かったです。』と返ってきて悶絶しました!

いやいやうそでしょう・・・。

偏差値70あって仲間内ではビリって…。

よく見たら、全国偏差は70あっても、刈高偏差はなんと55!

でもいい環境ですね。

最高の環境だと思います。

偏差値70もあれば気が緩んでもおかしくないところですが、この環境では常に身も心も引き締まった状態だと思います。

そんな彼ですが、今は京都大学の長文でひたすら精読読解を繰り返しており、もう少ししたら条件英作文・自由英作文にとりかかっていく予定です。

いつものことですが、共通テスト(旧センター)対策は、年内に終わらせてしまいます。

でもですね…。

そんなことができるのも、対策に取り掛かるのが早ければこそ。

『半年で甲子園に出たいんです!』なんて言ってもそんなこと無理なんです・・・。

どういうわけだか、勉強はハードルが低いようで、『高校3年生からスタートしても何とかなる!』と考えている受験生が少なくないようですが、2年も3年も前から…、何なら小学生の頃から頑張り続けているライバルがたくさいんいるのに、たったの数か月で何とかなるわけがない。

だから一刻も早く行動を起こしてください!

今なら間に合うかもしれないものが、数か月後には手遅れになるかもしれません。

というわけで、もう少し書きたいことはあったのですが、このままだとこの記事は2分で読めなくなってしまいそうなのでこの辺で!

それではまた明日!