西尾高校学年7位!偏差値70オーバー!!

というわけで素晴らしい!

文句なく素晴らしい成績なのですが、今日という今日は三河地区の高校生と全ての保護者様に、歯に衣着せずに言わせていただきます(いつも着せていませんが…)。

まずはその前に、この数字が素晴らしいですね!

総合偏差値73です。

数字はウソをつきません。

この偏差値であれば、今のまま順調に頑張っていけば、まあ彼女が望む大学は大体大丈夫だろうと思われます。

ただ今はまだ2年生。

この時期からエンジンをかけていくライバルがどんどん現れますので、同じ勉強量だとステイ、下手をすれば下がる可能性があることはしっかりと認識しておく必要があります。

陳腐な表現ではありますが、彼女はいわゆる天才肌でして…、まだ全然本気出していないなというのが正直な意見です。

これで本気を出したらどうなるんだろう…。

この調子でいけば、いわゆる共通テストは大丈夫だと思われますので、しっかりと第一志望を絞り込んで、冬くらいからは二次対策に入っていきたいと考えています。

特筆すべきは国語ですね。

これはすべての保護者様にお願いしたいのですが、お子様がなかなか学習意欲が湧かないのであれば、ぜひぜひ読書をお勧めしてください。

読書は最高にコスパが高い学習の一つです。

僭越ながら、山口は学年ビリを取ってしまうくらい、とんでもなく成績が落ち込んでしまいましたが、読書週間により、何とか人並の成績が取れるくらいまでは学力が上がりました。

こちらの塾生のお父様から伺ったのですが、彼女は読書が趣味であるとのこと。

文字を読み、思考し、課題に取り組む力は読書でしか育まれません。

あ、スマホはダメですよ!

あんな光と音を発して、画像で脳に訴えかけてくる媒体で思考力は養われません!

しつこいようですが、『スマホは百害あって一利なし』であることを改めて念押しさせていただきます。

【西尾高校と刈谷高校にはこれだけの差がついてしまった】

さて、こちらの彼女の偏差値ですが、全国偏差は『73.3』そして注目しなければならないのは西尾高校校内偏差です。

校内偏差は『71.7』。

これは大変な問題です。

彼女はいいんです。

しっかりと全国偏差で70を超えていますので。

問題はこの二つの数字から、『今の西尾高校は10年前よりもかなり力を落としている』ことが伺えるということです。

これは山口の主観で申し上げているわけではありません。

ただただ数字が物語っています。

10年ほど前に山口が西尾にきた当時、同じくらいの偏差値を取っている西尾高校生がいましたが、その当時は全国偏差が70であれば、西尾高校校内偏差は60くらいまで下がっていました。

なぜこのような現象が起きていたのかというと、西尾高校学年全体のレベルが非常に高かったため、学年平均が非常に高かったのです。

論より証拠、同じように前回の模試で偏差値70を取った刈谷高校生の模試の結果をご覧ください。

全国偏差は69。

しかしながら刈谷高校の学年平均レベルが非常に高いため、校内偏差に換算すると一気に『55.4』まで下がってしまいます。

全国偏差と校内偏差の格差はその高校の学力や成績のバロメーターであって、その差が下振れれば下振れるほど、その高校全体のレベルが高いということになります。

なお、10年前の西尾高校は、今の刈谷高校に近いような状態でした。

だから山口は当時の西尾高校生には、『全国ではなく、校内偏差を常に意識するように!』と声掛けをしていました。

全国のレベルよりも、西尾高校のレベルの方が格段に高かったからです。

しかしながら、改めて申し上げますが、現状では西尾高校と全国偏差のポイントはわずかに『3程度』。

ということは、今の西尾高校は全体で見るならば、全国的な平均よりも少し上ということになります。

ちなみに公立高校入試の段階では、刈谷高校の偏差値は70、西尾高校の偏差値は64ですので、高校1年生の4月時点では6ポイントしか差がなかったのに、この『たったの1年と3か月でとんでもなく大きな差が開いてしまう』ということになります。

そして恐ろしいのは、西尾高校の上位陣は安定しているんです。

去年の大学入学共通テスト、西尾高校の特進クラスの平均点は『660点』、これは刈谷高校の学年平均と同じ点数でした。

一方で、西尾高校の学年平均は『550点』、つまり上位陣と成績下位の層の格差がものすごく大きかったということになります。

認識を改めてください。

しつこいようですが、『西尾高校や西尾東高校に合格することは、大学受験においてはゴールでも何でもない』のです。

そんなことは当たり前のことですが、どんなにいい高校に合格しても、勉強しなければ成績も偏差値も上がるわけがありません。

西尾高校に通っていたとしても、偏差値が55を下回っていれば、かなり勉強を頑張らない限り、難関大はおろか、中堅大学すら危ういのです。

・・・というわけで、しつこいようですがこれは山口が嫌がらせで言っているわけではありません。

ただただ、数字が物語っているのです。

もちろん、ここ愛知県の公立高校のレベルは総じて高いので、西尾高校や西尾東高校に合格すること、それ自体はとても素晴らしいことです。

それでもあえて山口の主観で言わせていただくのであれば、この10年西尾市内の高校生の成績の推移、合格実績の変化などを鑑みて、厳しいことを申し上げております。

おそらく高校1,2年生も一通り夏の模試の結果が返ってきたかと思われますが、今偏差値が55を下回っているならば、早急な対策と改善が必要になりますことを念押しさせていただきます。

最後にもう一点。

なぜ高校1,2年生の模試が3教科しかないのか?

それはこの3教科にかかる時間が莫大であるからです。

社会や選択社会、物理や化学や生物などを1,2年生の頃からやってしまうと、オーバーワークになってしまうからです。

逆に言えば、今『英語』『国語』『数学』が不十分だと、3年生になってから地獄を見るということになります。

国立志望の高校生は、高校1,2年生でこの3教科を固めてしまい、3年生になってからは現状維持をしながら、その他の教科を追い込んでいくのがベストです。

今の時点で3教科の偏差値が55を下回っていたならば、この3教科を追い込んでいきながら、なおかつ他教科もフォローしていかなければならず、そうして志望校のランクを下げたり、国公立を諦めたりという現象が起きるのです。

今はまだ高校1,2年生だし大丈夫、いつでも挽回できるなどという楽観的な考えは、今すぐ捨てなければなりません。

これはぜひぜひ、お父様お母様にも共有していただきたいです。

精文館書店の参考書コーナーの、膨大な量の赤本や参考書をパラパラとめくってみるだけでもいいです。

ご子息ご息女は、たったの1年や2年で、この膨大な量の問題をこなして、しっかりと合格点を取らなければならないのです。

そしてもっと言わせていただくならば、その準備は中学生、何なら小学生から始めても早すぎるということはありません。

いずれにしましても、今の成績と第一志望の間に大きな乖離があるのであれば、少なくとも今の学習法は間違っている、そうでなければ学習量が足りていないということを改めてご認識いただけたらと願います。