今年の共通テストを振り返って、雑談してみる(※100%主観、居酒屋レベルのお話です)

というわけで、全国の受験生を阿鼻叫喚の渦に叩き込んだ大学入学共通テストが終了し、まあ色々と考察が進んでいるわけですが…。

今の時点で、『6科目の平均点が過去最低になること』『数ⅠAの平均点は40を下回り、数ⅡBも40くらいであること』『生物の平均点も20以上下がり、おそらく傾斜が入るであろうこと』などなどが分かっていますが…。

受験生にとっては本当に悪夢のような出来事だったと思います。

本番中の受験生にとっては、そんなことは知る由もないので、不安な気持ちに常に駆られて、本来できるはずの問題も落としてしまったという受験生もたくさんいたでしょう。

コロナ禍で学習環境がベストとは程遠い状態で頑張ってきた受験生、文部科学省の試行錯誤に振り回されてしまい本当にかわいそうなのですが、ひとつだけ言えることは、『条件は全員が同じ』ということです。

正直に申し上げて、50万人以上が受験する共通テストでふるいにかける意味が全く分からないのですが、それでも条件は同じなのです。

同じテストで面食らってしまった受験生もいれば、(できない問題は無視!確実に取れるところで取ろう!)と軌道修正した受験生もいたことでしょう。

これで文部科学省が、『今回のことを踏まえて、もう少し難易度の調整をしよう!』となってくれればいいのですが、2025年には『情報』という教科を加えて『6教科8科目にしよう』としているのですから、今後共通テストの易化に関しては期待しない方がいいかと思われます。

『難化に備えて本番が易化した』ならいいのですが、『易化を期待して本番が難化した』では取り返しがつかないですからね。

ではどうすればいいのかというと、『確実に取れる教科を増やしておく』、これしかありません。

今回ですと『理系科目が大幅に難化した』わけですが、『その分を文系科目で補う』ことができた受験生は強かったのではないかと推察されます。

これまではおしなべて、『全教科平均点が50~60点になるように調整されて作られていた』わけですが、これから先はまったくその保証がありません。

『文系の受験生が文系に特化』『理系の受験生が理系に特化』して何とかなった時代はもはや終わってしまったのかもしれません。

逆に『文系の生徒は当たり前に文系をこなした上で理数系科目に対策する』『理系の受験生はその逆』という意識が必要になっていくのではないでしょうか?

ただひとつ言えるのは、『なぜだか英語は必須』ということです。

どういうわけだか英語が試験科目にない大学はほとんどありません。

いや、あるにはありますが、特殊な推薦であったり、学部がものすごく限定されていて、とにもかくにも英語ができないことは、大学受験においては中高生のみなさんの可能性を大幅に下げることは間違いありません。

しかも、去年と今回の共通テストを見れば分かるように、英語の能力だけではなく、膨大な情報処理能力を求めてきている上に、些細な問題ではありますが、なぜだがイギリス英語にも対応することを要求しています。

世間一般の認識がどうかは分かりませんが、今後大学受験を検討するならば、共通テストが必須である国公立を受験するならば、これまでのような認識では歯が立たなくなってしまいます。

しつこいようですが、『高校3年生になってから頑張る』『高校3年生の夏休みから本気になる』程度の努力では、量はもちろんのこと、質においてもどうすることもできません。

そこに3年後の共通テストには、『情報』という教科が加わってくるのです。

『情報で取れなくても、他教科でしっかりと得点を稼ぐ対策が求められる』のは当然の成り行きだと思われます。

以上、山口の主観でした!

国公立組のみなさん、まだまだこれからが本番です。

最後の最後まで諦めないこと!

月並みですが、受験は最後まで諦めなかったものだけが勝ち残っていきます。

そして高校2年生のみなさん、おそろしいことに、みなさんの受験本番まで『あと360日』しかありません。

国公立組は5教科7科目、つまり1科目あたりに『たったの51日程度』しかかけられません。

英語や数学などの重たさを考えると、実際にはもっと減るものとお考え下さい。

そして最後に、今回の共通テストの数学を解き終えた石川先生から一言『数学やるよりも国語やってくださいね』という問題だったとのことでした。

概ねS原先生と同じみたいですね。

いずれにしても、今回の数学は『センター試験や共通テストレベルのものではなかった』ということ。

改めて高校2年生のみなさん、全国にはすでに今年の共通テストを考察して、来年の対策に取り組んでいる受験生がたくさんいます。

しつこいようですが、『4月から』『夏休みから』の対策では間に合わないということを最後に念押しさせていただきます。