まだまだ勉強不足…と日々痛感させられます【※7分】

多分ですが大げさではなく、自分は受験英語に関しては愛知で一番勉強しているくらいの自負があります。

驕り高ぶってはいけませんが、それくらいの矜持を持たなければ、安くはないお月謝をいただいて、中高生のみなさんの指導に関わってはいけないと常々心がけています。

公立の中学校や高校の先生方をたまに揶揄してしまうこともありますが、それはそういった強い心持ちの現われだと思っていただけたら幸いです。

でもそれは当然のことであって、公立高校の授業はほとんどお金がかかることなく受けられるのですから、それに比べればはるかに高いであろう塾や予備校の授業が、学校の授業に劣ってはいけないと考えています。

だから、これから当塾の体験授業を受けられる中高生のみなさんは、存分に中学校や高校の授業と、私たちの授業を比較してください。

そこで我々の指導が劣るようならば、わざわざ安くはないお月謝を払ってまで、うちの授業を受ける必要はありません。

【こんなに違う、受験英語とネイティブ英語の感覚】

以前京都大学の英作文の模範解答(※駿台)をネイティブスピーカーに見てもらったところ、『・・・こんなに難しいこと考えてるの?分かりにくいし不自然だから、もっとシンプルで分かりやすい文章にした方がいいよ。』と指摘されました。

そうなんですよね。

元来日本人の性質なのかな?と思いますが、冗長で難しい表現を好む傾向があるような気がします(※その典型が山口なのですが)。

例えばこちらは山口が愛用している参考書です。

これは山口も重宝している参考書なので、これからも信頼感が揺らぐことはありません。

例えば、『私は勉強を頑張ったので、試験に合格することができた。』みたいな日本語があったとして、シンプルに書くならもちろんこうなります。

①”Since I studied hard, I could pass the entrance exam.”

でもこれって、難しく書こうと思えばいくらでも難しく書けるんですよね。

例えば”devote”などを使うと・・・

②”As I had devoted myself to studying hard, I was able to pass the entrance exam.”

なお、”devote”は”committ” “dedicate”とも置き換えかのうです。

このままだと、主語が”I”で重複してしまっているので、この動詞を名詞化すると・・・

③”The devotion of myself to studying hard leaded to my success for the entrance exam.”

直訳『私が一生懸命勉強を頑張ったことが、入学試験の合格につながった。』

・・・とまあ、なんとも形だけはいくらでも小難しくできるのですが、言うまでもなく③は受験英語で、ネイティブスピーカーからすれば、『いやいや、①でも充分意味が伝わる・・・というよりも、③は明らかに分かりにくいのに、何でこんな難しい表現を使うんだ?』

と言ってるんですね。

まぁ③みたいな文章を口にしたら、多分苦笑いされると思います(自分で作っておきながら何ですが・・・)。

(※なお、”lead to A”は”couse A” “provoke A” “result in A” “give rise to A” “bring about A”などと置き換え可です。

微細な意味の違いはあるものの、基本的に『Aという結果になる』『Aを引き起こす』くらいのニュアンスでOKです。

長文などにも頻出ですが、何よりも英作文で使える表現なので、すべて覚えてほしいです。)

確かにその通りですね。

なんとNASAの試験官ですらこう言っております。

あ、これ最近ゲットした、”めちゃくちゃ面白い英語の参考書”なのですが、受験英語の範疇を大きく超えておりますので、みなさんが手を付ける必要はありません。

こういうのは我々が手を付けて、必要な物だけを吟味してみなさんにお伝えしていきますので、ただでさえ数学や物理・化学、古文や社会などなど…他にもやることが山ほどあるみなさんがここまで頑張る必要はありません。

みなさん、『受験本番まで時間ないですからね!』

話を戻しまして。

NASAの英作文を添削指導しているネイティブスピーカーですらこう言っています。

簡単に言ってしまえば、受験英語ではガンガン出てくる

make a dicision⇒普通にdecide(決定する)

make an account⇒普通にaccount for (説明する)

にした方が、読んでる方も分かりやすいって言っているんですね。

こうなると受験生のみなさんは悩んでしまうかもしれませんね。

でもみなさんが悩む必要はありません。

なぜならここは日本で、みなさんの解答を採点するのは日本人だからです。

そして日本の大学入試の英作文の問題って実際にこんなんなです。

『客を招いたら、まず住居のすべての部屋を案内して回るのが、欧米の通例である。ドイツの友人宅でも、寝室から地下の作業室兼物置に至るまで案内されたが、どの部屋も清潔で整然としているのに圧倒された。以前その夫婦をわが家に招いたが、専ら座敷に閉じ込め、他の部屋など見せるどころではなかったのだが、今思うとはずかしい気がする。(某国立大学の英作文)』

ね?

そもそも日本語が冗漫で回りくどく分かりにくいので、これを英作文にしようとすると、英語圏の方々と齟齬や乖離が生まれても仕方ないんですよね。

ネイティブスピーカーが何と言おうが、日本の受験には日本の事情があるのです。

だからみなさんは自信を持って、みなさんを指導する英語の先生や講師に従ってください!

ここで冒頭の話に戻るのですが、すなわち、私たち指導する側は常に研鑽を積んでおき、すべての受験生の疑問と悩みに応じられる状態を維持しておかなければなりません。

そもそも高校の先生にしても、塾や予備校の講師にしても、『英語講師は英語だけ』『数学教師は数学だけ』勉強していればいいわけですから、私たちの勉強不足など到底許されるわけがありません。

だから高校生のみなさんは、存分に学校の先生、塾や予備校の講師に質問してください。

もちろん、私たちとて答えられない疑問や問題は必ずあります。

しかしその時に、『いや~こういう例外もあるから仕方ないよ。』と答える先生や講師に、指導者を名乗る資格はありません。

もしかしたら少し時間をいただくかもしれませんが、必ずみなさんの疑問は解消してみせますので、存分に頼ってほしいです。

【でも英単語とイディオムだけはみなさんが覚えてくださいね!】

はっきりと言っておきます。

公立高校入試”まで”なら、多少英単語を覚えていなくても何とかなります。

それが岡高だろうが刈高だろうが。

ただし、大学受験だけは別です。

英単語やイディオムを完璧に覚えなければ、みなさんは確実に第一志望には合格できません。

残念ながら難関大になればなるほど、英語のウェイトは高くなりますし、単語の難易度も上がる一方です。

そして、どれだけ英文法や、英語の構造をネイティブ級に完璧にしたところで、英単語やイディオムが分からなければほとんど得点することはできません。

いや、もしかしたら『文の前後から単語の意味を類推する』なんて手品紛いの手法の誘惑に負けてしまっている受験生もいるかもしれませんが、これまたはっきりと言っておきます。

『そんなことができる優秀な人間は、おそらく数万人にひとり』です。

もちろん山口にもそんなことはできません。

みなさんが、そんな言語学者級の言語能力を持ち合わせていないという自覚があるのであれば、黙って英単語を覚えてください。

というよりも、例えばこういう問題が出たとして、みなさんはこれを『文の前後から類推して解答する』などいうことができるのでしょうか?

こういう問題を何の迷いもなく、全問正解できるんなら、英単語やイディオムの暗記なんてやらなくていいです。

ぜひぜひ、数学やその他の教科に存分に時間を割いてください。

しかしながら、はっきり言って『そんな高校生はただのひとりもいない』と確信しています。

こんなただのアルファベットの羅列を、一体全体どうやって予測するのでしょうか?

そして、大学受験の英語の得点に影響を及ぼすのは、8割方この『英単語やイディオムの暗記』です。

私たちの授業を受けてもらって、どれだけ英文法の理解が100%になったとしても、みなさんが英単語を暗記してくれない限り、おそらくは難関大の合格点は取れません。

とはいえ、『じゃあ英単語さえ覚えてしまったら、塾なんか通わなくても英語の偏差値が上がるの??』と言われても、まったくそうではないのが厄介なところなのですが・・・。

言ってみれば、家に例えるならば、『英単語の暗記は地面と土台』、地面が無ければそもそも家は建ちません。

しかしながら、たとえ土台と材料が揃っても、プロの設計士や大工がいなければ、同様に家は建たないでしょう。

だから私たちの指導だけではなく、みなさんの途轍もない努力が必要になるのです。

英単語を覚えないのであれば、はっきり言ってうちの授業など受ける意味がありません。

もしも、『英単語の暗記などせず、楽に偏差値を上げる時短テクニックを身に着けたい!』というのであれば、はっきり言って当塾は向いていません。

例えば英語の偏差値が50を切るような受験生が、『明日試験なんですけど、何をすればいいですか?』と相談してくれたなら、『ひとつでも多く、英単語を覚えてください』と伝えます。

英単語の暗記は私たちが頑張るわけでもありませんし、私たちの都合でもありません。

みなさんが努力して、みなさんが覚えてください。

そして、旧七帝大をはじめとする国立大学や医学部、早慶やMARCH、関関同立などの難関大の合格を勝ち取った卒塾生は、全員これをやり切っています。

一人の例外もなく。

もちろんこれは英語だけではなく、数学や物理・化学、古文や漢文、もちろん社会などにも通じるものです。

幸か不幸かは分かりませんが、日本の大学受験はとにかく『暗記偏重』であることは間違いないです。

でも、こんなに平等な試験もないのではないでしょうか?

だって覚えればいいんですよ?

とんでもない優れた論文を書く必要もなければ、難解な公式や定理を使って、何かを証明したりする必要もありません。

ただただ、『時間をかけて、覚えた知識を入試本番で発揮すればよい』、極論ですが、その気になれば誰でもできることです。

時短の誘惑に負けないでください。

そして、みなさんが挑戦する頂は、数か月や1年、ちょっと本気になったくらいで乗り越えられるようなものではありません。

だからこそ、他塾とは異なり、私たちは高校3年生の新規入塾を原則お断りしているのです。

我々にはみなさんの学習時間を延ばしてあげることはできませんので。

さぁ今日も一日頑張りましょう!