【模試は熱い内に打て!】先日のベネッセの模試(高校1年生)の長文に”interpret”という単語が出たわけですが・・・。

タイトルの通りですが、先日の模試(高校1年生)のテスト直しをやっていて、結構みなさんが苦戦したと思われる、大問5の長文で”interpret”という単語が出てきました。

みなさん知っていたでしょうか?

知っていればもちろん何の問題もないのですが、もし知らなければ、内容そのものの難しさも相まって、ほとんど何を言っているのか分からなかったのではないかと思うんです。

そして知らなかったのであれば・・・、これはもう仕方がないのですが、問題はここからです。

この”interpret”『~を解釈する、理解する』という単語ですが、LEAPだと900番台、ターゲットだと530番、システム英単語だと603番目に載っているんですね。

つまりベネッセさんは、『このテストを受験する高校1年生は、当然そこまでは英単語の学習が終わっていること』を前提にこの問題を作ったということになります。

そしてこの模試を受けた高校1年生諸君、もしも”interpret”という単語を知らなかったのであれば、(自分の英語学習は相当遅れているんだ)と思わなければならない。

そしてしっかりとテスト直しをしてほしいのです。

英語に限った話ではありませんが、この3教科のテスト直しをせずに、次回の1月の模試を迎えると・・・。

もう本当に何の意味もないと心得てほしいです。

公立高校だと、高校1年生と2年生は、模試の受験が年間3回しかありません。

模試は『受験生のみなさんが理解できていないこと、復習に漏れがあるところ』を教えてくれる、数少ない貴重な情報源なのです。

これをおろそかにして先に進むというのは、『僕は(わたしは)分からないところがあっても何の危機感も持っていないです』と言っているのと同じです。

そしてこれは余談なのですが、山口が担当している高校1年生に、『学校の先生は英単語についてどのようにおっしゃっているの?』と聞いたところ、『多分今年いっぱいは400までしかやらないみたいです。』と返ってきたのです。

いやいや、おかしいと思いませんか??

学校でフォローしていない英単語が模試で出題されたのに、学校の先生が『そこまではやらない』と言っているのです。

これでどうやって高校1年生や2年生が危機感を持てるのでしょうか?

もちろん、高校生も十人十色なので、同じ高校内でも①『他人に言われなくても主体的に学習に取り組む20%』②『とりあえず言われたことは何となくこなす60%』③『主体性もなく、誰かに言われても何もやろうとしない20%』に分かれているとは思います。

でもだからと言って、②や③の高校生たちを放置していいというわけではありません。

きちんと全員に対して、『今回は模試で”interpret”という単語が出たわけだから、少なくとも全員そこまではしっかりと覚えるように。』と伝えるべきです。

ちなみに山口がこの高校の英語教師なら、『そこまで覚えなければ、第一志望合格は厳しい。』とはっきり伝えます。

一応この高校の校風として、『生徒の自主性を重んじる』というものがあるのですが、自主性を重んじるのと、頑張らない高校生を放置するのはまったく別次元の話です。

いいんですよ、全員が①の生徒なら。

ほっといても全員が主体的にやってくれるでしょう

でも、高校1年生なんてそんなに危機感を持てないでしょうし、誰かがはっきりと厳しい現実を伝えないといけないと思うんですよね。

ちなみにその高校、東大京大の合格者を出す進学校ではありますが、近年上位陣と下位陣の開きが著しく開いていると感じます。

普通に偏差値40前後の大学に進学していく受験生もいますね。

同じ高校に合格していても、たったの3年間でこれだけの開きが生まれるのです。

元々の学力にそこまでの差が無かったのだとすれば、これはもうその3年間を、各々がどのように過ごしたのかでこれだけの差が結果となって表れていると言わざるを得ません。

受験英語ひとつとっても、正直たったの3年間、中学校を含めて6年間あったとしても、到底極められるものではありません(もちろん、それはすべての教科に言えることではありますが)。

本当に極めようとすれば際限が無いので、私たち指導する側は『受験という小さな箱庭の中で、必要最小限の知識をみなさんに伝えていく』というのが責務です。

その中でも、『英単語の暗記』というのは一番単純で、一番重要と言っても過言ではない、大切なものです。

生徒が実際にやるかどうかはまた別の話として、指導する側がその重要性を伝えないというのはあり得ません。

歯に衣を着せずに言わせていただくならば、『指導を放棄している』ようなものです。

そりゃあね、この高校から東大や京大、名古屋大学に合格していく受験生は、別の高校に通っていても合格してます。

何せ主体的に取り組んでいるのですから。

でも私たちのような、片田舎の高校や塾の講師が何かできることがあるのだとすれば、②や③の生徒達に、第一志望に合格するために必要なことを懇切丁寧に訴えかけ続けることだけです。

というわけで、いつも通り話が脱線してしまいましたが、高校生諸君、とにかくボロボロになるまで模試の直しをやってください。

そして、解説を読んでも分からないものがあれば、納得するまで私たちに聞いてください。

【・・・とまあ、相も変わらず厳しい話をしているわけですが】

それでも、うちの塾生を見ていると、本当に幸せな気持ちになれますね。

こんな面倒くさい塾を、自分の意志で選んでくれるみなさんなのですから、やはり成長していく過程が本当に素晴らしい。

感動しますね。

それは『成績が上がる!』というところももちろん大切なんですけど、不器用ながら、自分たちで悪戦苦闘しながらも、『昨日できなかったことをできるようになりたい!』というみなさんの内から溢れてくるエネルギーを感じ取れるところに起因します。

成長してきた過程や性格が違うように、成長の仕方も幅も人それぞれですが、当塾を選んでくれて、そして継続して頑張るみなさんを心から誇りに思います。

明日も頑張りましょう!!!