先日のブログの続きです
ご指摘いただいたのですが、なんと先日のブログはタイトルを書き忘れてしまっていたという・・・。
ありがたいことにここ最近は本当に忙しくさせていただいておりますので、ついついうっかりしておりました。
さて、先日のブログの続きなのですが、本日もここに割ける時間はほとんどありませんので、簡潔にまとめさせていただきます。
共通テストを終えた国公立志望組のほとんどが、B~D判定くらいで、第一志望を貫くべきか、それとも下げるべきかで悩んでいると思います。
しかしながらはっきりと申し上げますと、後悔する可能性がある、またはこの後一か月間、第一志望のために今ある情熱を全て勉強に注ぎ込む自信があるのであれば、迷わず第一志望を貫いてください。
無責任を承知で言わせていただくならば、志望校を下げて功を奏すとは限りませんので。
先日も広島大学に合格した卒塾生のお話をさせていただきましたが、彼女は共通テスト本番でこけてしまって、何と第一志望のボーダーに40点以上届いていなかったのです。
甘めにD判定とは出ていましたが、正直E判定でもおかしくなかったです。
でも本人は気丈というか、迷うことなく『(国公立は)広島大学一本で行きます!』と言い切ってくれました。
逆にですが同じ年の受験生で、第一志望の難関国公立にA判定、B判定が出ていたのに、最後の最後で志望校を1ランク下げた卒塾生がいました。
結果はもちろん合格です。
というよりも、その卒塾生は私立大学も含めて、受験した大学にすべて合格しました。
それでも彼の表情は浮かないものでした。
恐らくは、(第一志望に挑戦するべきではなかったのか?)という思いが強かったのではないかと思われますし、その思いは一生ついて回るものです。
受験生のみなさんがどう考えているかは分かりませんが、みなさんがこれから受ける大学というのは、みなさんの母校になる大学、しかも最終学歴です。
中学や高校などは、まあ失敗してもそれほどみなさんの人生に尾を引くようなものではないかもしれませんが、最終学歴という言葉通り、これだけはもうどうにも変えようがありません。
今でも思い出しますが、最後の最後に彼の背中を押せなかったことは、自分にとっても大きな後悔です。
でもね、こればかりは最終的には自分で決めなければなりません。
ご両親や学校の教師、友人なども含めて、君の第一志望の選択の責任は取れませんので。
だから最後の最後、最終決断まであと1週間は残されています。
この1週間、自分がどれくらい頑張ることができるかで決めてもいいと思います。
いずれにしても悩んでいる時間はありませんね。
悩む時間があれば、その時間はすべて勉強に注ぎ込んでください。
大袈裟ではなく、君の生涯の友人やもしかしたら結婚相手すらも、この1ヵ月で決まるかもしれません。
いや、大げさではありませんね。
おそらくは君の結婚相手は、今の知人である可能性は限りなく低く、これから君たちが羽ばたいていく広い世界で見つけることになります。
大学や職場がそこに関わってくる確率は非常に高い。
まあそんなことを思って勉強を頑張る必要はありませんが、ただ自分がこれだと決めた大学で、同じように頑張ってきた最高の仲間たちと勉強にアルバイトに遊びに恋愛に頑張れたら楽しそうじゃないですか??
だからあとたったの一か月、君の情熱のすべてを勉強に注ぎ込んでくださいね!
【高校2年生のみなさん、共通テスト本番まであと355日です】
さて、今から塾を決めようという高校2年生もたくさんいるかと思いますので一つアドバイスを。
ご自身の現状の偏差値をよく吟味して決断してください。
例えば誰もが知るような集団塾・予備校・映像授業の学習塾などなどは、難関大に合格するためのノウハウがしっかりとあります。
しかし結論から申し上げますと、そのノウハウを活かせる受験生は偏差値が55以上ないと厳しいということを心得てください。
もちろん、ある程度のクラス分けなどはあるでしょうし、それに合わせてカリキュラムも組まれるでしょうが、今の時点で偏差値が55ないということは、学力が平均以下ということです。
さらに言えば、今まで勉強をサボってきたという証でもあります。
その状態で、今現時点で偏差値が60以上あって、難関大に合格するために具体的に計画を立ててる受験生と同じ指導を受けても、おそらくはほとんど得られるものはありません。
歯に衣着せずに言わせていただくならば、小学生が高等数学や英語の授業を受けるようなものです。
嫌みで言っているわけではなく、小学生や中学生にはやるべきことがあるのです。
どんなに回り道に感じたとしても、月並みではありますが学問に王道はありません。
どんなに時間が残されていなくても、基礎から土台を築き上げなければならないのです。
集団授業や映像授業はもちろん素晴らしいものではありますが、土台が出来上がっていない学習者にとっては、無用の長物になりかねません。
とはいえ、その辺はご自身の目で耳で確かめてみた方がいいです。
色々な塾や予備校の体験授業を受けてみて、ぜひぜひご自身に一番合った塾を見つけてくださいね!
というわけで当塾もひっそりと新規塾生を募集してはいるのですが・・・すみません、スケジュールの都合と慢性的な人員不足で、おそらく少しお待たせすることになると思います。
お待たせしている間はぜひぜひ他の学習塾や予備校をあたってみてください。
当塾以外でご自身にピッタリ合う学習塾があるのであれば、それに越したことはありません。