相当厳しい話(その②)

・・・そして、ちょっと誤解のないようにお伝えしておきますけど、『今のままでは第一志望に落ちる!』と鼻息を荒くして言ってますが、それは『今E判定だから』ではないですよ!

そんなこと言ったら、これまでに第一志望に合格した今年の卒塾生・・・いや、これまでの卒塾生のみなさんも、普通にE判定は何度もくらっています。

山口が問題にしているのは、『今の時点でD判定やE判定にも関わらず、平日4時間、休日10時間の勉強』ができていない高校2年生が多いからです。

今A判定やB判定を出している連中は、当然今までにもそれくらいのことは当たり前にやっていて、今も必死にそこにしがみついて勉強してるんです。

今D判定やC判定のみなさんは、当然彼ら以上に勉強しなければならない。

そしてもうこの際だからはっきりと言わせてもらいますが、西尾高校も西尾東高校も特別ものすごい進学校というわけではありません。

普通の進学校です。

その普通の進学校の中の、上位20%くらいまでがものすごい合格実績を作っていて、残りの80%は本当に厳しいということを自覚しなければならない。

もちろん、そんなことは自分たち自身で気づかなければならないですし、誰に言われなくても自ら行動を起こさなければなりませんが、どうやら学校の先生はそこまできついことをはっきりとは言わないようなので、業を煮やして山口が言わせていただきます。

そもそも、『勉強時間を確保する』なんてことは受験生なら当たり前のことです。

今回お話しました『今のままだと確実に第一志望には落ちる高校2年生』諸君、みなさんがこれから取る選択肢は三つあります。

①『気持ちを入れ替えて、本当に平日4時間休日10時間勉強する』

②『今のまま変わらず夏休みを迎えて、もちろん偏差値は下がってしまう、仕方なく講習を50コマとか100コマとか受講する羽目になる』

③『今のまま変わらず夏休みを迎えて、講習も受けずに志望校のランクを3つくらい下げる羽目になる』

言っておきますが①ですらみなさんの第一志望をお約束するものではありません。

そんなのはね、みんな当たり前にやっていて、そんな連中で鎬を削るのが第一志望合格なのです。

②はほとんど効果はありません。

しかしやらざるを得ないので、効果が出るかどうかも分からないまま、君たちのご両親が大金を払う羽目になります(※そもそも当塾はそんな大型講習を用意していませんので、他塾を利用することになるでしょう。うちはそんなぼったくりみたいなことはしたくないんです)。

③は・・・いや、言うまでもないので、③については言及しません。

③になるくらいなら、私たちは君たちのご両親に合わせる顔がありませんので、ぜひとも自主的に退塾してください。

③になる可能性があるかどうかくらいはご自身で分かるでしょう??

でもね、最後の最後に、どんな思いで君たちのご両親が当塾に入塾するお電話をかけてくれたのか、少しは思いを馳せても罰は当たらない。

【学習の足りない部分はお金で埋め合わせするしかない】

こちらはとある医学部専門の個別指導塾、成井龍先生ですね。

左上のテロップを読むと何となく想像がつくかもしれませんが、現実が見えていない東大志望者にズバリこれだけ畳みかけてます。

なお余談ですが、当塾も医学部合格者を輩出しておりますので、指導のクオリティや内容は、成井先生の塾にも負けてはいないと自負しております。

そしてですね、本来超難関大用の指導を完全1対1のマンツーマン指導で受けると、普通にこれくらいはかかるんですよ、年間で。

年間400万ってことは・・・ひと月約33万円以上のお月謝ということになります。

自分で言うなって感じですが、もううちなんて激安なんですよ(いや、本当に)。

中には『授業はやらない!』と堂々と謳っている塾ですら、うちより全然高額月謝だったりしますからね。

それはさておき・・・。

そんなこんなで、やり方を間違えたまま受験生になってしまうと、もう限られた時間で数年分を埋めないといけないので、『年間400万円かかるよ』と成井先生はおっしゃっているのです。

『他の受験生が数年かけ積み上げたものを、たったの数か月でやり切ろうとするならば、これはもうお金で解決するしかない』ということなんですね。

なんだか塾がぼったくりみたいに考えている人もいるかもしれませんが、違いますよ?

本人が頑張らなかったツケが回ってきただけです。

そして中学受験を乗り越えた受験生などは、普通にものすごいお金と時間をすでにかけていたりするのです。

信じるか信じないかはあなた次第・・・。

黒木先生はこういっておりますが、自分たちはできるだけお金をかけてほしくないから、『自習に来て質問してね!』と言っているのです。

話を戻しますね。

そしてね、きっとこう思う高校生もいるかもしれない。

(え!でもこの人は東大を目指してるからでしょ??自分は東大なんて目指してないから自分にはあてはまらないはず・・・)と思うかもしれませんが、今D判定やE判定で、勉強をしていないのに偏差値60以上の大学を目指すというのは、程度の違いこそあれども、内容は同じくらいやばいんです。

そうならないように・・・。

そんなとんでもない金銭的な負担をご両親にかけないためにも、ぜひ自習に来てください!

それくらいの親孝行はしてもいいでしょう?

というよりも、しつこいようですが君自身の第一志望でしょう??

だから君が頑張ってください。

君が頑張るしかないんです!

・・・というわけで、血気盛んなブログが2本続きましたが、この後三重大学合格体験談を報告させていただきます!

【はっきりと『第一志望に落ちる』と言い切ったのは、本当に初めてのはずです】

気付けばこの塾が開校してから、実に1577件ものブログを書き積み上げてきたわけですが・・・。

多分ここまで厳しい表現をしたのは本当に初めてです。

自分はですね、今年度の受験生には全員に対して、『大丈夫、全部合格するよ!』と言い切ってきました。

自分たちは主観や何となくで『大丈夫』とか『このままだと厳しいよ』と言っているわけではありません。

相対的に判断してそのようにお伝えしております。

今当塾に通っている高校2年生のみなさんがどう思うかはご本人次第ですから、仮にも受験のプロである我々が、『自習に来なければ落ちる』と言っているのですから、それくらいは信じてください。

今年のメンバーはですね、アーカイブをたどっていただければ分かりますが、確かに自習には来ませんでした。

しかしながら彼らや彼女たちは、影でものすごい努力を積み上げていたことを知っていたからこそ、山口も自信を持って、『君たちなら大丈夫』と言い続けたのです。

だからとにかく、当たり前に勉強してください。

大学に行こうって言ってんだから、そりゃあ勉強を頑張るのなんて当たり前でしょう??

自分はみなさんにこんな嫌なこと言いたくないんです!

一緒に頑張って、みなさん全員に第一志望に合格してほしいんです!

今年のメンバーは本当に強かったんですが、それでもやはり今年も『第一志望合格率100%』は達成できなかったんです(偏に山口の力不足を痛感させられるばかりですが・・・)。

だからしつこいようですが、みなさんもっとガンガン自習に来て、去年やおととしのメンバー級に質問に来てください!

『やる気がないならうちなんかやめて、他塾へ転塾した方がいい』、なんて言いましたが、自主的にやる気が出せないんならどこに行っても一緒ですって。

いや、大人数の大手学習塾が、君たち一人ひとりに向き合い、具に全員に声を掛けるだろうか?

もう放置ですよ。

契約書書いて授業料払ってもらったら、最初に説明したであろう必要最低限やるべきことを粛々とこなすだけです。

まあそんなことよりも、1年後の今を想像してください。

今のままダラダラ勉強していたら、確実に今一生懸命頑張っている受験生には負けます。

そうして志望校のランクを下げて・・・それも2つも3つも下げて不本意な大学の合格通知を受けて、ため息をつきながら4月を迎えるのか?

それとも合格体験談を書いてくれた先輩方のように、色々なことを犠牲にしながらも一生懸命頑張って、一番行きたい大学の合格通知を受け取って、歓喜の多忙に追われて笑顔で4月を迎えるのか??

みなさんにとってどちらが良いのかは言うまでもないでしょう?