偏差値30台、西尾東高校では学年ビリからの中京大学合格、本当におめでとう!!!これはすごいですよ、本当に!(長いですが、絶対に最後まで読んでほしいです。英語学習のすべてがここに詰まっています。)
というわけで、連日厳しいブログが続きましたので、これから最高のブログを更新させていただきます!
いや、こちらの彼女も少し前に書かせていただきましたが、実はこちらの彼女模試の判定で、一度もA判定やB判定どころか・・・C判定やD判定も出なかったんです。
それもそのはず、最後の西尾東高校の1月の模試の結果ももちろんE判定、偏差値は最後まで42を超えることがありませんでした。
しかしですね、自分はこちらの彼女とお母様には、『絶対に第一志望の中京大学には合格しますから、信じてください!』と言い続けました。
最近のブログを読んで、『山口め!なんて嫌なことばかり言うんだ!』という感想を持たれたかもしれませんが、自分はD判定だろうがE判定だろうが、本当に頑張っていて、『合格する!』と確信したならば、真実をありのままに伝えます。
もちろん逆の場合でも然りですが。
でも本当に辛かったと思います。
ご本人も書いてくれていますが、何せ2月の前半に受験した大学はほぼ壊滅状態。
滑り止めの大学でもたくさんの不合格通知が届き続けたのですから、本当に心は何度も折れかかったはずです。
彼女がすごかったのは、受験が終わった当日も、その足で英語の問題用紙を持ってきてくれて、一緒にテスト直しをしたのです。



今だから言えることですが、このテスト直しをした大学には不合格でした。
だけどね、この努力を最後の最後3月9日まで積み上げ続けたから、偏差値30台からの中京大学合格があったのです。
こんなことができるのはね、うちの塾生だけですよ、本当に。
あんまりここで話しすぎてしまうのもなんですから、早速スタートです!


【1.合格した高校、もしくは大学を教えてください。】
中京大学:国際学部
愛知学院大学:法学部
名古屋学院大学:現代社会学部
【2.受講した教科と担当講師は?】
英語:山口先生、都築先生
現代文:山口先生
古文:○○先生
(※古文担当は、当塾がヘッドハンティングしてきた先生ですので、お名前は伏せさせていただきます。
なお、一昨年広島大学の二次試験の問題をまるまるヒットさせた伝説の古文講師です!)
【3.受験勉強で一番つらかったことは?】
勉強を続けていても、中々結果がついてこなかったことです。
特に私立入試の期間はメンタルがズタボロで不合格通知を見る度に落ち込んでいました。
第1志望の大学に行けるのか、後期試験まではめんたるがもつのかなどとても不安がありました。
(※先ほども書かせていただきましたが、入試の当日もその大学の問題を持参してテスト直し、復習していたのです。
間違いを確認するたびに、ものすごく精神的には辛かったと思いますが、そういう時の学びこそ頭に強く残ります。
彼女のこの不屈の闘志なくして、第一志望の合格はなかったと思います。)
【4.受験勉強で一番頑張ったことは?】
LEAPとネクステです。
周りに単語やイディオムがそこまで覚わってなくても、英文をスラスラ読める人もいたけれど、私はそのように簡単にスラスラ読めないので、その人達よりも倍、LEAPやネクステをやって完璧にしようと思って取り組みました。
やってもやっても次の週には忘れてしまうので、後期試験の最後の3/9まで毎日やり続けました。
【5.印象に残っている出来事があれば教えてください。】
後期の中京の文法問題で満点を取れたことです。
前期試験の文法問題では、8割9割取れても満点を取ったことは1度もなかったので、最後の最後で結果が出て本当に嬉しかったです。
【6.担当講師とFIXにメッセージをお願いします。】
私は高校受験は推薦で入って、高校に入ってからは常にドベらへんで落ちこぼれで、とにかく勉強することから避けていました。
英語の基礎なんて全く出来ていないところからのスタートだったけど、最後まで丁寧に真剣に指導してくださった山口先生と都築先生には本当に感謝しています。
fixに入って、先生方を最後まで信じて勉強してきて本当によかったです。
大学では国際学部に入るので、先生方から教わったことを生かして頑張っていきます。
【7.後輩たちにアドバイスをお願いします。】
結局、最後の結果は「どれだけ本気になれるか」で変わってくると思います。
先生方がどれだけ丁寧に指導をしてくださっても、自分自身が本気になって勉強に取り組まなければ結果はついてこないと思います。
「絶対に受かるんだ」という気持ちを持って最後まで諦めずに頑張ってください。
【8.もし差し支えなければ、保護者様からのメッセージもお願いします。】
最後までご指導頂き本当にありがとうございました。
山口先生、都築先生には感謝しかありません。
○○〇が思うように結果が出ず、苦しく辛く涙した時、先生方のお手紙やお言葉で何度も励まされました。
ここまで努力し、頑張れたことは○○〇の最高の財産です。
2年間本当にお世話になりました。
【最後に山口から】
もう自分がお伝えすることは何もないですね。
もしもこれを読んでいる高校生のみなさんが、英語がニガテなのであれば、この体験談を隅から隅まで読んでほしいです。
彼女が私たちの指導を受けてくれた2年間、本当にね・・・最後の最後まで偏差値上がらなかったんです。
でもね、最後の最後はおそらく英語の偏差値は65くらいまで上がっていたはずです。
じゃあいつ上がったのかというと、本当に『高校3年生の2月後半から3月の頭にかけて』だったのです。
最後の最後の授業で、長文の中に出てきた”virtually”という単語を一瞬で、『事実上』と答えてくれたとき、もう絶対に大丈夫だと確信できました。
英語の成績ってね、本当に全然上がらないんですよ。
やってもやっても上がらないんです。
いや、英語に限った話ではないのですが、積み上げて積み上げて・・・結果が出なくても信じて勉強して、そういう努力ができた受験生だけが英語の得点力を上げることができます。
基本的な中学校の文法を土台に、高等文法を隅から隅まで学習して、(こんな単語、受験本番で出るのだろうか・・・)と何度も何度も疑問に思いながら、そして彼女も書いてくれていますが、『覚えた単語を次の日にはあっさりと忘れてしまう』という辛い経験を何度も乗り越えて、初めて結果が出るのです。
だって言語ですよ??
日本語をほとんど話せない外国人が、『1年で日本語をそれなりに読み書き、話せるようになりたい』なんて言ってきたら、『じゃあかなり勉強しないといけないね。』と言うでしょう?
1年やそこらで英語を、それも大学受験の英語をそれなりのレベルに持っていこうとなると、これはもう相当過酷な努力がいるんです。
でもね、言語なんでみなさんが本気で勉強する気があるのであれば、必ず英語の成績は上がります。
絶対にね。
厳しい話をさせていただきますが、英語の成績がなかなか上がらないというのは『ただ単にサボってるだけ』、やってないから上がらないだけです。
そしてしつこいようですが、右肩上がりに上がってくれるわけではない。
勉強しても勉強しても・・・、全然偏差値上がらないじゃん!という経験を何度も何度も乗り越えて、最後まで信じて頑張った受験生の英語の成績だけが上がるのです。
そしてね、こちらの彼女が山口に書いてくれた、個人的なお手紙にこんないいことが書いてあるのです。

見せたい!
見せたいけど許可を取ってない!!
なので、ものすごく掻い摘んでお話しますね。
(1)『11月12月よりも、受験本番の2月が一番しんどかった。』
そうなんです。
とにかく滑り止めの大学も含めて不合格通知が続き、本当にきつかったと思います。
お母様からのご連絡で、受験当日電車で帰ってきて、あまり辛くて吐いてしまったということも聞きました。
でもね、それくらい本気で頑張っていたということです。
本気で頑張っていなければ、結果が出なくても何とも思わないですからね。
(2)『受験本番の英語の問題のテスト直しも本当に辛かったけど、あれがあったからこそ中京に合格できた』
これは先ほども紹介しましたが本当にその通りですね。
受験が終わった直後、そのテスト直しをやって間違いをたくさん確認してしまうのは本当に辛いことなんです。
でもだからこそ、そこで理解したことは絶対に忘れない。
これは誰にでもできることではないと思います。
(3)『東高でも順位が常に後ろで、一時は勉強することを諦めていた。勉強に本気で取り組んだこともなかった』
(4)『fixが人生を変えてくれた』
(5)中京の『合格』という文字を見た時は人生で一番嬉しかった
・・・いや、もうこれ全部お見せしたいんですけどね(笑)
もしもね、今これを読んでいて、勉強を本気で頑張るかどうかで悩み燻っている高校生がいるとしたら・・・。
そしてもしも、『まあ大学なんて行けるならどこでもいいや。』程度に考えているのであれば、絶対に後悔するよ??
そしてその後悔がやってくるのは今ではない。
5年10年経った頃に、(あの時頑張っていれば、もしかしたら○○大学に行けていたかもしれないのに・・・?)なんてどうにもならないことでため息をついて、何十年も続いていくのです。
時間が戻ることはあり得ないですからね。
そしてもし、今君が勉強を頑張っていないのであれば、君の周りにいるのも同じようにだらけているお友達しかいないはず。
本当に頑張っているお友達の周りには、自然と同じように頑張っているお友達が集まってきますし、逆ももちろん然りですね。
そういうお友達の影響は良い面でも悪い面でも本当に大きいです。
さて話を戻します。
そんなわけで中高生のみなさん、もしみなさんが本気で英語の偏差値を上げたいと願っているのであれば、それは必ずかないます。
ただし、中途半端な気持ちならば、それは絶対に無理です。
少なくともうちの塾では無理ですね。
ただし今回の彼女のように・・・、いや、今回の彼女に限らずですが、本気でうちの卒塾生と同じくらいのやる気を持ってきてくれるのであれば、絶対に第一志望合格という大きな目標達成をお約束いたします。
でもすごいですね、本当にしみじみすごいなと思います。
中高生のみなさんのエネルギーと力には、本当に毎年毎年驚かされます。
当塾を選んでくれて、本当に本当にありがとうございます。
【お母様のサポートも非常に大きかったです】
これまでにお話しました通り、彼女は模試の結果にはまったく恵まれず、記憶している限り、第一志望の中京大学をはじめ、ほとんどの大学の判定がE判定でした。
いや、すべてと言ってもいいでしょう。
高校3年生の11月12月、そこでも結果が出ず、精神的に追い込まれていた彼女に、お母様は『○○〇が世界で一番輝いてるよ!』とお声がけしてくださったのだそうです。
これがどれほど彼女の励みになったでしょうか?
私たち塾の人間は、もちろん最大限塾生のみなさんをサポートすべく、全力でお声がけ、サポートしますが、最後の最後はやはり保護者様の存在です。
お母様やお父様のポジティブな励ましのお言葉が何よりもお子様の背中を押してくれます。
サボっているお子様に、意味もなく甘やかすような言葉をかけて下さいと言っているわけではありません。
お子さまが本当に全力で頑張っているのであれば、たとえ結果が出なくても、その努力する姿勢を応援するようなお声がけをお願いしたいです。
お母様も本当にお疲れさまでした。
最後の最後まで当塾を信じていただき、本当にありがとうございました。