西中3年生男子、学年4位おめでとうございます!(※大学受験を想定するならば、1分1秒でも早くスタートしてください!)
というわけで、本来SIVIOさんのラオスでの活動を紹介させていただく予定だったのですが、先にこちらの方を紹介させていただきます。

すごい…(※ちなみに担当は鳥山先生です)。
何がすごいかというと、彼は6月時点で弱点としていた国語と数学を大幅に上げてきたんですね。
少し前までは、山口が英語を担当していて、もう刈谷高校の3年生がやるような内容まで終わってしまったので、鳥山先生にチェンジし、次は高等数学も終わらせるべく、ハイペースで授業を進めていたのでした(※なお、英語が満点でない理由なのですが、リスニングの最中にひとり生徒が遅刻して入って来たとのことで聞き取れず、その1問だけ落したということでした)。
と、いうわけで、もちろん・・・もちろん彼が一生懸命努力した結果であることを前提として、彼と当塾がどのようにこれまで歩んできたかをものすごく簡単に説明させていただきます。
【彼が入塾してきたのは西中1年生の4月】
今でも覚えておりますが、お母様が面談に来てくれたのは、彼が小学生の時でした。
正直、まだ早いかな?と思ったこともあり、『中学校1年生からでも充分間に合いますよ。』と案内させていただいたことを覚えています。
1年生の期間は駒宮先生が英語と数学の指導を担当し、中学2年生に入ってから、山口が英語を担当させていただきました。
1年です。
その中学2年生に入ってから、たったの1年で中学英語を全て、高等英語2年分ほど(※刈谷高校のカリキュラムをペースメーカーにしました)を終わらせてしまいました。
正直、想定よりも大分早すぎたので、3年生に上がってからは夏前から鳥山先生に代り、数学も一気に数ⅠAくらいまでは終わらせてしまおうと目論んでいます。
ただ、公立高校入試のことだけを考えるならば、こんな前倒しをする必要はありません。
西尾駅周辺の大手学習塾に通って、『公立高校入試に合格するためだけの指導を受けて、ひたすら演習を繰り返す』、これだけで充分・・・というよりも、こちらの方がいいでしょうね。
当塾には学習習慣をしっかりとつけることが目的の中高生から、超がつく難関大を目指している受験生まで、様々な目的を持った塾生が通っています。
彼の場合はたまたま難関大が視野に入っているので、ご家庭のご了承を得た上で、『大学受験を見据えたカリキュラム』に沿って指導を進めて参りました。
当塾には同じように、英語と数学をハイペースで前倒しを進めている中学生が何名かいますが、その成果は、間違いなく高校に進んでから現れます。
具体的に、『公立中学校に通いながら、難関中高一貫私立と同じカリキュラムを進めている』イメージを想像してもらえると分かりやすいかもしれません。
私達はこれまでに、『西尾高校や西尾東高校に合格したから、とりあえず1年2年は羽を伸ばしても大丈夫』といった感じで、大学受験の対策を怠った受験生を何名も見てきました。
正直今年もそうでしょうし、5年後10年後もあまり変わっていないと思います(※というよりも、ここ10年くらいの両校の凋落ぶりを考えるならば、さらに悪化すると考える方が自然だと思われます)。
【当塾の塾生の学年ごとの割合】
それは当塾の塾生の学年ごとのパーセンテージを見ても明らかです。
高校3年生…18名(31%)
高校2年生…13名(22%)
高校1年生…4名(8%)
※学年が上がるごとに人数が増えている、つまり、1年生の頃はほとんど危機感を持てていないため、塾に通う必要はないと考えている高校生や保護者様が多いことが伺えます。
中学3年生…8名(13%)
中学2年生…7名(11%)
中学1年生…5名(8%)
小学生…2名(3%)
(全61名、小数点は切り捨てております)
※なお、中学1年生は5名中4名が女の子、そして全員が学年20位以内に入っております(※2名を榊原先生、1名ずつをそれぞれ駒宮先生、鳥山先生、鳥居先生が担当しています)。
というわけで、合格体験談などではあまり登場しませんが、実はこうした先生方がしっかりとした指導をしてくれるからこそ、大学受験に向けた対策が取れています(※もちろん、塾生たちの地道な努力があっての賜物であることはいうまでもありません)。
この数字からもはっきりと伺えますが、飽くまでも当塾に限った場合、『来てくれる学年が早ければ早いほど、相対的に良い結果が出ている』ということが分かります(当然と言えば当然なのですが…)
もちろん、例えば昨年度名古屋大学に合格した西高生が入塾してくれたのは高校1年生の6月でしたし、京都大学に合格した一宮高校生は2年生の秋口の入塾でしたので、必ずしもそうだとは言えません。
もちろん、他塾に通っていて、すでにしっかりと学習の基盤ができた状態で、当塾に転塾してくれた塾生もいますので(※ただ相対的に見て、その塾で満足していれば当塾に転塾する必要はありませんので、その例は稀有であるとは言えますが)。
そんなわけで、当塾は大学受験に重きを置いた学習塾ではありますが、本当に大切なのは中学生、さらに言えば小学生や幼児期であると考えております。
既出ではありますが、こちらの常に西中10位以内をキープしている男の子、お母様の教育方針で『小さい頃から、やるべきことをしっかりと終わらせてから自分がやりたいことをやる』ということを徹底されてきたとのこと。
その基盤となる土台こそが大切です。
ただ取り上げるのではなく、『何かを我慢することで、その先に待っている自分がやりたいこと、自分の目標が達成できる』ということを、本能のレベルで刻み込むことが大切です。
例えば山口がそうだったのですが、大好きなゲームを没収されたりしても、あまりいい効果は表れません。
その反動で、ゲームが手元に戻ってきたときに、勉強なんかまったくやらずにゲームに没頭してしまう、そんな悪循環が待っているからです。
そうではなく、『手元に誘惑するようなものがあったとしても、自分の意志でやるべきことを優先できるようになる』、それこそが大切であると考えます。
とはいえ、そうは言っても、スマホやゲーム、その他学習の妨げになるものにどっぷりと漬かったまま中学生、高校生になった受験生が、それを矯正することは並大抵のことではありません。
『三つ子の魂百まで』
小さい頃からスマホを与えられたスマホ第一世代の子どもたちが、自分の意志で主体的にスマホをやめて、勉強に取り組むことはかなり難しいでしょう。
だからこそ当塾は厳しいのです。
みなさんの時間が無限ならば、私たちも厳しいルールを設けたり、厳しい叱咤激励なんてやりません。
君たちは10年以上サボってしまったものを、たったの数年程度で取り戻さなければならないのです。
もしもうちを選んでくれるのであれば、甘えは一切捨ててください。
その覚悟が無いのであれば、他塾へ行かれることをお勧めいたします。