愛知県公立高校入試問題の数学の攻略は簡単です

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教室長ブログ

こんにちは!

毎年毎年のことですが、ここから夏にかけて一気に受験生の入塾申し込みが増えます。

その中でもとりわけ『数学』と『英語』がニガテな生徒が圧倒的多数を占めるのですが、いつも英語の話ばかりしているので本日は数学の話をしてみたいと思います。

毎年同じ話で恐縮になるのですが、ズバリ愛知の公立高校入試問題は『簡単』です。

(誤解のないように改めて念押ししますが、『数学が簡単』というわけではありません。飽くまでも『愛知の公立高校入試の対策』が難しくないということです。)

数学がそんなに得意ではない私が言うのだから間違いありません。

論より証拠です。こちらをご覧ください。

http://www.kaichi-sg.jp/contents/nyusikeiko.html

 

愛知県の数学では極端に難易度の高い問題はあまり出ません。

たまにイレギュラーで、『空間図形』や『方程式の利用問題』できつめの問題が出ることがありますが、そういった問題の正答率は10%を切ります。

そんな問題を解ける必要はありませんし、10分20分と時間をかける必要もありません。

まとめるとこうです。

 

1.80~90%は基本的な問題(つまりラストの『相似な図形』や『空間図形』を落としたとしても、8割前後は取れる)

2.全体の70~80%は1、2年生の単元から出題される(乱暴な言い方をすれば、3年生の単元をまったくできなくても、7割前後は取れる)

3.簡単な問題も難しめの問題も配点が1点(昨年度から一部2点の問題も出ることになりましたが)のため、難しい問題に時間を割くメリットがない。

4.毎年ほとんど傾向が変わらない(大問1は基礎問題、大問2で『確率』や『方程式の文章題』『関数の利用問題(昨年から動点問題も出るようになった)』、大問3以降 は『図形』)

 

ということになります。

もちろん内申点を確保しなければならないので、3年生で学ぶ単元もしっかりとやらなければなりません。

ただ、単純に公立高校の受験対策というのであれば、その子に合わせたカリキュラムをしっかりと作り、1、2年生の基礎問題をしっかりと復習⇒演習を重ねることで、合格点は充分に取れるということです。

 

やるべきことは分かっているのに、数学がニガテな生徒に『学年が3年生だから』という理由だけで、数学が得意な子と一緒に3年生の単元を一緒に学習させることは、あまり得策とは言えないでしょう。

 

今の学習プランは果たして本当にあなたに合っていますか?

学校の授業がよく分からないまま、塾で予習中心の先取り授業などを受け身で受けていませんか??

 

学習に限らずですが、何事も無駄と思えるくらいの基礎練習が必要です。

愛知が誇るメジャーリーガーイチロー選手は、全ての練習が終わった後に普通の打者の3倍の量のフリーバッティングを延々と、毎日欠かさず続けたそうです

スポーツや音楽をやっている人なら分かると思います。

基礎練習やフィジカルトレーニングをしない日はないでしょう。

素人が大谷翔平選手の160kmのストレートは打てないでしょうし、錦織選手のサーブにラケットを当てることすらできないでしょう。

でも大谷選手が半分の80kmくらいから投げて徐々にスピードを上げてくれれば少しずつ打てるようになるでしょうし、錦織選手があなたに返しやすいスピードとコースでサーブし続けてくれたなら、いつかは返せるようになるでしょう。

 

今あなたが英語や数学で難しいと感じているのであれば、一度無駄と思えるくらい簡単な基本に戻ってみてください。

 

 

 

 

 

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