英語の偏差値14UP!(ただし楽な話ではありません)
こんにちは!
本日は高校野球愛知県予選の決勝戦ですね!
愛知は全国の中でもトップクラスの激戦区。
毎年思いますが、神奈川や大阪、愛知は2校出場させてあげてもいいんじゃないかと思います。
甲子園には必ず毎年足を運んでいますので、今年も行きたいところですが・・・、どうでしょうね(笑)
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、山口毎日塾にいます。
塾生全員の成長毎日見ることができるのは、僕にとって至上の喜びです。
休むのがもったいない!
そんなわけでもしタイミングがあえば、今年も応援に行きます。
さて、そんなわけで本題に入りますがその前に・・・
これはどこでしょうか??
答えは最後に!
先日高校3年生の塾生の模試の結果が返ってきました。
今年の3月に入塾してきた高校3年生で、入塾時の偏差値が38、点数は50点前後(200点満点)をウロウロしている感じでした。
そもそも1日の学習時間はゼロで、今だからこそ言えますが『be動詞と一般動詞を混同しているような状態』でした。
※I am study English. と本当に書いてしまっていたのです。
英検1級講師都築先生が担当してトントン拍子に成績アップ・・・と言いたいところなのですが、もちろんそんなに楽な話ではありませんでした。
まず毎日単語を『1日30単語』、加えて『中学英文法を3か月で100%』という課題が課せられました。
なんだ、それだけ?と思われるかもしれませんが、学習習慣ゼロで偏差値が40前後の状態からこれをこなすのはとてもハードです。
とにかく、目標は夏までに偏差値50越え、最終的にセンター試験で160点と設定しました。
単語帳は定番の『TARGET1900』ですが、これがとにかくきつい!
最初は単語10個覚えるのに1時間かかっていました。
当たり前の話ですが、1日30単語覚えるということは1か月で900個覚えるということです。
その頃には前半の300個くらいは半分くらい抜け落ちているので、さらに反復しなければなりません。
これがとにかくきつい!
何でもそうなのですが、一度覚えたはずのものを忘れてしまい、それを再確認する時の苦痛は耐えがたいものがあります。
しかしそれは誰にも起こることで、それを乗り越えた生徒だけが次のステージに進めます。
しかもそれは土台も土台の話であって、そこに都築先生のマンツーマン指導と(地獄の)宿題が加わるので、本当にしんどかったと思います。
ただ彼女はそれをやり切りました。
最初は10単語覚えるのに1時間かかっていたのに、今はTARGETの1000単語までを何周もして、派生語からイディオムまですべて覚えきりました。
ものすごい根性の持ち主で、朝の通学の時間や昼休みなども全て勉強に費やし、倒れそうになるまで勉強をしていたそうです。
ただまだまだ通過点。
もちろん最終目標は第一志望合格ですし、当たり前ですが入試は英語だけというわけではありません。
さてここで受験生諸君に知っておいてほしいことがあります。
例えば彼女と同じように『偏差値40くらいから最終的に50や60まで上げられるのか』と聞かれれば、『可能です』と答えます。
ただし彼女よりもきつい思いをしなければなりません。
毎年のことですが、E判定しか出ていない高校3年生が夏に来ようが冬に来ようが・・・僕は必ず『英単語と中学英文法からやり直す』ことしか伝えません。
中学生で学ぶ『分詞(現在分詞と過去分詞の働き)』が分かっていない状態で、高校英文法の『分詞構文』は解けるわけがないのです。
厳しいことを言えば、それは練習もろくにやっていない野球部が、『中京大中京に勝ちたい!』と言っているようなものです。
・・・それは無理ですよね?
どんなに遠回りに見えたとしても、地道な努力に勝るものはありません。
日本で1番のカリスマ講師の授業を受けたとしても、肝心の単語をまったくやっていなければこれが起こるのです。
どれだけ文法を知っていても、言葉が分からなければ文章なんて読めるはずがないのです。
そしてこの彼女ですが、3月に入塾して今この結果が出たということは、ここまで『5か月近く費やした』ということです。
もしこれが今からのスタートだと、同じ成果を得ることができるのは『センター試験直前の12月末』ということになります。
それも他教科をこなしながらです。
さあそしてその地道な努力ができるのは今だけです!
あと1か月もしたら学校が始まって、そこから受験まではあっという間ですよ!
これは英語に限らず、数学だろうが物理化学だろうが、日本史でも世界史でもなんでもそうです。
2学期からセンター演習に入ることを考えたら、土台作りは今しかありません。
今○しょ!
そんなわけで、現時点でE判定しか出ていない、第一志望の偏差値の差が10以上あるという生徒は、余計なことは考えずに『1日10時間』勉強してください
これは要領の話ではありません。
ただただ物理的な話をしています。
A判定B判定出しているライバルが1日10時間勉強していることを想像してください。
彼らとの差を縮めるためには、物理的に学習量で上回るしかありません。
泣いても笑ってもあと少しです。
頑張りましょう!
本日も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。
ちなみに写真の答えですが・・・
ラグーナ蒲郡でした!
ジョギングついでに撮影してみました。