本当に余計なお世話なのですが・・・

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教室長ブログ

こんにちは!

連日とてつもない暑さが続いていますね。

 

この暑さを感じているうちに、しっかりと勉強しておいてください。

肌寒くなるころには否応なしに受験を意識するようになります。

その時にやるべきことをしっかりやれているかどうかは非常に重要です。

それは本人が一番自覚すること。

その時に(夏の追い込みが足りなかった・・・)と思っても後の祭りです。

1日を48時間にすることはできませんし、あなたが挽回しようとしても、当然ライバル達も勉強しているわけですから、その差を埋めるのは容易なことではありません。

今、今、今!

明日じゃなくて今日ですよ!

 

 

さて、当塾の塾生や卒塾生はもうご存知だとは思いますが、僕はよく大学に合格した後の話をします。

もちろん、大学はとても楽しいところなので、存分に遊んで、アルバイトに励んで、やりたいことをやってほしいのですが、もちろん本分は学ぶことにあります。

中学・高校と違って、本当に自分の興味あるものを選択して授業を受けることができるので、とてもやりがいを感じると思います。

 

そしてもう1つ、中学・高校と違うのは、誰も世話を焼いてくれないということです。

行けば分かりますが、大学は留年する学生・中退する学生が非常に多いです。

大学というところは、そういったドロップアウトしてしまう生徒に、いちいち声をかけたりはしません。

授業料さえ払えば、別に留年しても構いませんよ、のスタンスです。

 

 

この授業料、いったいどれくらいかかっていると思いますか?

受講する講義の数を年間10講義として、前期後期で28コマ受講すると、年間280コマの講義を受けることになります。

大学は順当に進めば、文系であれば3年間でほぼ単位を取りつくしてしまいますので、3年間で840コマの講義を受けることになりますね。

 

そして学費についてですが以下の通りです。

国公立大学の場合ですと、4年間の授業料(入学金含む)は242万5,200円、

私立大学の場合だと4年間で安く見ても385万9,543円(文系学部平均)と言われています。

ちなみに医歯系学部だと、2,245万682円(平均)なのだそうです。

 

これを先ほどのコマ数(840コマ)で割ると、1コマあたりの授業料は次のようになります。

国公立大学⇒2,887円

私立大学 ⇒4,594円

 

・・・大学は集団授業なのに、1コマあたりの授業料がこんなにかかっているのです。

例えばある曜日に3コマ授業が入っていたとして、もし1日休んだら国公立でも8,661円、私立大学なら13,782円損することになります。

もちろん、施設費などもありますので、単純にこの額ではありませんが、とにかく安くはないお金がかかっていることは間違いないですよね。

 

 

だから全生徒に、『全ての授業に出席するつもりで通いなさい。』と伝えています。

学生の本分は勉学にあるから・・・と言いたいところですが、一番は単純にお金がもったいないからです(笑)

その授業料、お父さんお母さんが時間と労力を費やして、あなたの将来のために使ってくれているのです。

 

 

先日、早稲田大学に合格した卒塾生のお母様の話を聞くことができました。

早稲田大学なんて楽しい大学に通い出したら、遊びの方に精が出てしまわないだろうか・・・とこれまた余計な心配をしてしまいましたが杞憂でした。

しっかりと授業も受けて、それどころか資格を取るために専門学校に通っているのだそうです。

うん、大学1年生でここまでできる学生はなかなかいませんので、みなさんはそこまでを目指さなくても大丈夫ですよ!

 

ただ想像してほしいんです。

せっかく第一志望の大学に合格して、ダラダラ過ごして留年したり退学してしまうのと勉強と遊び、しっかりとメリハリをつけて過ごして有意義な学生生活を送り、自分の一番やりたいことを仕事にするのではどちらがよいでしょうか?

 

だから今の受験勉強はもちろんすっ・・・ごくしんどいと思いますが、まだまだ通過点なのです。

みなさんの人生、これから先長いです。

その長い人生を、たかだかこの後の数か月が決めてしまうのです。

もちろん山口は第一志望が全て、などとは思っていませんし、大学に行かなくても立派に社会に貢献している人がたくさんいることも知っています。

でもみなさんは少なくとも、今第一志望の高校や大学に行きたいと思って勉強しているはずです。

後で後悔しないよう、今しっかりと頑張ってください。

そしてみなさんが今こうして勉強できていること、この先高校や大学に通えるのはご両親の日ごろの頑張りがあってこそだということをしっかりと胸に刻んでほしいと思います。

 

・・・というわけで、今日も長文になってしまいましたが最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

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