芸能人の田村さんの青山学院受験について
こんにちは!
先日Yahoo!ニュースか何かで、芸能人の田村淳さんが青山学院を受験するとのニュースを拝見しました。
素晴らしいですね。
しかも合格したらきちんと4年間通って学ぶとのこと。
本当に羨ましい限りです。
さてこの田村さんの受験ですが、現実的にはもちろんかなり厳しいです。
正直いうと客観的にみて、合格する最善の方法は、青山学院が採用している『自己推薦』受験、これしかないと思います。
一般入試となるとあと5か月程度、現在の田村さんの偏差値が32とのことなので、現実的にこれはかなり厳しいと言えます。
ちなみに具体例を挙げますと、昨年当塾から青山学院に合格した卒塾生の偏差値が、当時平均して70、良い時で80を超えることもありました。
ちなみに彼は英語と国語は西尾高校で常に10番以内、ニガテとしていた世界史ですら、偏差値65以上をキープしていました。
彼にとっては青山学院は滑り止めではありましたが、それでも問題や受験生のレベルなどを考えると、決して簡単な学校ではありませんでした。
恐らく西尾高校の上位20%をキープするくらいの学力がないと、G・MARCHは安心して合格とは言えないと思います(もちろん学部によりますが・・・)。
さあここで話が戻ります。
つまり田村さんは今現在、ほとんど学力がない状態からスタートして、たったの数か月で西尾高校に合格して、さらに西尾高校で学ぶ3年間分を学習した上に、西尾高校の上位20%の学力を手に入れなければならないということになります。
もちろん青山学院は、英語 + 国語(漢文を除く) + 社会 の3教科受験なので、やるべきことは相当絞られるでしょうが、それでもとにかくきついのです。
みなさん野球の経験がまったくない高校生が、数か月のトレーニングで野球強豪校のレギュラーになって、甲子園に出場できると思いますか??正直それが相当厳しいということは誰にでも分かると思います。
たったの数か月で、甲子園に出るようなプレイヤーの技術・フィジカル・経験を手に入れることなんて、できるはずがないのです。
いや、春高バレーでもサッカー冬の選手権でも、陸上競技でも・・・将棋や囲碁でも何でもいいです。
一流になるためには、長い年月を重ねて積み上げていく必要があります。
ところがこの当たり前に分かる事実も、なぜだか勉強だと『何とかなる!』と思っている人が非常に多く見受けられます。
もちろん、絶対に無理なんてことはありません。
しかしながら、大学にしても高校にしても、スポーツの世界と同じように一生懸命頑張ってきたライバルがたくさんいて、その彼らとしのぎを削っていかなければならないのです。
それはどこの塾や予備校でも変わりません。
みんな自分が一番行きたい学校に行きたいと思って日々勉強しています。
現状の日本の受験のシステムでは、残念ながらそのライバル達よりも1点でも多く取る学習をしていく必要があります。
いや、山口もですね・・・本当は『当塾は完全1対1のマンツーマン授業!しかも社会人講師が常に教室にいて質問し放題!だから今からたったの数か月で誰でも逆転合格できますよ!』って言いたい・・・言いたいんですよ・・・。
でもそんな方法が存在するのならば、この世の中に学習塾や予備校なんてものは必要ないですよね??
山口も『これで大丈夫!どんな受験生も3か月で一発逆転合格!』みたいな本を書いてベストセラー、左団扇で暮らしてます。
だけどそんなうまい話はないんです!(ただうまい話はないかもしれませんが、当塾は最高の環境を用意しているという自信はあります)
どんなにいい先生がいても、どんなに最高の環境があったとしても、最後は君たち自身が頑張らなければ何にもなりません!
野球にまったく興味がない子に、世界のイチロー選手が指導してもきっと何にもならないでしょ??
ちなみに山口、テニスをプレイすることに興味はないのですが、そんな山口が錦織選手のコーチを受けても、おそらくこれまた何にもなりません・・・。
さあ受験本番まで残りあと少し。
しんどいのも分かります。
苦しいのも分かります。
でもどれもこれもみなさんが本当に行きたい学校に行くため。
まだまだできることはたくさんあります。
最後の最後まで頑張りましょうね!
~1・2年生対象キャンペーン~
①2週間教室通い放題(中間テスト対策などにご利用ください)
②通常の体験授業とマンツーマン指導もやらせていただきます(こちらももちろん無料です)
③他塾との併用ももちろん可能です。