当塾はいつでも登塾可、いつでも質問対応しております

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教室長ブログ

というわけで、中学生高校生ともに期末テストが終わりましたね!

私立の中学校は終わっていないところもありますので、もうひと踏ん張り頑張ってくださいね!

 

 

さて当塾ですが、タイトルの通りいつでも質問を受け付けております。

常時社会人講師が教室にいますので、どんどん質問にきてほしいと思います。

 

しかし一言で『質問は常時受け付けています』といっても、子ども目線ではなかなか難しいものがあります。

高校生は臆せずどんどん質問に来てくれますが、中学生にはなかなか難しいのです。

 

 

理由はただ一つ。

『恥ずかしいから』です。

そのため当塾では、指導の空間と自習の空間から少し離れた場所に、面談と質問用の空間を用意しております。

 

 

ここなら声も外に漏れないので、心おきなくどんな質問でもできますね!

 

さて、それにしてもなぜこのような空間が必要なのでしょうか?

大人目線からだと(何でも質問すればいいのに・・・)と思うかもしれませんが、中学生くらいだとなかなかそれが難しいのです。

 

 

山口の実体験を紹介させていただきます。

度々ブログで書かせていただいていますのでもうみなさんご存知だと思いますが、山口は中学校3年生のある時期まで、本当に学校の成績がビリの方(事実ビリを取ったこともあります)だったのです。

 

 

それがある日思い立って勉強を頑張ることになるのですが・・・。

何せ貴重な中学校の2年間以上を勉強せずに遊んで暮らしてしまったので、勉強なんて分かるはずもないのです。

 

勉強どころか、何から始めたらよいのかもわからない状態でした。

そこで思い出したのが、当時の先生方がおっしゃっていた『分からないところがあったらいつでも質問に来なさい。』でした。

 

これは行くしかない。

中学生の山口はそれはもう勇気を振り絞って職員室へ行ったのです。

今でも忘れません、質問の内容は『平方根の分母の有理化』です。

数学の先生から返ってきた答えは子ども心に衝撃でした。

 

 

『おまえこんなのも分からないのか。本当に普段授業聞いていないんだな。』

 

 

山口が先生に質問に行ったのはこれが最初で最後でした。

まぁ・・・先生がそう思うのも無理からぬことですし、言いたくなる気持ちも分かります。

そりゃあずっと数学を教えてきた先生からしたら、『平方根の分母の有理化を知らない』という事実は、普段まったく授業を聞いていないという結論に達してもおかしくないですし、くだらない質問になってしまうのでしょう。

 

 

しかし子どもたちはみな一生懸命なんです。

質問に行くのだって勇気を振り絞っていくわけです。

どんなに簡単な問題でも、大人の物差しで勝手に『こんな簡単な問題を・・・』などと思ってはいけないですし、まして子どもに伝えてはいけません。

 

これが学校や塾で、子どもたちが質問に行けない理由です。

当塾は『完全1対1のマンツーマン指導』ですので、塾生が『本当に理解して、アウトプットできるまで』をゴールとしていますが、加えて『いつでも通い放題、質問し放題』の環境を作っております。

 

 

というわけでテストが終わったから仕方のないことですが・・・質問がめちゃくちゃ減ってる!

いや、とりあえず自習に来て!

テスト前は教室の自習空間がパンパンだったのに、テストが終わってから激減!

 

ここだよ?

ここで頑張れるかどうかにかかっているんだよ??

 

ちょっと前にもお伝えしましたが、テスト前なんて誰でも勉強するんだから!

あまり勝った負けたの話は好きではありませんが、それでもライバルに勝とうとするならば、みんなが勉強しないときにやっておかないと差なんてはずがない。

遊びたいときにこそ頑張る習慣をつけたいですね!

 

 

さて、傷心のまま家路についた中学生の頃の山口少年でしたが、ありがたいことに数か月後にはニガテの数学でも8割を切ることはなくなりました。

理由は簡単で、後に東大に行くことになる針本君という秀才とお友達になったのです。

針本君は勉強もスポーツも万能だったのですが、唯一水泳だけがニガテだったので、夏の海で山口が水泳を教える代わりに、針本くんに完全マンツーマンで数学を教えてもらったのです。

 

山口は『塾に行ったことがない』と言い続けてきましたが、よく考えたらこの針本君のマンツーマン指導が塾だったわけです。

今でも覚えていますが、針本君の勉強部屋の机には、中学生なのに黄チャートが『数ⅠAから数ⅢC』まで並んでいて、独学でベクトルをやってました(笑)。

そんな針本君からしたら『分母の有理化』なんて熟睡しながらでもできるような問題だったと思いますが、決してバカにしたりせずすごく丁寧に丁寧に、本当に分かるようになるまで教えてくれました。

 

だから山口にとっての数学の先生は、この針本君だったのです。

もちろん、それまで勉強をサボった山口が一番悪いんです。

学校の先生のせいにしてはいけない。

それでもやっぱり、この友人がいてくれたからこそ、今の自分があるのだと思わずにはいられません。

みなさんは学校や塾で質問できてますか?

山口のような辛い思いはしていませんか??

 

 

さて、そんなわけで塾生諸君、今日も質問待ってます!

 

本日も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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