桜咲く ~その2~

続きです。

 

それだけ勉強しているのに、実際に単語もしっかりと確実に覚えていっているのに、模試などの結果に反映されていなかったのです。

本当にきつかったと思います。

 

 

何せ、本当に1日10時間近く勉強して、やりたいことも全部我慢して頑張っているのに(ちなみにスマホは封印していました)、一番欲しい模試の結果が出てくれないのです。

 

今だから言いますが、一番最後の模試であるセンタープレまで、紅葉さんという女の子はずっとE判定、天依音さんという女の子はB判定やC判定も出ていましたが、2人とも厳しい状況が続いていました。

 

 

しかし担当していた都築先生は、絶対に大丈夫だと確信していました。

先のブログでもご紹介させていただきましたが、当塾では入塾の瞬間から受験が終わるゴールまで、短期・中期・長期のカリキュラムを組んでしまいます。

(カリキュラムの一例)

 

だから結果に表れていなくても、指導している私たちは『いつまでに、何ができていれば最終的な結果は必ず出る』ことが理解できています。

模試の結果ではなく、本人の学習定着率が芳しくないときは細かく軌道修正していきますが、パッと見の模試の結果では右往左往することはありません。

 

 

ただしそれは指導する側の話です。

 

 

 

実際に学校で模試の結果をもらってくる彼女たちは、本当に気が気でなかったと思います。

 

こんなに頑張ってるのに・・・。こんなに頑張ってるのに・・・。

 

何度もそう思ったと思います。

 

本人たちからは口には出しませんでしたが、何度も投げ出したいと思っていたと思います。

 

 

 

模試の結果が出て教室に来るたびに、『大丈夫だから、絶対に大丈夫だからね!』と声をかけ続けていました(※実際のところ、厳しい言い方かもしれませんが、最低限の努力をやろうともしていない生徒に対してまで、根拠もなく『大丈夫』とは言いません。それでも『大丈夫』と言ってしまうのは、ただの無責任ですので・・・。)

 

 

 

そして彼女たちも・・・もっと言えばお母さん方にも信じていただいて、頑張ってくれた結果が最後の最後に出たのだと確信しています。

彼女たち、入試当日も教室に来て勉強してましたからね(笑)。

『今日くらい休んでいいと思うよ。』と声をかけても、『まだ受験が終わったわけじゃないので!』と言ってラストの22時まで残って勉強していました。

 

 

 

 

あ、今回は彼女たちが『わたしたちのことはブログに載せてもいいですよ!』と言ってくれたので、2人の話ばかりしていますが、うちにきている塾生たちは本当にみんな同じくらいの熱量で頑張っていたということを付け足しておきます。

 

質問もたくさん来てくれましたしね!

 

そんなわけで、ちょっとだけ勉強の話をさせていただきますと、単語を100個や200個・・・もっと言えば1,000個程度覚えたところで、英語の偏差値なんて上がりません。

単語は最低限やるべきことではありますが、そこに文法や構文が少しずつ少しずつ積み重なって、気が付いたら問題が解けるようになり、長文が読めるようになるのです。

 

 

でもそうはいっても、それを1人で頑張るのはとても難しいですよね?

 

 

英検1級、準1級の講師がマンツーマンで指導、というのは当塾の売りではありますが、実のところそこよりも、マンツーマンでしっかりとゴールまでの道筋を立てて、計画に沿って学習を進めていくというのが一番のストロングポイントなのです。

 

 

 

 

 

そして先日のブログでもご紹介させていただきましたが、大学受験に関して言えば、塾生全員が合格しました。

この私立大学最難化の年に、全員本当によく頑張ったと思います。

 

 

そして話が戻りますが・・・先日花束を持って教室に挨拶にきてくれたのです。

 

もうなんですかね、こみ上げてくるものがありますね。

 

何というかうまく言えないんですけど、もちろんお父様お母様の愛情を受けて、健やかに成長したからというのが第一ですが、勉強面だけではなく、見た目も中身も一番子供達が成長する、中学高校という大切な時期に携われることは、本当に誇らしく思いますし、感慨深いものがあります。

 

 

 

彼女たちが帰ったあと、教室でぼんやり(きっといいキャンパスライフを送って、いい友達や恋人を作って、自分のやりたい仕事をやっていつか結婚して・・・)などという考えなくてもいい5年後10年後を考えてしまい、1人でうるっとしてしまいました(気持ち悪いですね、すみません(笑))。

 

それにしても1年前は、『これtoなのに、なんで直後が動詞じゃないんですか??』

山口『このtoはね、不定詞じゃなくて前置詞のtoなんだよ。toは見た目同じだけど、前置詞と不定詞があってね・・・』というやり取りをしていたのに、最後の方は、

 

『この文章、接続詞の後にSとVがないんですが、』

 

 

そして最後の最後は山口恒例の、卒塾生全員に実施する最後の面談、『大学の授業は極力全部参加するように!』を伝えて、TOEICの参考書をプレゼントしてお別れとなりました。

 

 

 

これは塾生に限らず、中高生全員に声を大にしてお伝えしたいのですが、大学合格は最終ゴールではありません。

せっかく自分の行きたかった大学に合格できたとしても、中退したり、だらけて留年したりしていては何の意味もありません。

 

本当に余計なお世話ですが、君たちがこれから迎えるキャンパスライフは、本当に人生で二度とない貴重な楽しい時間になります。

ただしそれは、ご両親の日々の努力の積み重ねの上に成り立っていることを忘れてはいけません。

 

 

国公立大学に通う学生諸君でも、1つの講義にかかるお金は1,500円ほどかかりますし、私立大学に通う学生諸君だと3,000円強かかるのです。

 

1つの講義にですよ?

 

諸君もアルバイトをするようになるでしょうから、分かるようになると思いますが、1,500円、3,000円というお金を稼ぐのは楽ではないのです。

 

だから体調不良やどうしようもない事情がない限り、全ての講義に出席してしっかり学んで、3年間で単位は全て取って、最後の年はバッチリ就活して最後はお友達と卒業旅行に行ってきてください。

 

 

その方が100倍楽しいですよ?

 

 

(あ~学校だるいな~・・・)なんて思いながら、気の向くままに送る大学生活よりも、しっかりと毎日学校に通って、講義の隙間時間にお友達と楽しい時間を過ごして、学校が終わってからアルバイト、みたいな充実したキャンパスライフの方が絶対に楽しいです!

 

 

そんなわけで・・・当塾卒塾生はもし壁にぶつかったり、心が折られそうになったら、ぜひ山口に相談に来てくださいね!

 

 

 

 

 

さて・・・今回のブログはいつも以上にまとまりがなくとっちらかっていましたが、最後の最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

そして卒塾していった受験生のみなさん、FIXを選んでくれて、そして最後の最後まで努力し続けてくれて、本当にありがとうございました。

そしておつかれさまでした。

 

 

明日からはいつも通り、塾っぽいブログを書いていきます。

今回はご紹介できませんでしたが、他にも卒塾生から、また保護者様からご挨拶とお礼のお菓子などを多数いただきました。

塾生はもちろんですが、お父様お母様方にも本当にたくさんの時間を作っていただき、何度も何度も面談をさせていただきました。

本当にお疲れさまでございました。

卒塾後でも大学生活などでお悩みのことがでてきたら、いつでもご相談くださいませ。

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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