学年1位の報告(続き)

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中高生のみなさんへ

さて、昨日のブログでご報告させていただいた新中学3年生ですが、英語についてはセンター試験レベル、数学についても高校1年生後半(三角比)の学習をやっております。

 

そりゃ2教科とも100点になるわけですね。

 

 

一昔前の個別というと『学校の授業についていけない子』のための最後の砦、みたいなイメージがあったかもしれませんが、今やそうではありません。

 

もちろん、学習習慣のないお子様にも対応できるものですが、このように塾生の目的に合わせて、どんどん先取りすることもできるわけです

 

 

先日のブログでもご紹介させていただきましたが、公立中学校のカリキュラムというものは、文部科学省が定めた雛形に沿って作成されています。

40人弱の生徒が、集団授業で一斉に聞いて、5割前後が理解できるようなカリキュラムを作成しているわけですから、ついていけない子がいる一方で、本来ならばもっともっと高いレベルのものを吸収できる生徒が、その力を持て余してしまっていることだってあるわけです。

 

 

そして残念ながら、公立中学校のカリキュラムのみで、難関国立・私立高校の対策は絶対に取れません。

そもそも出題される問題が違い過ぎるのです。

 

 

完全1対1であれば、そんなお子様全てのニーズに対応することができます。

 

 

・・・しかし今回言いたいことはそんなことではないのです!

 

 

今回は公立の中学校と高校についてお話させていただきます。

 

 

 

愛知県は公立王国と言われており、明和高校・岡崎高校・一宮高校・刈谷高校・時習館高校・・・そしてここ西尾でも、西尾高校や西尾東高校をはじめとする5つの公立高校、全国的にみても本当に高いレベルの公立高校が、綺羅星のごとく存在します。

 

ですから、保護者様との面談などで、『中学受験をした方がいいのでしょうか?』『偏差値の高い私立高校を受験した方がよいのでしょうか?』などのご相談を受けたとき、その必要はないと思いますよ、とお返ししております。

 

 

ただその一方で、やはり中高一貫私立の環境というものは、間違いなく素晴らしいというのも事実です。

当塾では4名の中高一貫私立に通っている塾生がいますが、とにかく授業が速いです。

 

 

中学受験の時点で相当な勉強をしているわけですが、彼らはその厳しい受験を小学生の時点で体験しています。

そして中学1・2年で、本来中学校3年間分を、中学3年・高校1年の段階で公立高校の3年間で学ぶ内容を終わらせてしまいます。

そして残りの2年間は、全て受験勉強に費やしてくるのです。

国公立二次対策、早慶上理対策、その他難関大対策です。

 

 

 

いわゆる偏差値が高い人気の大学には、そういった強力なライバルが集中しているという事実は知っておかなければなりません。

実際のところ、当塾の塾生の1人の男の子は、新高校1年生にして数ⅠAは終了しており、英語についても東大や京大に二次試験の自由英作文をやっていたりします。

 

余談ですがその彼は、朝の始発で電車に乗って、朝から夜まで勉強して、前回の学年末テストでは見事学年で12位という好成績で中学生活を終えました(どことは言えないのですが、偏差値70近い私立中学です)。

 

 

 

 

だから私立がいい、と言っているわけではありません。

冒頭述べました通り、愛知県は公立王国と言われており、環境もレベルも非常に恵まれていると思います。

 

 

ただし中高生のみなさんは、自分たちが行きたい大学にはそういったライバル達がひしめいていることを自覚しておかなければなりません

 

中高一貫校に通っている中高生たちは、その辺を徹底的に叩き込まれてきます。

中にはついていけない生徒も出てきますが、そういった子供たちは容赦なく淘汰されていくのです。

そんな環境の中で生き残ってきた生徒達が、諸君のライバルなのです。

 

 

・・・と熱っぽく語ってきましたが、山口はこんなレベルの超がつく田舎の出身なので、普通に中高公立でした。

 

 

 

ただラッキーだったのは、後に東大に行くことになる非常に優秀なお友達がいたということ・・・。

こんなこと言ってはいけないのですが、普通に学校の授業より分かりやすかったです(これは中学校3年間、学校の授業をろくに聞いていなかった山口が悪いのです。学校の先生のせいではありません)。

 

 

いや~本当のところ、『当塾にくればどんな志望校が目標でも、100%合格させます!』、なんてことを言いたいのですが、世の中そんなに甘くないです。

 

 

勉強するのはみなさんですから(当たり前の話ですが)。

 

 

行きたいところがあるのであれば、本気で頑張ってほしい。

目標に対して足りないのであれば、自分のやりたいことを犠牲にしても頑張るべきでしょ??

 

あれはしたい、これはしたくないで通るほど世の中甘くないんです。

そりゃあ限られた時間、一生懸命頑張った生徒が報われるべきだと思ってます。

 

 

先月のブログで紹介した女の子たち、本当に毎日自習に来て、学校の昼休み中も英単語の暗記をして、受験当日も教室に来て『今日出題されたこの問題が分からなかったので教えてください!』と質問に来て・・・。

 

そこまで頑張れば、そりゃ受かるんです。

 

もしも今、みなさんが本気で行きたい高校や大学があって、偏差値の開きが5以上あるなら、何かを変えてください。

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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