西尾東高校の中間テスト(高校2年生)、問題的中!
塾生の女の子『先生!分詞構文のところ出ました!』
これは自画自賛したいです!
西尾東高校の英語の問題、ズバリ的中させました!
先週塾生から見せていただいたテスト範囲をパラパラ~っとめくって、(あぁ、自分が先生だったらここ出すな。)と思ったところが問題の形式までドンピシャでした。
塾生諸君、当然できたよね??
女の子2人はバッチリできてたみたいですが、他の子はできてたんだろうか・・・?
もう出る箇所から問題形式まで解説してあったんだから、ここが正解していなかったら怠慢でしかないぞ!
問題の箇所はズバリここ。
Having gotten spinal cord cancer at the age of nine , he become a wheelchair user.
この分詞構文、頭の従属節と後半の主節で時制がずれています(ここがすごく重要)。
『9歳の時に脊髄の癌になったので、彼は車いすユーザーになった。』
『脊髄の癌になった』という事実と、『車いすユーザーになった』という事実は、因果関係の時制にズレが生じているので、冒頭の分は分詞構文の過去完了形で書かれ、主節の文章は普通の過去形で書かれているわけです。
さっと目を通して一番難しく、かつ分詞構文を理解する上で重要な文章だったので、自分が先生ならここ出すなと思っていました。
分詞構文の条件は以下の通り!
・・・とその前に、先ほどの説明で頭に(???)となってしまった高校生諸君は、1年生の過去完了形からしっかりとやり直してください。
この問題を正しく理解するためには、『過去完了形と過去形の時制のズレ』『接続詞』『現在分詞と過去分詞』を完璧に理解しておく必要があります。
1つでも欠けていたら分詞構文は理解できませんので。
これを踏まえて仕切り直し!
分詞構文の条件は以下の通りです
(1)主語が『~している』という意味なら現在分詞、主語が『~されている』という意味なら『過去分詞』
(2)主語が同じ場合は従属節の主語は省略される。
(3)時制がずれる場合は、分詞構文の過去完了形を用いる
(4)分詞構文は接続詞も省略されていると考える(when because though if など・・・)
ちなみに今回の東高の書き換え問題、この1文に上記の(1)~(4)全て盛り込まれています。
Having gotten spinal cord cancer at the age of nine , he become a wheelchair user.
分詞構文は高校生がニガテとする英文法の単元、ベスト3に入ると言われていますが(山口調べ)、きちんと段階を追って理解すれば、1時間もあればマスターできます。
ただ・・・、今やっているように文字で説明するのには限界があることと、英語がニガテな生徒からすると何から手をつけたらよいか分からないから混乱してしまうだけです。
過去完了はもちろん、分詞そのものを理解していない状態で分詞構文の授業を聞いても、何一つ頭に入らないはずです。
授業を聞いてても分からないという高校生諸君、諸君の理解力が足りないわけではありません。
ただ単に、必要な手順が省かれてしまっているだけですよ!
断言します。
分詞構文は体験授業1回分で理解できますよ!
マンツーマンであればあなたの、あなたのためだけの指導ができます。
高校3年生で『分詞構文』や『仮定法』『関係詞全般』がニガテだという受験生、はっきり言ってその状態で受験を迎えるのは自殺行為です。
センター試験はもちろんですが、地元愛知だと南山大学や名城大学、愛知大学や名古屋外語あたりは毎年毎年同じパターンの問題を出題しています。
特に南山は冒頭の文法問題、後半の正誤問題で必ず『分詞構文』『仮定法』『関係副詞』の問題を出題します。
もう一度言います。
赤本見れば分かることですが、必ず出ます。
そして一昨年から始まった『私立大学の難化』も鑑みると、1点でも多く得点する必要があるわけです。
もし英語で苦しんでいるのであれば、お気軽に体験授業を受けてみてください。
必ず諸君に達成感と希望を持って帰ってもらえることをお約束いたします。