合格速報!(高校3年生の女の子)

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雑談

・・・というわけで、先ほどの長ったらしいブログを書いている真っ最中に、東高の女の子2名が合格報告に来てくれました。

 

何と2人とも全勝!

今年来年度と難化のピークと言われている私大受験で、見事全勝してくれました。

しかしどうやら周りの声を聞いても、やはり今年の受験は相当厳しいようで・・・。

 

さて、そのうち一人の子は先日のブログでも紹介させていただいた、『3年生の9月に英語の偏差値が42』だった女の子です。

もちろん志望校はほとんどD判定かE判定。

入塾したのが高校3年生の7月半ばでしたので、厳しいことを言えばほぼ絶望的な状況でした。

 

誤解のないようにお伝えしておきますが、『そんな短期間でも一発逆転が可能!』なんてことを言いたいわけではありません。

スタートは早ければ早いほどいいですし、遅れれば遅れるほどに苦しくなるのです。

 

この厳しい状況でも第一志望をはじめ全勝できたのは、彼女たちがどんなにきつい状況でも最後まで諦めなかったからです。

 

 

ちなみにですがそんな彼女、入塾時点では『自動詞?他動詞??』『完全文て何ですか??』状態でしたが、終盤では『これは先行詞が抽象名詞で、that以下が完全文だから同格の・・・』なんて説明ができるようになっていました。

 

最終的にはマークもしで70点前後だった英語が、最後の最後、本番のセンター試験では140点、私立も全勝合格という最高の結果で終わることができました。

 

英語の指導はもちろん徹底的にやるのですが、当塾がまず最初にやるのは志望校の傾向分析です。

彼女たちが受験する大学では『強調構文や倒置、難易度が高い比較』は出題されないということが分かっていました。

分詞構文や名詞構文も出るものの、それは長文でしか出題されないということも分かっていましたし、それに合わせて学習計画を立てて実際の指導に落とし込んでいきます。

 

以下は短期~長期で計画、作成されたカリキュラムシートです。

 

 

 

『英語がニガテだから英語の勉強をしましょう!』

 

それは当たり前のこと。

 

生徒一人1人の得意ニガテをしっかりと把握し、志望校で何が出題され、逆に何が出題されないのかまでを調べ尽くして計画を立ててこそ真の対策なのです。

 

 

もちろん、彼女たちがそれに応えて、全力で頑張ってくれたからこそ出た結果であることは言うまでもありません。

 

 

そして・・・、本当に最善の最善を尽くしても、時には厳しい結果が出てしまうこともあります。

でも、今まで本気で頑張った君なら大丈夫。

いくらでも挽回のチャンスはあります。

 

大切なのは、ここまで頑張ってきた道のりです。

塾なのでどうしても私たちは結果にこだわってしまいますが、本当に大切なのは結果ではありません。

この1年2年、期間にすると本当に短いですが、どれだけ君が努力を積み重ねたか、そしてそのことがこの先の長い人生の5年後10年後に活かされるかが大切なのです。

 

 

たとえ旧帝大や早慶上智などの最難関に合格しても、そこに努力の跡がなかったり、安易に中退なんてしてしまったら何の意味もありません。

逆に結果が伴わなくても、ここまで本当に頑張ってきた君なら、次の機会でもまた5年後10年後でも、その財産がきっと2倍3倍になって返ってきます。

 

 

ともあれ、合格おめでとう!

また教室に来てくれるそうなので、毎年恒例の合格体験記を書いてもらおうかなとたくらんでいる山口でした。

 

 

 

 

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