(自分で言うのもなんですが・・・)山口の枠はいったん締め切らせていただきます
本日の新規入塾者をもちまして、山口の枠はいったん締め切りとなります。
土曜日のみは空きがありますが、それも残りわずかです。
ありがたいことに他の講師の空きにつきましても残りあとわずかとなってまいりましたので、体験授業をご希望の中高生のみなさんはお早めにお問合せいただけたらと存じます。
さて、今日入塾してくれた塾生の男の子なのですが、岡崎高校合格が決まったその足で当塾の入塾を決意してくれました。
これ、本当にすごく大切です。
以前にも少し取り上げさせていただきましたが、大学受験において最も大切なのは、高校3年生ではなく1年生と2年生です。
3年生になってからシャカリキになって頑張っても、これはもう相当な努力を積み重ねないと、遅れた2年分はとてもじゃないですが挽回できません。
これから新高校1年生になるみなさん、みなさんの受験本番まで約1,030日ほどなのです。
そして難関大学合格に必要な最低学習時間というのが、一般的に『約4,000時間』と言われています。
だとすれば、みなさんは現時点で、平均にして毎日4時間近い学習時間が必要となるわけです。
・・・となると必ず(いやいや!部活もあるしやりたいこともあるのに、そんな時間作れないよ!)と言い出す高校生が現れるのですが、甘ったれちゃいけないですよ。
無理と決めつける前に、どうすればそれができるかを考えなければなりません。
1,030日を一か月に換算すると約34か月。
ということは、一か月に118時間ほど勉強すればよいことになります。
1か月を4.5週と考えるならば、118÷4.5=26時間・・・つまり一週間で26時間ほどの学習時間ということになりますね(正確にはこれでは4,000時間にちょっと届きませんが)。
平日が週に5日あるとして、平日は3時間ずつ勉強して計15時間、残りの11時間を土日にカバーすればよいので、土日祝日に5.5時間勉強すれば最低限の4,000時間はクリアできることになります。
それでもきついというならば、電車の移動時間や放課の時間、お風呂に入っている間も勉強すればいいじゃないですか。
無理かどうかはまず行動してからです。
やる前から『無理!』なんて決めつけていたら、そりゃあ無理ですよ。
ちなみに何度もこのブログで紹介していますが、この『4,000時間』という時間はあの『東進』が発表している数字です。
そして・・・。
これはいわゆる『旧帝大』や『早慶上理』、医学部などの最難関を対象とした数字なので、(自分が受けるのはそんな難関校じゃないしな~)なんて思っている受験生もいるかもしれませんが、今の君の志望校がどこであれ、前回の模試の結果がC判定以下ならそれはもう難関校です。
今からそれをA判定やB判定に持っていこうと考えているならば、難関校を受験するのと同じ質と量の努力が必要となります。
これから新高校3年生となるみなさんは、センター試験まで『300日』しか残されていないわけですから、今までサボってしまった自覚があるのであれば、1日8時間は勉強するつもりでいてほしいです。
ちなみに余談ですが、当塾の講師を含めてですが、山口が知る旧帝大以上の合格者は、みな土日は15時間近く勉強していたといいます。
平日に8時間確保するのは難しくても、土日の15時間は可能です。
・・・な~んて話をしていると、なんかもうやだな受験って・・・と思っちゃうかもしれませんが、別にそれならそれで構わないと思います。
ラッキーで合格するかもしれませんし、不合格になったとしても、その結果を受け入れればいいだけの話です。
本気の努力をしたと胸を張って言えるのであれば、たとえ第一志望が不合格であったとしても、その先でいくらでも挽回のチャンスはありますからね。
でもね・・・、結果が全てではありませんが、やはり第一志望に合格していく子達というのは一切言い訳をしません。
『部活が忙しかったから』とか『用事があってできませんでした』などとは絶対に言わないのです。
部活が忙しいのなんて当たり前でしょう?
これが大阪桐蔭の野球部員で、行住坐臥全て野球のことしか考えていなかった・・・なんていうなら話は別ですが、そんなケースはまれだと思います。
ほとんどのみなさんは、学習時間を確保しようと思えばできるはずです。
確保しようとしていないだけです。
・・・てもう本当山口はぐちぐちぐちぐちうるさいな~なんて思われそうですが、みなさんの時間は限られてるからなのです。
それに英語や数学の話ばかりしていますが、もちろんみなさんが勉強するのはそれだけじゃないですよね??
文系なら膨大な日本史、もしくは世界史もやらなければならないですし、古文や漢文もやらなきゃいけない、国公立を目指すなら数学も生物もやらなきゃいけないんです。
理系なんてプラス物理、化学と数Ⅲも加わってきますからね。
正直、『単語を覚えましょう!』なんてのは勉強以前の話なのです。
やることなんて山ほどあるんです。
だからここで『1日○○時間(これは残された日数によって変わります)勉強しましょう!』なんてのは、周りに言われるまでもなく、自分の意志でやってほしいなと願います。
さて、いつも通り話が冗長になってしまいましたが、本日はこの辺で!