英作文の添削

センター試験が終わりましたね!

 

とりあえず英語と国語は解いてみたのですが・・・国語はまあ例年通りといった感じで、平均点もそれほど変化がないのではないかと思われます。

 

英語についてですが、こちらは個人的に難化していたかなと。

特に文法問題では『知ってなければ解けません問題』が数問あり、文法力ではなく単なる暗記力が問われるような問題がありました。

 

整序問題は3問目が難しかったですが、2問は普通。

特に1問目などは(・・・なぜこれを問題に??)というくらい簡単な問題でした。

 

 

大問3は例年通りで難化していたのはグラフ問題でした。

まあしかしこれも第1問目、今年復活した第4問めなどはかなり簡単でした。

ただし10~15分で完答することは難しく、時間配分を考えるなら取捨選択が迫られた受験生もいたのではないでしょうか??

 

それよりも例年通りか易化していたと思われる大問5と大問6ですね。

ここは満点でなければいけません。

全体を俯瞰しても、一番難易度が低く、それでいて一番配点が大きいわけですから確実に取らなければなりません。

 

大問2の意地悪問題なんて、配点は『たったの2点』なのですから、ここで何問落とそうが長文は1問たりとも落としてはなりません。

 

そんなわけで、恐らく平均点は115点前後ではないかな~・・・とにらんでいます(外れたらすみません)。

 

そしてたった今数学の黒野先生に聞きましたが、『数学ⅡBが難化していた』とのことでした。

問題そのものは例年通りだったらしいのですが、明らかに計算量が多かったとのことで、恐らく時間が足りなかった受験生が多かったのではないかということでした。

 

ちなみにⅠAに関しては確率の問題で若干毛色が違う問題が出ていたらしく、恐らく『センター試験最後の年』ということで変化が加えられたのではないかということでした。

 

ただなんだかんだ言って、正直旧センター試験の準備というものは1年前くらいに済ませておくのがベストです。

 

つまり、現高校2年生なら今の時点で終わっていてほしいということです。

当たり前の話ですが、センター試験が終わったということは、みなさんに残された時間は1年。

 

365日の砂時計が今まさにひっくり返されたわけです。

私立専願でも3教科、国立志望なら5教科7科目、残された時間はあまりにも短いのです。

 

多くの学習塾が謳っている『夏は受験の天王山』というのはウソです。

夏の時点ではほぼほぼ大勢は決まっていて、そこからの『E判定から一発逆転』というのはほぼほぼ皆無です(教科数が少ない私立なら無くはないですが・・・)。

 

山口は大手学習塾に籍を置いていたので内情を知っていますが、もう後がなく追い詰められた受験生や保護者様をたきつけて、本来ならばもう間に合わないのに片っ端から入会させるために『夏は受験の天王山』などと煽っているだけです。

 

だから夏休み前には塾のCMが盛んになり、大々的なキャンペーンが増えるんですね。

その時に入会してくる受験生は、ほとんどが学習習慣がない中高生ばかりです。

 

一番の問題は、それまで学習習慣がまったくなかった中高生が、たったの数か月の追い込みで間に合うわけがないという事実です。

でも本人たちは藁にも縋る思いなので、勧められるがままに入会しますし、勧められるがままに夏期講習も取ります。

 

でもそうなったら・・・結局3年間塾と同じくらいの費用がかかってしまっていた、なんてことも珍しくありません。

同じ時間とお月謝をかけるならば、ラストの数か月で詰め込むよりも、2年3年時間をかけて、しっかりと準備した方がいいことは火を見るよりも明らかです。

 

もしも行きたい高校や大学があるのであれば、早期対策をご検討ください。

 

 

【英作文の添削】

・・・と今回は『英作文の添削』がテーマでした!

最近英検受験者だったり、英語に力を入れている大学を受験希望している塾生のために、英作文を強化しはじめたのですが・・・

※掲載の許可を取っておりませんのでこの距離で。

 

君らめちゃくちゃよくできてますやん・・・。

それもそのはず、手前味噌ですが当塾の塾生、英語の偏差値が70を超えている高校生がなんと9名います。

ちなみに60以上となると、合わせて16名。

 

在籍している高校生が34名ですので、およそ半分近くの塾生の英語の偏差値が60を超えているということになります。

 

さて話を戻しますが、じゃあ『受験にライティングの対策が必要なのか?』と問われたならば、偏差値が55までの私立大学が第一志望なら必要ありません。

 

従来通りの詰込み型の英語学習で充分に間に合います。

 

ただし国立大学や医学部医学科、早慶上智はもちろんG・MARCHや関関同立などを希望しているなら絶対に必要です。

特に国立大学ではほぼ間違いなく長めの英作文が必須となっており、配点も非常に高いです。

 

仮に『大学入学共通テスト(旧センター試験)』でこけたとしても、自由英作文や条件英作文の対策を取っていれば十分に逆転の可能性があります。

逆に言えば、ライティングの対策を取っていない状態で大学入学共通テストにこけたら、おそらく捲土重来のチャンスは失われてしまいます。

たったの1か月の対策で、国立2次の英作文で高得点を取れる可能性はゼロに近いからです。

 

それにその1か月は英語の対策だけやればいいわけではありません。

文系なら国語と数学、理系ならば数学ⅠAからⅢまで、加えて物理・化学までフォローしなければなりません。

 

さて、折に触れてご紹介してきましたが難関大に合格しようとするならば英語に必要となる学習時間は延べ『1,000~1,500時間』、数学は延べ『1,000時間』と言われています。

 

ちなみに英語の4技能は『読む・書く・聞く・話す』と言われていますが、いわゆる受験英語は『読む』にカテゴライズされます。

その次の段階に『書く』、今回で言う英作文がくるわけですが、当然受験英語レベルのことがこなせていなければ、『書く』という段階へ進むことは難しいです。

 

穴埋めや選択問題ができないのに、ゼロから採点者の満足のいく文章を書くことは当然難しいのです。

ですからこと英語や数学に関して言えば、高校2年生のこの時期には『大学入学共通テスト』レベルのことは終わっていて、各々が必要となる『国立二次対策』『難関私立対策』『英検準1級やTOEIC、TEAPなどの対策』に入れていることが望ましいです。

 

『今までまったく勉強しなかったのですが、1年で医学部や早慶上智に行きたいんです。』と言われても、それは『野球はやったことないんですが甲子園に行きたいんです。』と言っているのと同じくらい無謀な挑戦なのです(それは各大学の赤本や青本などで過去問に目を通したならすぐに分かります)。

 

大学が求めているのは、受験という大きな壁に意欲と綿密な計画性を持って、主体的に取り組めてきたかどうかです。

付け焼刃で何とかしようとする受験生には来ていただかなくて結構と思っているのです(山口がそう言ってるわけじゃないですよ!)

 

そして企業や社会が求めているのも、そういった壁を乗り越えてきた人材だけなのです。

 

『学歴がすべてではない!』それは確かにそうなんだと思いますが、それを言っていいのは『一応東大までは進んだんだけど、学ぶことがなくなったから中退したんだよね。』と言って本当に東大を中退したホリエモンみたいな人だけです。

 

やってもいないのに『学歴がすべてではない』などとどうして言えるのでしょうか?

 

だからまずは四の五の言わず勉強してみてください。

 

それに・・・まあ学歴だのなんだの関係なく、行きたい大学に行って4年間青春を謳歌できるのって最高に幸せですよ!

 

行けなくはないですが、大人になって社会に出てから大学に行くのは相当難しいです。

それに何より同世代の人間がいないのですから楽しみも半減するでしょう。

 

やっぱり中高生の頃に一生懸命勉強して、行きたい大学に合格して同じように努力してきた友人をたくさん作って、勉強にサークルにアルバイトに打ち込める4年間なんて、100年と言われる人生の中でたったの4年間しかありません。

 

・・・と、これまた全然関係のない話に進んでしまいましたが今日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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