合格体験記!(奈良大学合格おめでとう!)さらに追加の報告で南山大学、修文大学、愛知学院大学、星城大学、中部大学、椙山女学園大学、金城学院大学など・・・(その他多数)合格おめでとう!

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雑談

というわけで連日の合格ラッシュが続いております。

正直今年の3年生、ここまでの結果を叩き出してくれるとは思ってもみなかった・・・。

というわけで、まだ国公立の合格発表や公立高校受験の結果が残っているにも関わらず、すでに12名分の合格体験記が手元にあります。

今のところその内10名が第一志望合格ですね。

第一志望に合格を勝ち取れなかった塾生も、本当に全力を尽くし切ったのでまったく後悔はない様子です。

今日紹介させていただくのもそんな塾生の一人ですね。

以前もちょこっとだけ触れさせていただきました、工業高校に籍を置きながら大学受験を頑張った塾生です。

入塾してから間もなく受けた模試の結果が偏差値29、そこから本当によく頑張りました。

【1】合格した学校を全て教えてください。

・名古屋経済大学

・奈良大学

【2】授業を受けた教科と担当講師を記入してください。

また、どれくらいの期間指導を受けたかを教えてください。

受けた教科・・・国語(現代文、古文)、英語。担当講師T先生※塾に入ってから1か月ほど都築先生でした。

指導期間は去年の3月から今年の2月なので約1年くらいです。

【3】担当講師と教室にメッセージをお願いします。

T先生のおかげで無事大学生になることができました。本当に感謝しかないです。第一志望の愛知学院大学には落ちちゃったけど、自分が勉強したい学部のある大学に行けたのは、T先生がこんな僕に優しく丁寧に指導してくれたおかげです。1年というとても短い期間ではありましたが、本当にお世話になりました。

僕は大学では国語の教員資格を取ろうと思っています。先生のような教員になれるようにこれから精進しますので、先生も体を壊さないよう、体調管理に気を付けてください。本当にありがとうございました。

この教室も毎日のように自習スペースを使わせていただきありがとうございました。

(※ちなみにT先生とは、早慶上智や国公立二次の国語や英語担当の講師です。ちなみに高等数学や難関私立高校受験の数学最難関とされる早稲田の古文や漢文の指導ができる当塾の貴重な先生なのです。)

【4】受験で一番つらかったことを教えてください。

僕は高校が工業高校で、自分のような大学進学者が学年で3人ほどしかいません。それ以外のみんなは就職で、9月には進路が決まっていて、僕が勉強していた間も就職組の子たちはずっと遊んでいて、学校で勉強しようと思っても、教室が本当に「動物園かよ!」というくらい騒がしかったです。みんな遊んでて羨ましいとか、みんなと少しくらいバカやって騒ぎたいなとか思うことがとても多くありましたが、「自分は受験生なんだぞ!」と自分の心を鬼にして何とか乗り切りました。

結論何が一番つらかったのかというと、周りの友人たちの空気に飲み込まれないように意識して勉強したことです。

【5】受験で一番頑張ったことを教えてください。

最初に結論から言いますと、受験勉強です。僕が本気で受験勉強に取り組み始めたのが3年生になってからで、それまでの1年と2年はまったくといっていいほど勉強しておらず、なおかつ工業高校だったこともあり、学校の授業が中学校での勉強と同じくらいのレベルのものでした。その中でも勉強しなかったので、英語に関しては入塾当時の僕は中学生よりもできなかったと思います。

そんなところからのスタートだったので、大学に受かった時の達成感は、言葉では表すことができないくらいでした。それに加えて僕は、この受験勉強で大事なことを学びました。それは努力して諦めなければ必ずそれは報われるということです。受験勉強を頑張って学力も向上させることができたし、自分の人生においてもとても大切なことを学ぶことができ、とても良い経験になったと思いました。

【6】印象に残っている出来事があれば教えてください。

印象に残っていることは、塾に入ってから1ヵ月後くらいに都築先生にブチギレられたことです。正直、大学に合格できたのはT先生のおかげですが、多分この出来事がなければ大学受験に失敗していたと思います。・・・というのも今だから言えますが、都築先生に叱られたとき、めっちゃ悔しくて絶対に見返して大学に合格してやるよ!!と思い、そこから受験勉強に対する意欲が出てきて頑張ることができました。

(※ちなみに都築先生が本気で叱るのは、絶対にその塾生に合格してほしいと本気で思っているからなのです。

正直なところ、どうでもいいと思っていればわざわざ叱ったりしません。

叱れば嫌われる可能性もありますし、下手をしたら塾をやめてしまうかもしれません。

塾の利益だけを考えるならば叱る必要などどこにもないのです。

また、都築先生が本気で叱るときは、本気で頑張れる中高生だけであることを付記しておきます)。

【7】最後に後輩たちにアドバイスとメッセージをお願いします。

後輩たち全員に言えることは、「絶対に諦めたらいかん!!」、この一言に尽きます。たとえ自分の置かれている環境が大学受験に良い環境ではない高校だったとしても、絶対に自分のやりたいことや、自分の行きたい大学を絶対に諦めてはダメです。

こんなことを言っている僕自身、第一志望の大学は落ちていけなかったけど、あまり悔いはありません。なぜなら自分の精一杯を出し切ることができたからです。

このことを踏まえて僕は伝えたいことがもう一つあります。それは『やらない後悔よりやる後悔』この2点を心に留めて受験勉強に臨んでほしいです。

【最後に山口から追記です】

何度も申し上げておりますが、今年の受験生は本当に谷間の世代で、正直4月5月の時点ではどう転ぶか分かりませんでした。

当塾が早々に入塾を締め切ったのはそのためです。

新規の塾生を入れるくらいなら、今いる現塾生を全力でサポートしなければならなかったのです。

うちは大手のように多数の講師を抱えているわけではありませんので、生徒が増えても何とかなるような環境ではありません。

そんな今年度を象徴するような塾生の一人だったと思います。

体験授業を担当したのは山口ですが、今でも彼の一言が忘れられません『be動詞と形容詞ってなんすか?』。

そこからたったの1年・・・、いや、正確には1年未満で大学に合格したのですからこれは本当にすごいことなんですね。

そしてもうひとつ、彼は偶然にも山口の前職の大手学習塾からの転塾でした。

お父様お母様におかれましても、大手学習塾から当塾のような私塾への転塾は大変な勇気が必要だったはずです。

そんな中での大変なご決断、本当にありがとうございました(※ちなみにしつこいようですが、当塾は営業や勧誘などは一切いたしませんので、こちらの塾生についてももちろん引き抜きなどではありません。)

それにしても本当に清々しいですね。

本人も書いていますが、第一志望は勝ち取れなかったものの、彼が進んで行く奈良大学は、彼が自分でやりたいことを見つけて、それが学べる環境を自分で探して受験した大学なのです。

そして本当に全力を出し切っていれば、後悔などすることはありません。

名作『赤毛のアン』の作中で、受験勉強に苦しむアンがこう言うのです。

『一生懸命頑張って勝つことの次に素晴らしいのは、一生懸命頑張って敗れることなんだ。』と。

人間万事塞翁が馬という言葉もありますが、長い人生において何が幸いし、何が災いとなるかはわかりません。

そんなわけで山口は、彼はきっと実りある大学4年間とその後の人生を切り開いていくだけの力を手に入れたのではないかと確信しております。

あとは・・・なんと偶然にも教育上あまりよろしくない山口が所属していたバンド(めちゃくちゃうるさいのです)の大ファンだったということで、大学に入学したらバンド活動も頑張りたいとのこと。

ちなみに年明けのブログを見てたまたま知ったとのことで、世間は本当にせまいというか、どこで縁がつながっているのか分からないものだな~としみじみ思いました。

国語教師になりたいとのことですので、ぜひぜひ4年後には愛知県に戻ってきて、愛知県の子どもたちのために教壇に立ってほしいですね!

そんなわけで次回のブログは・・・西尾東高校のパリピ4人組女の子の合格体験記をご紹介させていただきます。

俗に言う『1軍の女の子たち』です。

いや~彼女達も本当に不安で不安で仕方なかった・・・(今だから言えますが)。

12月までずっとE判定だった子もいれば、英語の点数が18点(※ちなみに200点満点です)なんて子もいましたし、『体育祭も文化祭も頑張っちゃダメだよ!勉強頑張らないと!』なんて言ってもガンガン応援団長なんてやってるし・・・(結果それでも第一志望を勝ち取っていくのですが)。

今年の受験生は本当に大逆転劇が多かったです。

今の2年生が非常に優秀な成績を出しているので、どうしても今年の3年生は悪いところが目立ってはしまいましたが、彼ら彼女達なりにやるべきことを頑張って、しっかりと戦ってくれたのがこの結果につながったのだと思います。

ただだからと言って、『なんだ、やっぱりE判定からでも合格できるんじゃん。』なんて思わないこと!

基本的に高校3年生でのE判定はまず合格は厳しいです。

厳しいことを言えばC判定でなんとか勝負になるくらいの話です。

何度も言いますが、高校3年生なんて誰でも死に物狂いで勉強するんです。

君がどれだけ頑張っても、周りも同じだけ頑張ったなら君の偏差値や志望校の判定は一切変わりません。

他人よりも多く頑張って初めて少しだけ差がつくのです。

何とかなるなんて思わないでください。

相対評価は君なりの頑張りなんて毛ほども評価してくれません。

良くも悪くも平等に、合格点を取ったかどうかでしか合否は決まらないのです。

指定校推薦でもない限りは、それこそ何を犠牲にしても頑張るんだという強い気持ちを持ってください。

大学なんてみんな行きたいに決まってるじゃないですか。

それならやっぱり分相応の努力をしてください。

友達と遊ぶだの、動画や漫画に気を取られるだの甘ったれちゃいけない。

この局面でそんなものに気持ちが行ってしまうのなら、君の受験への思いはその程度だったということです。

この次に紹介する4人組は、とても仲の良いイケイケ4人組ではありましたが、マックやミスドで4人固まってワイワイ勉強するような高校生ではなかったことを追記させていただき、今日はこの辺で失礼させていただきます。

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