英語学習は早ければ早いほど効果的です

さて当塾ですが、このまま行けば他塾様と同様に、5月7日には指導を再開していく予定です。

気づけばもう5月、あとたったの数日です。

あとたったの数日を、私たちがどのように過ごすかで今後の対応も決まってくるでしょう。

パチンコ屋のお客さんのインタビューで、『コロナにはかからないよう気を付けてる。』とか、あろうことか子連れのお母様が『コロナにかかっても全然構わない。』と発言しているのを見ましたが、何度も言いますが当事者が罹患するかしないかの問題ではありません。

コロナウィルスを少しでもばらまかないようにすることが自粛の目的です。

もちろんパチンコ屋に限った話ではありませんが、今ここで、たったの数日間を我慢できるかどうかで、未来のある中高生が勉強できるか否かが決まります。

中高生が頑張って辛い時期を過ごしているのですから、私たち大人が先陣を切ってこの国難に立ち向かうべきかと思います。

【中学生の学習】

先日のブログで『中学生には無限の可能性があって、高校生や場合によっては大学生の内容も就学できる』とお話しましたが、じゃあそれが全てなのかというとそんなことはありません。

私自身、小学校も中学校も高校も全て公立でしたし、先取りどころか中学2年生の終わりまでは学年でビリだったのですから・・・。

私も指導者の端くれなのですが、こんな山口も指導者としての師がいました。

その先生は『愛すべき2割の落ちこぼれた生徒を愛しなさい』が口癖でした。

私自身がその落ちこぼれの2割の属していたので、できないことの辛さは誰よりも理解しているつもりですし、僭越ながらそこから這い上がる術も、他の指導者よりは知っているつもりです(何せ学年でビリでしたので、その経験は私にとってまたとないものであったと感謝しております)。

当塾は大学受験まで対応した学習塾ですので、指導カリキュラムは当然そこを最終ゴールに設定したものになります。

内容は高度なものになることも多いですが、ぜひぜひ臆することなく、勉強がニガテな中学生諸君も体験授業を受けに来てください。

必ずみなさんの目のウロコを落としてみます。

・・・てお堅い文章になってしまいましたが中高のみなさん、山口の中学高校時代なんて、ほとんどゲームと野球とギターでした!

夏なんて海まで歩いて5分くらいだったので、毎日泳ぎまくりです。

まあもちろんそのしっぺ返しは全部自分に返ってきましたが、本気でやれば大概のことは何とかなります。

山口が今から『プロ野球選手になろう!』と思っても、まあまずその夢はかないませんが、『今から早稲田や慶應大学に合格しよう!』なら可能性は充分にあります。

学びには限界がないし、きちんと頑張ればその結果は必ず返ってきます。

今は学校の授業が止まっていて不安だとは思いますが、しっかりと新研究や補強ワークでひたすら復習してくださいね!

【英語学習は一様ではない】

これまでも何度もご紹介してきましたが、英語という学問は最も時間がかかります。

そして、英語でどれだけ高得点を取れるか否かが大学受験の合否を決めます。

これは文系理系問いません。

例えば受験科目に数学を必要としない大学は山ほどありますが、どういうわけか理系も含めて、英語が不必要な大学は皆無だからです(稀に1教科2教科受験などで、英語を選択しなくてもよい大学はあったりしますが…)。

とにもかくにも、英語を攻略せずして、第一志望合格はありえないのですから、大学受験をゴールに設定しているみなさんは、中学生・高校生を問わず、英語の習得にしっかりと時間と労力を割かなければなりません。

【英語を本気でマスターしようと思うなら、受験英語だけでは不充分】

先に申し上げておきますが、受験英語が不要だと言っているわけではありません。

むしろ、『受験英語は英語学習の基礎中の基礎』で、中学・高校で学ぶ英語の土台無くして、英語の4技能の向上はあり得ません。

例えばの話、ゴールが『偏差値60未満の大学』であったり、『理系教科がずば抜けている理系大学への進学を希望する中高生』なら、受験英語だけで充分にお釣りが返ってきます。

当塾の理系講師、黒野先生なんて本当にあり得ない話ですが、センター英語140点で名大合格しています(※よい子のみんなは真似しちゃダメ!名大目指すなら英語は160点は取りましょう!)

石川先生も金沢大学の理学部ですが、こちらも英語は本当にニガテとのことで・・・。

でもいいんです。

彼らはニガテの英語を理系科目で挽回して、進む先も理系だったのですから。

しかしながら少しでも受験の負担を軽くしたいのであれば、(誤解を恐れずに言わせていただきますが)受験英語程度のことはできる限り早く終わらせるべきです。

【当塾で受験英語を最速で終わらせた塾生の例】

当塾のブログでも度々登場した、慶應高校に合格した塾生の例です。

箇条書きにすると以下の通りです。

(1)中学1年生で中学校3年間の内容を全て終了

(2)中学2年生の1年間で高校英語を終了(英検2級もここで合格)

(3)中学3年生の1年間は、最難関私立対策

ちなみにですが、彼は地元愛知の公立中学校に通っていた生徒です。

これだけ見ると(何もそこまでやらなくても・・・)と思われるかもしれませんが、やれるならやれた方がいいと思いませんか??

先にも申し上げました通り、中学高校で学ぶ受験英語って、英語学習の基礎中の基礎です。

できる子もそうじゃない子も集めて、一斉に集団授業で指導しないといけないから大変なだけであって、目の前の塾生1人に集中して指導できるなら、そんなに大変なことではありません(もちろん、指導を受ける側の不断の努力が前提とはなりますが)。

本来であれば、中学高校の6年間で、大学入学共通テスト(旧センター試験)の高得点を目指す学習をしていくのですが、実のところ、それはネイティブにとっては『小学校4・5年生の内容』です。

中学生が理解できないわけがない。

できなくさせているのは、学ぶ側や保護者様の先入観に他なりません。

そして、最も時間と労力がかかる英語の学習ですが、言うまでもなく早ければ早いほどいいです。

これはもちろん、高校3年生などは残された時間が短いという、単純な物理的な要因もありますが、できるだけ早い段階で『英語と日本語の構造がまったく違う』ということを腑に落としてほしいからです。

日本語にどっぷりと浸かった、残された時間が1年しかない高校3年生が、構造が全く異なる英語を理解するのは本当に大変なことなのです。

もちろん、当塾の卒塾生の例を取りましても、決して間に合わないわけではありません。

ですが、相当の負担が学習者にかかるのです。

日本語ももちろん大切なのですが、異なる言語をマスターする上で重要となるのは、早期段階で構造と背景の違いを理解することです。

ちなみに余談ですが、本日紹介した慶應生、文系ではなく理系です。

でも、もっとも時間のかかる英語をこれまでに習熟しているので、多くの受験生が英語に苦しんでいるときに、理系科目に集中できるのです。

英語は数学以上に時間がかかる学問です。

文系は言わずもがな、理系の生徒にとっても、英語を早期にマスターしてしまうことは大きなメリットになります。

そして、数学以上に時間帯効果と費用対効果が高い科目でもあります(ただの言語ですから、きちんと学べば誰でもマスターできます)。

【じゃあ受験英語以外に何をどう勉強すればいいの?】

もう結論から言うと、『当塾に来てください!』なんですが、それだと身もふたもないので、具体的な学習法について次回ご説明いたします。

チラッとお話すると、もしも早期段階から取り組めるのであれば、高校受験や大学受験のテキストなどよりも、『英検』や『TOEFL』『IELTS』などのテキストを中心に取り組んだ方がいいです。

高校受験や大学受験の参考書は、予備校などの著名な先生が作成されているのですが、いかんせん目的が『大学受験合格』に設定されているので、逆に言えばそれ以上のものは期待できません。

その詳細についてはまた後程改めて書かせていただきます。

それにしても今日はあったかい!

教室は窓4か所全開でちょうどいいくらいです!

教室の再開を楽しみに待っています。