明日から塾再開です!また、昨日のブログの続きです。※重要事項からお伝えしていきます。

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雑談

いつもいつも幣ブログをお読みいただきまして、誠にありがとうございます!

保護者様はもちろんのこと、意外にも塾生や先生もこのブログを読んでくれているとのことで、今日からちょっと書き方を変えて、話題が変るときにはきちんと副題をつけていきます。

それで必要そうだったら読んでいただけたら嬉しいですし、必要のなさそうな情報だと判断したら遠慮なく飛ばしていただけたらと思います。

それでは早速スタートです。

【明日以降はお伝えしておりました通り、中学校・高校がスタートするまで13時開校とさせていただきます。】

いくつか箇条書きしておきます。

(1)明日からは平日・土曜・祝日問わず13時開校となります

(2)しばらくの間は、高等理系講師石川先生の常駐時間を増やしていきます

(3)自粛期間中に指導できなかった分、明日以降振替指導していきます。

(2)についてですが、特に理系の塾生はどんどん質問に来てください!

石川先生の空き時間にも時給が発生しておりますので、もう遠慮なく質問に来てもらった方がありがたいです。

なお、石川先生が指導中で声がかけづらければ、山口に声をかけてくださいね!

(3)はどちらかというと送迎される保護者様に関係があります。

自粛期間中に指導できなかった分は、当然今後振替ていくわけですが、送迎のご都合などもあるかと思いますので、必ずカレンダーにてご確認ください。

ご都合が悪ければ日程調整いたしますので、不都合があればいつでもご連絡くださいませ。

【中間テスト・期末テストで英語の点数が0点でも、英検準1級は取れる】

さて、このお話はこれまでも4回ほどブログで取り上げておりますので、(もう前にも見たよ!)という塾生や保護者様は飛ばしていただけたらと存じます。

まあしかし英語で0点というのは・・・なかなかないですよね(ちなみに数学でも取ったことがあります)。

今考えてもゾッとしますが、そこまで成績が落ちてしまうと立て直しはなかなか困難です。

学習塾に通えば、学校の授業の進度は無視して基礎からやり直すこともできたのでしょうが、いかんせん島なので、そもそもそんなものが存在しません。

でも山口が真剣に勉強を頑張ろうと思ったのが、中学2年生の終わりの3月、もうほとんど中学3年生なわけで、その時点で0点ということは、まるっと2年分の土台ができあがっていないということです。

当然何をやったらいいのかも全く分かりませんでした。

そこで中学生の山口、すぐに気付きました。

(そうだ!学年1位の針本君に教えてもらえばいいんだ!)

ちなみに針本君は、塾に通うこともなく(塾が存在しないので当然なのですが)自学自習で中学校の課程を全て勉強して、中学3年生の頃には予習で数学の黄色チャートをやってました。

その後ストレートで東大に合格することになります。

ただで教えてもらうわけにはいかないので、山口は勉強を教えてもらう代わりに、野球と水泳を教えることにしました。

(よっしゃ!これで楽して成績が上がるぞ!)単細胞の山口少年は本当に単純にそう思いました。

なお余談ですが、その時から友人の層がガラッと変わっていきました。

勉強をしなかった頃の友人とは次第に疎遠になっていき、高校に通い出す頃にはほとんど遊ぶこともなくなってしまいました。

不思議なもので、今でも連絡を取るのは高校時代に切磋琢磨した仲間達で、中学1,2年生の頃に遊び惚けていた友人たちとはほとんど接点がありません。

話を元に戻します。

勉強そのものは針本君の家のリビングでやっていたのですが・・・、針本君は特に何かを教えてくれるわけではありません。

とにかく黙々と勉強をしています。

成績があまり良くない子あるあるなのですが当時の成績が最下層だった山口、めちゃくちゃ落ち着きがありません(笑)。

5分と集中力が持たず、頑張って20分程度。

針本君はその間もひたすら自分の勉強を続けています。

たまりかねて山口、本当にしょうもない雑談や学校の先生の悪口を言いだしたのです。

これも成績の悪い子あるあるなのですが、とにかく自分の成績が悪い原因は自分のせいではなく、周りのせいだと思っている(特に学校の先生)。

いや、山口は今でも中2の時に勉強嫌いになって一瞬不登校になったのは、中学2年生のときの担任M田先生のせいだと思っていますよ!

でも思ったところで・・・自分に何かいいものが返ってくるわけではないんですよね。

まあとにもかくにも、自分の課題に集中して取り組んでいる針本君に対して、何も分かっていない山口はひたすらまったくプラスにならない不毛な話をし続けたのです。

たまりかねた針本君、あるときこう山口に言ってくれたのです。

『貴宏君さ、ずーっと先生の悪口ばかり言い寄るけど、そいでなんか変わっとね?そいで貴宏君の成績が上がると??(訳:貴宏君はずっと先生の悪口ばかり言ってるけど、それでなにか変わるの??それで貴宏君の成績が上がるの?)』

もう本当に・・・顔から火が出るくらい恥ずかしかった。

結局のところ、針本君と一緒にいただけで、山口自身はまったく何もやってなかったんですね。

(でも・・・でも何からやればいいか分からないんだよ・・・。)

『(ここからは標準語で表記します)とりあえず、不定詞の文章と現在完了形の文章を10個ずつ、文法なんて理解しなくていいから丸暗記してきて。紙に書くでもいいし声に出すでもいいし何でもいいから。一週間後にテストして、できなかったら一緒に勉強するのはやめるから。』

もうめちゃくちゃ頑張りました(笑)。

人生で最も勉強を頑張ったベスト3がこの一週間です。

何せ『be動詞と一般動詞って何?あと三単現のSって何??』状態マンの山口が、たったの一週間で60個もの英文を覚えなければならないのです(不定詞の3用法、現在完了形の3用法×10)。

その時覚えた文章は今でも覚えていますし、最初の最初に覚えた”Have you ever seen a giraffe?”は生涯忘れないと思います。

やり方はとにかく書きまくりました。

自分なりに考えてやったのですが、1つの文章を覚えて次の文章を覚えるとき、前の文章も必ず書くようにしていて、忘れてしまったらまた1からやり直すというのを徹底しました。

つまり・・・例えば30個めの文章を書くころには、その30個めの文章だけではなく、1~30まで全て書けていなければならず(もちろん日本語は見ています)、途中で間違えたらまた1からやり直すというのを続けたのです。

学習効率でいけば、正直あまりいいものではありませんが、何の土台もなくまるっと2年間も勉強をサボっていた山口が、短期間で結果を出そうとするならば、当然みんなと同じやり方で良いわけがありません。

今にして思えば、不定詞は英語の文章の基本中の基本ですし、完了形で使われる”have”という単語は、何と英語圏で使われる動詞第2位なのだそうです(ちなみに1位はbe動詞)。

闇雲なやり方ではありますが、『SVOの文章に不定詞で情報を付け足す』『現在完了形で動詞や時制の考え方を理解する』ということがこの特訓でできあがったのだと思います。

最終的には学年ビリから最高学年3位まで成績は上がりましたし、高校も大学も、自分の満足できる結果を得ることができました。

大げさではなく、この時の経験がなければ英検準1級を取れるほど英語力は上がらなかったでしょうし、今こうしてみなさんに英語や国語を指導させていただくという機会も得られなかったでしょう。

【結局のところ、自分が頑張るしかない】

今成績を上げたいと思っている中高生のみなさん、結局のところみなさんが頑張るしかありません。

これまでにもたくさんの難関校に合格した中高生を見てきましたが、結局は『彼らが全力で頑張ったから』に尽きるのです。

カリキュラムを作成したり、指導を頑張るのは、学校や塾の先生の仕事です。

つきっきりで指導をして分からないというのであれば、それはもう100%指導者の責任です。

ですが一度理解したものや単純な暗記、これはもうみなさんが頑張らなければいけない。

そして理数系科目を含めてですが、5教科7科目、学ぶことの7割以上は暗記です。

信じるか信じないかはさておき、有名な和田秀樹先生は『数学も暗記だ!』とはっきり言っております。

私たちが学んでいる内容は、当たり前ですがすでに誰かが生み出したものであり、私たちが0から作り出すものなど皆無です。

小論文や英作文ですら、自分から生み出したものではなく(そもそもそれを書いたら大減点をくらいますが)、すでに世の中に存在していることを客観的にまとめて述べているだけに過ぎません。

厳しいことを言えば、思うような結果が得られていないのだとすれば、それはほとんどの場合が努力不足です。

例えば置かれている環境があまりよくなくて、経済的なサポートもなくて勉強ができないというのであれば与するものもあるでしょうが、学校にも普通に通えて、塾にも行くことができて、衣食住も不自由なくご両親から与えられて、何ならスマートフォンやその他欲しいものも与えられて、なおかつ『大学まで行っていいよ。』と言ってもらえれているのにも関わらず、ただの暗記さえ頑張らないというのであれば、それはもう学習者の責任です。

もちろん楽とは言いません。

単語を2,000語3,000語覚えようとか、1日に5時間も10時間も勉強しようなんて、そりゃあ楽な話ではありません。

でも世の中にはそれをやっているライバルがゴロゴロいるんです。

そんな彼らがいて、自分がサボってしまっているというのであれば、そりゃあ差がつくのは当然ですし、甘んじて受け入れるのも仕方のないことと思いませんか?

だからまずは腹をくくってください。

塾生諸君には何をやるべきかは、これからも何度も何度もしつこく、同じことを何回でも何百回でも言い続けます。

実際に頑張ることはもちろん大変なのですが、実のところ『何を頑張るかを理解すること』はそんなに難しいことではありません。

もちろん、この状況下ですのでそりゃあ愚痴の一つもこぼしたくなるでしょうが、それは自分だけではありません。

みな置かれている状況は同じなのです。

だから何かのせいにするのではなく、自分ができることを一生懸命頑張ってください。

・・・というわけで、結局のところ長くなってしまいましたが、本日も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

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