とある刈高生との雑談(本当に雑談です)

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今日は山口が担当させていただいている刈高生の女の子の授業がありました。

今回の模試の結果も非常に上々で、おそらく第一志望B判定くらいが出るのではないかな??と目論んでおります。

ちなみに仮にB判定だとしても全く問題ありません。

というのも、最も時間と手間がかかる英語・現代文がしっかりと得点出来ており、(そもそも英検準1級なので英語は免除満点扱いなのですが)、数学がちょうどボーダーくらい、落としているのが日本史と理科基礎なので、後半でこの暗記2科目を追い込んだら充分合格圏かなと相変わらず勝手に皮算用しております。

それにしても今日の授業はいい意味で参りました!

彼女は約1年前は本当に現代文がニガテで、特に記述は壊滅的だったのですが、今日の課題はほぼ満点(某国公立の記述です)、しかも本当に参ったのは山口よりも早く解いてしまったという・・・。

改めて高校生の底力に驚かされました。

彼女にはこの1年、記述力強化のため、現代文はもちろん英語も、とにかく『書く』に焦点を充てた課題を出し続けました。

しかしながら読解力であったり書く力は一朝一夕には上がらず、結果を求めずにただひたすら積み上げていく精神力が求められます。

何も刈高生だから大した努力もせずに上がったわけではなく、本当に愚直なまでに辛いことの反復を繰り返した結果がここにあります。

おっと、今日のメインはそんな話ではなかったんです。

ふと授業が終わって帰宅の準備をしている間に、刈谷高校の3年生がどんな様子かを聞いてみたのです。

【刈高3年生の日常】

刈谷高校と言えばいわずもがな、東海エリア屈指の公立高校です。

岡崎や明和、一宮などに並ぶ進学校で、毎年名大をはじめとする旧帝大に100人前後の合格者を出し、旧センターの平均点も700点越えと、結果もしっかりと出している高校です。

もちろん、当塾の刈高生たちを見ていてもみな非常に優秀なのですが・・・、何と言いますか『刈高生だから成績がいい』というよりは、『刈高生だからめちゃくちゃ勉強する』という表現の方が正しいですね。

現に今日お話ししている女の子、1年前の現代文は本当に壊滅的で、元々成績が良かったわけではありません(英語はずば抜けていましたが)。

ここ最近の学習の様子を聞いてみると、とにかくきついと。

他の塾生も言ってましたが、朝の補習と土曜日の補習、加えて課題の量がとてつもないので、平日はほぼ空いている時間は勉強、日曜日は朝起きたらもうすぐに勉強に取り掛かって、ぶっ通しで勉強しているのだそうです(そうじゃないと処理できないとのことでした)。

昼休みの時間も勉強している子もいるらしく、とにかく学校が一体となって目的意識を共有して、全力で頑張っている様子が伺えます。

ここで少し前にブログでご紹介させていただいた林修先生のお言葉を再度書かせていただきます。

『一番多いのは、単純に量不足です。進学校の生徒は、外部の生徒からするとびっくりするくらい勉強をやってます。一方で、周囲のレベルが高くなくて、知らず知らずのうちに低い基準で判断していると、「おれはこんなにやってるんだ」と思ってしまうんです。ところがその量自体が、実はそれほど多くないという場合が断然多いです。』

刈高生だから成績が良くて当たり前、なのではなく、刈高生はシンプルに、めちゃくちゃ勉強をしているんです。

もちろん当塾には、高校など関係なくものすごく成績のいい塾生もいます。

一色高校という非進学校でも偏差値65を取っている受験生がいるのですから、一見すると学校は関係ないように見えますが、彼は彼で高校1年生の頃からものすごく勉強してたんです(ちなみに今日も22時過ぎるまで勉強して帰っていきました)。

もし今の君が思うような結果が出ていないのだとすれば・・・それはただ単に学習量の問題かもしれません。

そもそもフィジカルに左右されるスポーツとは違い、学習に生まれ持っての優劣など存在しません(超人的な天才もいるにはいるでしょうが、おそらく1万人に1人とかの割合なんじゃないでしょうか?)

そんなわけで、とにかく自分を信じて勉強してください。

手前味噌でも何でもなく、当塾の現役塾生と卒塾生は成績実績優秀な塾生ばかりですが、1人の例外もなく全員が努力の人であることを付記しておきます。

みな成績が上がるどころか下がることを経験しても、歯を食いしばって諦めずに勉強を頑張ったのです。

いや、もう本当に、『どろくさい努力は必要なし!最速最短でE判定から難関校に一発逆転合格!』・・・なんて山口も言いたいですよ本当に・・・。

でも結局のところ、一番行きたい高校や大学に行けるかどうかは、自身の身をどこまで学習に捧げられるかどうかです(もちろん勉強に限った話ではありませんが・・・。)

ちなみに世界のイチロー選手ですが、小学校の頃はごくごく平凡だったのだそうです。

それでも練習量が尋常じゃなかったので、『おまえまさかプロにでもなるのか?』と言われたそうで・・・。

その後は並外れた努力で名門愛工大名電でエースで4番になるわけですが、それでもとんとん拍子だったわけではありません。

何せ甲子園では目立った活躍はしていませんし、ドラフトも4位だったのですから、その時点での評価はそれくらいでしかなかったのです。

でもプロに入ってからも練習量は減るどころか増えていった。

なんと試合が終わったあとも居残り練習をして、それが深夜の2:00まで及ぶこともあったのだとか。

その後の大活躍はみなさんもご存知の通りですが、偉大な結果にはやはりそれに見合った努力が裏にあります。

だからこれからも塾生全員に似たようなことを言い続けますし、これからも目標のために全力で頑張る中高生のみなさんに選ばれる塾でありたいと願っています。

・・・なんてことをつらつら書いていたら深夜の0時前・・・。

そんなわけで本当に雑談でした!

最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

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