ニガテだと思っているのは本人やお母様だけで、実はかなり得意であることが多々あります。

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雑談

先日中学校3年生の女の子の無料体験の授業をさせていただきました。

山口が文系のブログばかり書いているからだと思うのですが、当塾は英語がニガテだという中高生の体験授業が非常に多いです(※実は当塾、理系の先生の方が多いです。実際はバリバリの理系の塾なのです)。

それはさておき、今回体験授業をさせていただいた中学生の女の子、お母様へのヒアリングだと『英語がかなりニガテで・・・』ということでしたが、蓋を開けてみるとかなりよく理解していました。

入りとして現在中学校3年生が学んでいる『現在完了形』を見させていただいたのですが、多少のケアレスミスはあるものの、肝の部分は完璧に理解できていました。

ただ問題なのは、いわゆる中学生のみなさんに言えることなのですが、学習時間がどうしても足りておらず、難しい『現在完了形』は理解しているのに、その前に学校で習ったはずの『受動態』を若干忘れてしまっていました。

これはただの復習不足ですので、学習時間を平日2~3時間、土日祝はその倍に増やすだけで充分に改善されます。

とにもかくにも、こちらのお子さんは普段の学習量が少ない状態で、集団授業で『現在完了形』をほぼ完璧に理解していたので、英語はニガテどころか得意な方です。

ただただ、復習が足りていないから過去に学んだ内容が定着していないだけです。

当塾を選んでいただけるかどうかはご本人と保護者様次第ですが、もし当塾に来ていただけるなら、かなり前倒し指導をさせていただいて、高校に入ってから困らないような状態まで指導させていただくつもりです(当塾から営業や勧誘のお電話などは一切いたしませんので、選択は本当にご家庭次第となります)。

しかし先日ご入会いただいた中学2年生の女の子もそうなのですが、ニガテだニガテだと思い込んでいるのはご本人やご両親であることが本当に多いです。

恐らく同じような子が、西尾市内の中学生だけでも、相当数にのぼると思われます。

これは本当にもったいないです。

気付かないままで高校生になってしまったら、それこそ本当にニガテになってしまいますし、その気付かない時間が長ければ長いほど、修正に時間がかかります。

乱暴な物言いをしますが、英語さえできていれば、とりあえず受験は何とかなります。

もちろん理系を選択するならば、『英語だけで何とかなる』などという無責任なことは言えませんが、文系なら本当に何とかなります。

山口の同級生で、英語だけずば抜けていて他はからっきし・・・なんて女の子が、英語のみで推薦入試を受けて筑波大学に合格してしまいました。

どういうわけか分かりませんが、日本の受験では英語ができるか否かは成功のチャンスに大きな影響を与えます。

そして、実のところ、中学生の段階ではほぼみな平等にチャンスが広がっています。

ただ、間違ったやり方で学習してしまうと、本来できていたはずのことがどんどんできなくなり、そのまま高校生になるとその修正には大変な時間と労力が必要となります。

一度ゼロにして、もう一度中学生からやり直しながら、高校文法と英単語と熟語を並行していくのです。

これは極めて非効率的ですし、今まで学んだものを一度ゼロにするというのは、学習者にとっても大きな精神的負担がかかってしまいます。

当塾を選ぶか否かはさておき、英語の点数が芳しくないなと思ったら、まず英語に対する適正を疑う前に、現在の学習法が間違っていないかどうかを疑ってみてください。

英語は日本語よりもはるかに簡単な言語ですので、日本語を自由に操れる私たちなら、絶対にマスターできる言語なのです。

【休みたい、サボりたい時こそ頑張ってほしい※ただし山口の主観です。合わないと思ったなら参考にしなくても構いません】

勉強というのは本当に公平です。

スポーツや芸術の世界でも、努力が結果を生むわけですが、正直平等であるとは言い難いです。

ものすごい努力が必要となるのは言わずもがなですが、全員が同じ努力をしたとしても、勝者と敗者が生まれますし、芸術の世界では運も必要となるでしょう。

ゴッホの絵画なんて、今では何十億何百億円という高値で取り引きされていますが、ゴッホが存命の間に売れた絵画はたったの一枚だったのだそうです。

スポーツや芸術で身を立てるとなると、努力だけではいかんともしがたいものがあります。

だけど勉強だけは違います。

勉強だけは、正しい学習法できちんと努力さえ積み上げたなら、例外なく全員結果が出ますし、点数さえきっちり取れば、誰でも第一志望に合格できる可能性があります(もちろん、早く結果が出るか、遅く出るかの多少のタイムラグはありますが)。

もちろん、万全の努力を積み重ねても結果が出ないこともありますが、ごく一部の例外を除き、学習効率が悪いか、学習量が足りていないかのどちらかです(圧倒的に後者であることがほとんどです)。

だからみなさんにはシンプルに、毎日勉強してほしいです。

もちろん、友人と遊んだり、部活を頑張ったりするのも大切です。

でもだからといって、みなさんの目標達成のための勉強の時間に穴を開けていいわけではありません。

友人と遊んで楽しい時間を過ごした日、部活で疲れてへとへとな日、そんな日こそ少しでも勉強してください。

眠くて勉強にならないと思う日もあるでしょう。

でもそれでも勉強してください。

その日何も得られなくても構いません。

勉強なんてやりたくない、そんな日に頑張ったことは、1年後2年後、必ず役に立ちます。

『自分は勉強したくなかった日も、頑張って勉強したんだ!』その自信こそが一番きついときにみなさんを助けてくれます。

もしも『自分は意志が弱い』と諸君が自覚しているならば、お勧めは『何があっても一日たりとも休まない!』と決めることです。

こちらは山口の今月のジョギングの履歴です。

先週は大雨続きでしたが、いつも以上に長い距離を走りました。

ちなみに山口、走るのは好きじゃありませんし、根性もありません。

今でこそ禁煙に成功しましたが、7年前までは禁煙に100回以上失敗しています。

これは持論ですが、意志が弱いからこそ、一分の隙も作ってはいけません。

禁煙に100回以上失敗した理由は非常にシンプルで、『ちょっとずつ吸ってる本数を減らそう』とか『一本くらいならいいか』などという、甘えた考えをもっていたからです(※いないと思いますが、タバコは百害あって一利なしですので、大人になっても興味本位で吸わないように!)。

ジョギングにしたって、実は昔から何度も挑戦していたのですが、大概三日坊主で終わっていました。

雨が降れば休んでいましたし、旅行なんかに出かければ(まあ今日くらいはいいか)なんて思ってたりしてたんですね。

逆に意志が強ければ、休んだ分を他で調整するなんてことも可能でしょうし、それができるのならそうした方がいいです。

でも、自分が意志が弱いと自覚しているなら、人よりも厳しいルールを自分に課してください。

山口級に意志が弱ければ、辛いことなんていくらでも休む口実を作ってしまいます。

高校受験くらいならいざしらず、学ぶ内容も高度で量もけた外れの大学受験では通用しません。

しかしもしもそれで体調を崩したり、精神的に追い込まれてしまうよなら、その時は休めばいいです。

もちろん、やむにやまれぬ事情がある中高生もいるでしょうし、体調を崩すくらいならそこまでして頑張る必要はありません(ただ残念ながら、その間も頑張る受験生達は先に進んでしまっていることは理解しておく必要があります)。

体調を崩すまで頑張りなさいとは言いません。

しかし勉強のやりすぎで体調を崩すなんてことはそうそうありません。

365日100km走れ!・・・と言われたら、そりゃあ体調を崩すどころか絶対に不可能だと思いますが、平日4時間、土日祝10時間勉強しよう!ならできると思いませんか?(ちなみに受験生の場合です。非受験生はその半分でいいです)。

それも自分の第一志望合格のために頑張るわけですから、やるかやらないかは本人が決めればいいことです。

『大谷翔平や錦織圭みたいになる!』『ヒゲダンや米津玄師みたいな売れっ子になる!』だと、努力だけではいかんともしがたいものがあるかもしれませんが、『勉強を頑張って、一番行きたい高校や大学に行く!』は誰でも頑張れることです。

・・・とまあいつも通り、本日も長くなりましたがこの辺で。

そんなわけで今月は山口、毎日10km以上(月平均13,500歩以上)走ることを決めました。

有言実行、月末に画像付きで報告します。

山口のジョギングなんかよりみなさんの受験勉強の方がはるかに大変ですが、今日も明日も頑張りましょう!

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